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ルアーについて 威力絶大!サヨリパターン必携のアピア エイチベイト(H-bait)のインプレ

2017年11月26日日曜日

アピア インプレ サヨリパターン ルアー レビュー 使い方 評価

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今回ご紹介するルアーはアピアのエイチベイト。


登場して数年たちますが、2017年に初めて買ってみて、サヨリパターンの釣りで数々の釣果をもたらせてくれたルアーです。

ワタクシはコレでサヨリパターン苦手意識を克服できました。ホントによく釣れるルアーです。




どんなルアー?


全長 140mm、重量 14g、スローフローティングの固定重心ミノーで、潜行レンジは20~40cm、アクションはデリケートスローピッチウォブンロールとされています。


フックはST46 #6が付属していて、フックチューンで同ST46の#5〜4も背負えるそうです。


このルアー、プエブロの名作ハンドミノー、インパラのパクリではないか?と言われていましたが、どんなルアーなのでしょう。メーカー解説を引用してみましょう。


静から動へ。静寂を打ち破るハンドルミノー
アングラーが積極的に操作する事を目的として生まれたミノー。シーバスのミノープラグの中において形状はかなりスリムで、サヨリやマイクロベイトなどを捕食しているような、セレクティブな状況下で口を使わせる事が出来る。基本的な使い方はただ巻き。潜行レンジが浅く、干潮間際に訪れるシャローの時合攻略には欠かせない表層系ミノー。 
(アピアHPより引用) 


中古釣具店で珍しいカラーを見つけてしまいました。


ハンドルミノーって表現が良くわかりませんが、まあ、見た感じからしていかにもサヨリパターンにマッチしそうなシルエット、ボリューム感ですね。



キャストフィール


14gとMLやLのロッドでも扱いやすいウェイトですが、固定重心ながら後方寄りの重心のためか、意外とキャストフィールは良く、飛距離もそこそこ出ます。


はっきり言って絶対的な飛距離は最新の重心移動系ルアーには負けますが、比較的安定して飛距離が出るため、遠距離からのサヨリボイル打ちなどでも安心して使えますね〜。


まあどちらかというと飛びよりも固定重心のメリットを優先したという感じですが、個人的には固定重心でこのキャストフィールなら充分実戦的で合格だと思います。



アクションとレンジ


特徴的なのは浮き姿勢。


このルアーは着水後、頭を僅かに水面に出して、垂直に近い角度で斜め浮きします。


その状態からリトリーブすると、リップが水を掴み水平姿勢で泳ぎだしますが、スローなリトリーブではノーアクションに見えるほど、ごく微かなローリングをします。


徐々にスピードを上げるとロール幅は大きくなりますが、基本的にピッチはスローでアクションに派手さはなく、ゆったりとした弱々しい動きです。


しかし、やや立った角度でついているリップと起伏あるボディシェイプのおかげか、泳ぎは弱々しくても水噛みはとても良く、リトリーブ時は程よい引き抵抗があり、流れの強弱も感じやすいと思います。


この辺りは同じノーアクション系ルアーであるオネスティー125Fより釣れそうなイメージは沸きやすい感じですね。






レンジはメーカー発表20~40㎝とされていますが、このルアーの一番おいしいスピードレンジであるスローリトリーブで使う限りは、だいたい水面直下15〜20㎝前後を泳ぐイメージでしょうか。


よほどロッドティップを下げていないと、ただリトリーブするだけでは40㎝も潜ることはまずないと思います。


サヨリパターンではシャローの中でもさらにワンドみたいになった激浅シャローでボイルするようなシーンも多いのですが、この潜行深度ならそんな場所でも臆することなく使うことができますね。


ちなみに、着水後ティップを煽って水を噛ませてからリトリーブを開始すると、スローフローティングの特性故か、もう少しレンジを入れて泳がせることも可能です。


サヨリの泳層より下に入れたい時なんかは、この使い方でティップを下げてリトリーブしてやると効果的だと思います。



どんなシーンで有効か?



やはりずばり、このエイチベイトがハマるシーンといえば真っ先に思い浮かぶのがサヨリパターンでしょう。


まわりに何匹でもサヨリが居るような群れが厚い状況でも、何故かシーバスはこのおとなしい泳ぎのルアーをしっかり喰ってきます。


アピール力は本当に弱そうなイメージですが、このルアーの独特の泳ぎがシーバスの何かを刺激するのでしょうか。コレは本当に不思議です。


また、サヨリの群れが薄くて沈んでいるような渋い状況でも、何度も結果を出してくれました。


微弱なアクション故にアピール力はなさそうに思えてしまうので、渋い状況で投げ続けるのは結構忍耐力が必要ですが、その泳ぎの質からかどうやらスレることも少ない様子で、長時間投げ続けた後や先行者にさんざん叩かれた後のポイントでもバイトを得ることができます。

コレもエイチベイトでの釣果。がっつりハーモニカ食いしてました。
シーズンとの関係もあるんでしょうが、エイチベイトで釣れるのは良型揃い。あまり小型シーバスは釣ったことがありません。


使い方は至ってカンタン。


無風状態なら軽くラインが撓むくらいのテンション、感覚的には、エイチベイトのローリングアクションがティップを通して伝わってこないくらいの引き抵抗で、ひたすらスローにリーリングするだけです。


先述の通りリップとボディ形状から水噛みは良い方なので、スローなリトリーブでもしっかりレンジキープして微弱アクションを発揮してくれています。


そしてルアーの引き抵抗をわずかに感じながら漂わせるようにリトリーブしてくると、アタリは突然ぐぐっときます。バシュッと水柱が上がることも多いです。


そんなときでもこのルアー、スローフローティング、つまり若干比重が重めのボディ故に、魚の吸い込みも良いようで、サヨリの時期にもかかわらず、フロントフックにがっつりとフッキングしてくることが多いです。


そういう細かな特性も含めて、本当にサヨリパターンにはベストマッチなルアーだと思います。


個人的にはこれまで長年、サヨリパターンは大の苦手で、このシーズンは人が多いこともあってどうも敬遠がちでしたが、今年は本当にこのルアーのおかげでいい釣りをすることができました。


もし、ワタクシのようにサヨリパターンは苦手と思ってらっしゃる方がいらしたら、そういう方にこそ是非使っていただきたい、素晴らしいミノーだと思います。


もしまだお使いでなければ、是非一度試してみてください。


あ、サヨリパターンに夢中になってついつい書き忘れましたが、バチパターンやマイクロベイトシーズンにも実績多数です。


まだワタクシ自身それほど試せていないのですが、活躍してくれるシーンはきっと思った以上にあるんでしょうね〜。



カラーに迷ったらまずはコレ。ワタクシはコレで一番沢山の魚を釣ってます。ホントにサヨリパターンでは最強だと思います。

ローテーション用にはこんなカラーがイイでしょう。お腹にうっすら入ったオレンジもイイ感じです。

最近グリ金系での釣果が多いので、もう一つ試してみたくてタマラナイのがこのカラー。



なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

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