結構発売直後に買ってはいたのですが、すっかりインプレを書くのを忘れていましたが、最近追加カラーを購入したので、ちょっとインプレしてみたいと思います。
ひさびさにベーシックなフォルムのリップ付きミノー。 125mmサイズですが、細身のためさほどボリュームは感じさせません。 |
どんなルアー?
全長125mm、自重14g、#6フックを3本搭載したフローティングミノーです。
同社のブローウィンシリーズの中では、140S、80S、165Fの次、4番目に登場したミノーですかね。
細身のシルエットはメガバスのX-120SWやDUELのハードコアミノー130Fによく似ていますが、手に取ってみるとコレらよりもウエイトボールが大きいのがよく分かり、なんとなく飛びを予感させる重量感ですね。
外観は非常にスタンダードな細身ミノーといった感じですが、どんなルアーなのかメーカー説明文を引用してみましょう。
Blooowin!125Fスリムは空力設計を追求し向かい風や横風の時でも安定した飛行姿勢と抜群の飛距離を発揮します。
14gとは思えない飛行距離を実現しております。アクションはナチュラルなウォブンロールアクションで、速いスピードからスローリトリーブまでキッチリとバランス良く泳ぎます。サイズ的なインパクトが少ない細身ボディに3本フックシステムを搭載。バイトを確実にフッキングに持ち込みます。
(ブルーブルー HPより引用)
キャストフィール
かなりスリム目なシルエットに十分なウエイト、さらには空力特性が良いためか、複雑な重心移動システムを採用しているわけでもなさそうなのに、キャストフィールはシャープな感じで、飛距離もよく出ます。
横風などの影響も受けにくく、安定して飛んでくれるタイプで、キャストフィールや飛距離面ではまず不満に思うことはないでしょう。
アクションとレンジ
メーカー説明によるとアクションはウォブンロールとのことですが、実際に使ってみた印象では、かなりタイトなウォブンロールで、特にウォブリング要素はほどんど感じられないくらい、テールの振り幅は小さく思えました。
スローではほぼローリングで、しかもかなりタイト目なアクションです。
リトリーブスピードを上げるにつれて多少アクションはワイド目になりますが、ハイスピードでもやはりウォブリング要素は小さいようです。
良く言えば終始安定したアクション、悪く言えばメリハリが無いと言えそうですが、対応するスピードレンジの幅は広く、かなりハイスピードで巻いてもアクションは破綻しませんので、河川ダウンクロスなんかでも安心して使えそうですね。
また、このアクション、表現は難しいですがどちらかといえばキビキビ系の動きではなく水に絡むようなヌルヌル系?のアクションで、リトリーブ中、引き抵抗はそれなりにあるのですが、あまりルアーの動きを振動として感じることはありませんでした。
残念ながら125F-Slimの水中映像は無かったので165Fのをどうぞ。
基本的なアクションは似たような感じだと思います。若干125Fの方がタイト目ですかね。
基本的なアクションは似たような感じだと思います。若干125Fの方がタイト目ですかね。
そう言う意味では、ルアー自体の挙動変化によって流れの変化を掴むのは若干わかりにくいかなという印象です。(もちろん、使い込めばそんなことは無いのでしょうが)
一方、トゥイッチなどロッドアクションに対するレスポンスは良く、非常にキレのあるダートを見せてくれます。細身ボディながらこのアクションはアピール力ありそうだなと思いました。
レンジはロッド水平でウェーディングで普通に使って水面下50cm前後といったところでしょうか。結構レンジが入るタイプのように思います。
遠距離、ダウンクロスやティップの位置次第では、1m近く潜るかもしれませんね。
どんなシーンで有効か?
キャスタビリティはかなり高く、細身のシルエットで地味目のナチュラルな泳ぎ、トゥイッチなどへのアクションレスポンスも良いとあって、ベーシックながら基本性能が高いルアーなので、場所やシーンを選ばず汎用性は高いと言えるでしょう。
そのシルエットと大人しめの泳ぎから、イナッコとかよりもカタクチやサヨリがベイトの時や、スレた魚相手のシビアな展開に有効ではないかと考えていますが、派手にアクションを入れて仕掛けるリアクションの釣りでも活躍してくれそうですね。
個人的には、第1投目から投げるパイロットルアーとしてではなく、ワイドなウォブンロールアクションのミノーのフォロールアーとして使うイメージかなぁと考えています。
基本性能の高いベーシックなフォルムのスリムミノー、気になる方は是非一度手にとってみてください。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
0 件のコメント:
コメントを投稿