タックルハウスの2013年の新作、K2R112。
もうルアーを買うのはやめようと思っていましたが、 エサイチのセールで購入してしまいました。
サイズはずばりほしかった大きさ。
フローティングで、形はリップレスですが、ノーズの傾斜が通常と逆?!あまりルアーに詳しくないワタクシは、これで果たして潜るのだろうか?と思いましたが、意外やボディ全体でいい感じに水を掴んで潜ります。
ほしかったカラーは在庫が無かったので、無難なボラコノシロカラーをチョイス。 |
猪名川と香枦園浜でスイムテストをしましたが、まだ使い込んでいないので、使い方も特徴も分かっていませんが、ちょっとインプレ。
キャストフィール
キャストフィールは格別にイイです。逆風でも非常によく飛びます。
磁着方式の重心移動を採用しており、どちらかというと硬めのロッドの方がキャストには向いているようですが、空中でかちんとウエイトが外れる音がして、シュパーンと竿先からロケットが放出されるかのようにルアーがすっ飛んでいきます。
この時の感覚は、メタルジグやシンペンみたいな「重いものを投げてる」という感覚ではなく、「軽いのに想像以上に飛ぶ」というイメージです。
タックルハウスはメーカーとして公式に飛距離データなどを公表していませんが、このルアーの飛距離、シマノのAR-C機構のミノーにも全く負けてはいないと思います。
個人的にはこのキャストフィールは、大げさではなくあらゆるプラグの中でベストでは?と思えるほど気に入っています。
アクションとレンジ
最初の水の掴みは必ずしもいいとは言い切れません。ちょっと波風があるような状況だと、たまに水面を滑ってしまったりします。
しかし、一旦ボディが水を掴むと、そこからは安定した泳ぎを見せます。
浮き姿勢は水平、ここからリトリーブによって一旦ヘッド・ボディが水を掴むと、あとは結構水噛みが良いタイプ。流れ感度もいいです。 |
最大深度はさほど深くなく、ロッドティップを水平にして、最大潜って30㎝といったところでしょうか。どシャローも果敢に攻めることができると思います。
リトリーブ抵抗は、リップが無い割には意外とある方です。しかし、決して大きいとは言えません。
流しの釣りをしていて、不安を感じないくらいの小さめの引き抵抗といえます。
アクションは、ウォブリングもローリングもしない!?まるで魚が流れの上流に頭を向けて泳いでいるような、ユラユラとした不思議なアクションです。
コレは賛否両論巻き起こりそうなアクション。不良品じゃねぇかと思う人もいるかもしれません。
2本買って2本とも同じ泳ぎなので、きっとコレがこのルアーのアクションです。
しかし、よくよく泳ぎを観察していると、わずかな水流の変化を受けて姿勢がふらついたり、微かなロールを出していたり、テールをわずかに振っていたりと、意外と表現力豊かな動き?です。
もしかしたらある意味究極のリアルな泳ぎといえるかもしれません。
また、軽いジャークへの追従性も良く、マニュアル的に操るのも良さげ。
なんとなく、ツウ好みのルアーっぽいですな。
どんなシーンで有効か
まだこのルアーで魚を釣っていないので断言はできません(笑)。
飛距離を活かしたオープンエリアのシャロー攻めや河川ドリフトなんかに似合いそう。
派手な泳ぎをするタイプではないので、パイロットルアーとしてよりも、ここぞというポイントやいい流れでの食わせのルアーとして活躍してくれそうですね。
オープンエリアで投げてるだけでも気持ちいい、そんなルアーです。 |
眺めているだけで、釣りに行きたくなってしまう、そんなルアーです。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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