なぜかというと、送料税込で明らかに釣具店店頭より安く買えるケースが多いから。
釣具店もポイント還元してくれたり、頑張っているところでは新製品で15%くらい割引販売してくれるところもありますが、それらを加味してもやはり密林の方が安い場合が多いです。
そうなのですが、今回はたまたま立ち寄った釣具店で、発売日直後に見つけてしまいました、アイマ のエンパシー90。
ホントはボラマッティーが欲しかったのですが残念ながら売り切れだったので、両極端?とも言える2色を買いました。若干選択ミスったかな(笑) |
税別1575円と、新作なのに16%ちょいの割引率ということで、その場で即買い。
ということで、今回はひさびさにルアーのインプレ、2018年秋の新製品、アイマ のエンパシー90(Emphathy90)についてです。
どんなルアー?
全長90mm、自重17gのシンキングタイプのミノーです。
手に取ってみると90サイズながら太めで意外とボリューム感がありますね。
顔はいつものアイマ顔ですが、昔よく使ったフレッドアーボガストのフラホッパーを彷彿とさせるどこか愛嬌ある顔つきです。
レンジは20〜60cm、フックは#5、リングは#3で、アクションは「可変アクション」と書いてあります。
どんなコンセプトのルアーなのかは、アイマ のHPに詳しく述べられていますが、どうやらこの可変アクションというのが売りのルアーのようですね。
キャストフィール
とりあえず投げてみましたが、キャストフィールは至ってフツーな感じ。
自重もそこそこあるし、砲弾形の形状なので、まあまあ気持ちよく飛びますが、やはり太めのボディ故に空気抵抗があるのでしょうか?明らかに後半の伸びが感じられませんね。
不満に思うほど飛ばないわけではありませんが、明らかにぶっ飛び系ルアーではありません。
手にした重量感から期待させられる程ではないという、若干モヤモヤするキャストフィールです(笑)
アクションとレンジ
このルアーの売り文句である「可変アクション」、なんでも微妙な水流の変化を捉えて、ローリング、ウォブリング、千鳥、S字とどんどんアクションを変化させるらしい。
いったいどういうことでしょう。とりあえず泳がせてみます。
巻いた時のリトリーブ抵抗は思ったよりも軽め。
一般的なリップレスミノー以下といった感じでしょうか。
しかしそれなりに手応えは感じられるため、巻いていて不安になるほど軽いわけではありません。
ゆっくりと巻いてくると、やや幅が狭目のS字スラロームのアクションをしているようです。
少しリトリーブ速度を上げてみると、それがローリングぽい動きに変わりました。
さらに速度を上げてみると、手元に感じる引き抵抗がブルブルしたものに変わります。どうやらエンパシーはウォブリングしているようです。
千鳥ってのはわかりませんでしたが、なるほど、リトリーブ速度の変化によって、ヘッドの受ける抵抗、水の受け・抜けが変わることで、アクションに変化をつけているようですな。
対応スピードレンジは幅広そうでしたが、スローからミディアムスローではやはりS字中心のシンペン的な泳ぎですね。
ウェーディングでロッド水平にリトリーブしていると、レンジは40cmくらい入っていそうな感じでした。
ミディアムからファストではローリング〜ウォブリング。
この時はレンジはより浅く、20〜30cmくらいになるようです。
ティップの上げ下げでレンジは変わりそうですが、総じてシャローで扱いやすい印象ですね。
なお、そこそこファストなリトリーブにも対応しているようですが、速すぎると水面を割って飛び出しちゃうシーンも何度かありました。
どんなシーンで有効か
エンパシー90、パッケージ裏面の説明によると対応フィールドは干潟、河川、港湾とのこと。
確かに使ってみると、いつもの浜のような湾奥干潟でも扱いやすいレンジ設定ですし、90mmというサイズ設定は通年使えて汎用性も高そう。
しかし、リトリーブ速度の変化や水流の変化を捉えてアクションが変わるという可変アクションの特性ってのがなかなかややこしい。
まだ買ったばかりで本格的に使っていないということもありますが、どういう条件でアクション変化が起きるのか、どんな状況でどう使うのが良いのかなど、個人的にどうもこのルアーの特徴を掴みきれていないように思います。
一回のキャスト〜リトリーブの中で多彩な動きを演じてくれるということは、それだけ魚からしても新鮮でスレにくいので、粘りの釣りに向いているような気もしますが、それは魚に聞いてみないとわかりませんね。
むしろそのアクション特性に対する変な期待感から、魚よりも人間の方がよく釣られそうですな(笑)
アイマは、同種のアクションでサイズ違いやレンジ違いのルアーを比較的刻んで出してくれるメーカーで、個人的に好きなルアーも多かったのですが、近年はどうもネタ切れ気味なのか、ちょいちょいイロモノ系ルアーもリリースしてるような印象です。
このエンパシーも、どちらかというと話題先行で発売直後にパァーと売れるイロモノ系かな〜という印象ですが、果たしてその第一印象通りなのか、それとも今後4番打者として一軍ルアーケース入りになるかは、もう少し使ってみてから判断したいと思います。
なんとも掴みどころがない不思議ルアー、エンパシー90、もしかしたら今後超定番ルアーになるやも知れません。
皆さんも一度試してみられてはいかがでしょうか?
とりあえず一本様子見で買ってみるならこのカラーですかね〜。同じこと考えてる人が多かったのか、ワタクシが行く釣具店では速攻売り切れてマシタ(笑)
一見地味ですがお腹の黒基調のカラーは意外とシャローのナイトゲームでは効きます。シルエットがはっきり出るのかな?
次に欲しいカラーはコレ。秋冬のクリアな水質にマッチしそうですね〜。
ナイト、濁り、活性高いとくればコレ。最初に探りを入れてみるカラーとしていいんじゃないでしょうか。
エンパシー90、どうもカラーラインナップがイマイチなので、とりあえず消去法でコレに行き着く人も多いはず(笑)
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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