向かう途中の豊中のコンビニで、猪名川にするかいつもの浜にするか迷いましたが、下げはいつもの浜でまだ西宮の海に残っているかもしれないスズキを狙い、上げは猪名川に遡上するかもしれないアフター個体を狙うべく、まずはいつもの浜を選択。
おそらく、本年最後のナイトウェーディングになるでしょう。
湾奥に冬シーバスは居ないのか?
昔に雑誌か何かで読んだせいで、なんとなく時期的に産卵のためスズキは遠くに旅立ったと思い込んでいるので、「西宮の海に残っているかもしれない」と言っていますが、実際のところどうなのか、自分の目で確かめて見なければわかりません。
私にとって今シーズンは思うようにつりにいけず、秋を飛ばして夏からいきなり冬が来てしまったかのように感じられますが、すでにいつもの浜は寒風吹きすさび、渡り鳥の声以外なんら生命感の感じられない海になっていました。
冬潮のため、サンドバーは広大に干上がっていますが、ポイントに向かう途中に人間の足跡らしきものは見当たりません。
月が明るく海中を照らす中、水質はどクリア、ボラのはねる音も聞こえず、水温を計ると11℃。
ボラには充分ですが、スズキが積極的に餌を追いかけるには若干低めの水温です。
やはりいた!
風と波で調子も悪く、ルアー3つも根がかりロストしてしまい、水上でかじかむ手でノット作りを余儀なくさせられましたが、吹き付ける風に耐えながらひたすらキャストすること3時間、浜の東側を歩きながら、メタルバイブでボトムからのスロー目の巻き上げで探っていると、ばばばばん、ついに来ました。
ぎりぎり60センチにたりませんでしたが、久々のシーバスです。 |
やせてもなく太ってもなく、中肉中背?しかし寒かったせいか、ファイトはイマイチでした。 |
実は以前、同じポイントで(ボラではなさそうな)大物を掛けて、0.6号ライン(RAPINOVA-X)をきられたことがあります。
私は地球とのひっぱりっこで負けることはたびたびあっても、魚とのひっぱりっこで「ラインブレイク」は殆どしたことがありませんので、入念なノットを作り、傷をこまめにチェックして、ライントラブルを避け、ファイト時にゴロタやカキ殻などに擦れなければ、大概のサイズの魚は問題なくRAPINOVA-X0.6号+16ポンド相当のリーダーで捕ることができる!と信じていましたが、この出来事にショックを受けて、今日は1号ラインです。
あたりも非常に小さく、ごみでも引っ掛けたかというくらい地味なファイトでしたので、まったく危なげなくあっさり取り込めてしまいました。
体は特に目立った特長や傷もなく、普通の綺麗なぎんぴか回遊モノのようですが、食ってきたのはボトム。
もう一匹、同じようにブレイクのボトム付近で同じようなヒキの魚を掛けましたが、竿1本分くらい沖まで来て無念のフックアウト。
本日のタックル。ロッドはExsenceS900ML/RS FlexPerformance。リールはExsenceLB C3000HGM+BB-Xハイパーフォースのスプール。ラインはPOEWERPRO1号。 |
もう、いつもの浜にスズキは居ないと思っていましたが、意外とやってみると新たな発見があるものです。
大自然よ、今日もありがとう。
【タックルデータ】
ロッド:シマノ/Exsence S900ML/RS FlexPerformanceリール:シマノ/ExsenceLB C3000HGM
ライン:シマノ/パワープロ 1.0号
【ヒットルアー】
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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