2017年3月23日木曜日

フックについて 根掛かり回収率とコスパを重視したトレブルフック考

最近の新作ルアーでは特に大型、太軸のフックを採用したものをよく見かけます。


#4なんてサイズも結構ザラ。


また、そういうフックを背負えることが売り文句になっているルアーもままあります。


確かに、80㎝を超えるような大型スズキになると、かなり口も大きく、夏場など体力ある時期だと暴力的なファイトを見せるので、ヤワなフックでは心もとないと心配される方も多いのかもしれません。



しかし、穏やかないつもの浜でちまちまと小物相手にシャローの釣りばかりしているワタクシにはソレは無縁な話。

個人的にはどちらかというと、8番や10番サイズといった、小さめのフックを装着したい派です。


最近試してみようと購入したST-36TNの#8。自宅のフック箱からもう一つ出てきました。以前にも買ったことをすっかり忘れていた模様。知りませんでしたが、このフック、比較的新しい製品なんですね。


なぜかって?理由は簡単。根掛かりしたときに、フックを曲げてルアーを回収できる確率が高いから。


私にとって釣りをしていて一番のストレスは、根掛かりロストでルアーを海中に放置してしまうこと。(あと、ボラスレと糸ヨレも結構ストレスだ・・・)


針や糸のついたプラスチック(or金属)を海中に残すと、昼間水遊びしている子供に怪我させてしまったり、野鳥に絡まって殺してしまううかもしれません・・・などと、あれこれ心配になりますし、なにより環境破壊に繋がるため絶対によくない。


そのため、潜る・沈むタイプのルアーは、購入後フックをちいさめのものに付け替えてから使うようにしています。


シビアなバランスのルアーではフックサイズが変わることで、使い勝手やアクション、レンジが変わってしまったりしますが、そこはスプリットリングの大型化などでできる範囲でカバーするようにしています。


完全に釣果より根掛かり回収率が優先事項です。


ところで、フックを付け替えるといっても、何に付け替えるかが問題。


長年、理想のフックを求めてあれこれと試し買いをしていますが、なかなかどのフックも一長一短あって、まだ決定打といえる理想のフックには出会えていません。


今のところ暫定ですが、使用頻度の高いお気に入りフックは以下の3種類です。


  • がまかつ トレブルRB-M
  • このシリーズの登場で一気にがまかつ派が増えたのではないでしょうか。PEラインとの組み合わせでこれ以上に刺さりの良いフックはないのでは?と思えるほどフックポイントはシャープで、そのシャープさが比較的長持ちするフックだと思います。
    オーナーのスティンガートレブルに比べて、細軸ながら「硬い」ハリだと思います。これは、焼き入れなどのさじ加減によるのでしょうか?ある程度のしなりはあり、実用上は何ら問題ありませんが、許容範囲を超えたところでポキッと折れてしまうような、そういう硬さだと感じています(RB-MHの方がその点、多少粘り調子だと思います)。
    性能面では素晴らしいフックですが、個人的には単価が高いことと、その硬さ故にフトコロまでしっかりフッキングした根掛かりでは回収率が悪くなってしまうことが難点と感じています。


  • オーナー スティンガートレブルST-46
  • 15年以上前からシーバスの定番フックですね。がまかつのトレブルRBやSPシリーズよりも、「粘り」調子のフックで、全体的に線質が柔らかいような気がしますが、これはまだPEラインがさほどメジャーではない時代に生まれたフックだからかもしれません。
    フックポイントは結構シャープだと思いますが、この柔らかさがある故に、岩などへのヒットで簡単にフックポイントがなまってしまいます。反面、根掛かりした場合にフックを伸ばしてルアーを回収できる確率が高いため、愛用しています。
    バーブが結構大き目なので、釣具店の店頭ではなかなか置いていませんが、できればバーブレスを選ぶか、バーブを潰して使用したいところです。
    欲を言えば、このフォルムと線質そのままに、もう少し細軸にしてくれれば最高なのですが。ST-26では細軸過ぎて、1匹釣るごとに要フック交換ですので、今後はST-36を試してみようと考えています。(実物に触れてみてちょっと太目かなと感じています。ST-46とは、同じフックサイズでもだいぶん大きさが異なりますね)
    このフックも、数年前に値上げされてからは大分高単価。その特性故に交換頻度も高めなので、お財布にはあまり優しくないです。


  • タックルベリー ベリーフック

  •  中古釣具店タックルベリーの激安オリジナルフックです。激安ですがフックポイントは結構シャープで、これまで何匹もこれでシーバスを釣っているので、実釣では十分使える性能のフックですが、驚くのはその防錆性能。
    おろしたての新品でも、釣りをしている最中にすでに赤さびが出始めるという驚異的な耐塩性の無さゆえに、結構な頻度でフック交換が必要になります。
    強度面も非常に脆弱で、巨大ボラがスレ掛かりなどしようものなら、フトコロが完全に真っすぐに伸びて開いてしまうこともままあります。
    しかしそのすぐ伸びる特性故に、根掛かり回収率は非常に高くほぼ100%。故に、頻繁に交換を余儀なくされつつも、結構愛用しています。 
    一本単価は50円以下と格安ですが、交換頻度が高すぎるため、コスパ的にはいいのか悪いのか・・・リバー(淡水)での利用なら、確実にイイんですけどね。


要は、強度がありすぎず、線質は程よく粘りあるタイプで、フックポイントがシャープで、耐久性・耐腐食性が高いというのが理想なのですが、すべてを満たすフックはなかなかないようで、上記3種のフックを使用しながら、今のところまだ理想のフック探しの旅の途中。


そんな中、最近個人的に非常に注目しているフックは以下の2つ。


一つはオーナーのスティンガートレブルエクストラSTX-38。個人的に今年大注目の2017年新製品で、パワークラス3番(ST46より下ランク)というところも興味津々。


なんでも、亜鉛メッキが採用されているとかいないとかで、これまで防錆性能ではがまかつに一歩遅れを取っていたカルティバシリーズですが、このフックの登場で一気に逆転?するかもしれません。

まだ近所の釣具店ではほしいサイズ(#8,#10)が入荷されていないので買えていませんが、#6サイズを手に取ってみた感じでは非常によさげ。

ちょっとお値段高めですが、耐蝕性が高くてフックポイント耐久性があれば、交換頻度は下がるはずなので、トータルで見ればコスパは高いはず。

もしかしたら、がまかつ-オーナーの勢力分布を変えてしまうかもしれない、そんなフックだと思います。

とりあえず欲しいサイズが手に入ったら使ってみて、別途インプレ書きたいと思います。



もう一つは、DECOY(カツイチ)のY-F33F。

コレは釣具店を偵察していて見つけたフックで、どうやら2015年の新製品のようです。



他社になかなかないサイズ感も好感触だったので、さっそく2パック買ってみましたが、細軸ファインワイヤーに、表面をシルキーにするフッ素コートが施され、いかにも刺さりこみがよさげな手触り。


ロングポイントにラウンドベントのフォルムもベーシックで使い勝手が良さそう。


手で触ってみた感じでは、がまかつRB-Mのように焼き入れの硬いタイプのように思えます。

まだコレで魚を釣ったり地球を釣ったり(根掛かり)していないので、インプレは別途書こうと思いますが、一本単価にして70円少々というお値段も非常にうれしいフックです。

試してみて使い勝手が良かったら、今後私のメインフックになってくれるかもしれません。



ちなみに、いままで最も理想に近かったフックは、メジャークラフトのジグパラブレードに付属していたトレブルフックなんですが・・・コレ、どこのフックなんでしょう?


メジャークラフトさん、単品で販売してくれませんかね・・・



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