XEFOのランガングローブGL-222Q、普通のメッシュグローブとどう違うのでしょうか。 |
およそ半年くらいの間使ってみたので、そのインプレです。
個人的に秋冬シーズンは結構シーンに合わせて色々なメーカーのグローブを使ってきましたが、このグローブのように春夏シーズンに関してはシマノ製品が圧倒的に多いです。
どうやらシマノ(ダイワもでしょうか?)は、同一製品でも毎シーズンごとに型番を変えて少しモディファイした製品が出てくるようで、このランガングローブもすでに2代目か3代目ですかね。
ユーザーの立場からすると、一つの製品のライフサイクルを短くするより、愛着持って使える良い製品を長期安定して供給してくれる方が嬉しいのですが、釣り用アパレルに関しても何かその辺り、変な慣習あるいは制約でもあるのでしょうか。
まあ、年次改良として製品がより良くなるなら良いのですが、コロコロモデルチェンジするくらいなら長期同型を販売してその分価格を下げてくれる方がありがたいなんて思ってしまいます。
それはさておき、このグローブの特徴をメーカーHPより引用してみましょう。
握りやすく、フィットする
3D立体裁断と自在に伸びるストレッチメッシュで涼しくて動きやすい

パッド内蔵
指股に、リールフットによる圧迫を軽減するパッドを配置(右掌のみ)

高いグリップ力
グリップ力の高い滑り止め素材(右掌のみ)
●3D立体裁断と自在に伸びるストレッチメッシュで涼しくて動きやすい
●指股に、リールフットによる圧迫を軽減するパッドを配置(右掌のみ)
●グリップ力の高い滑り止め素材(右掌のみ)
●作業性を考慮した左右異なる設計
(シマノHPより引用)
実際に使ってみると、上記の特徴、コレがなかなかイイと思えるところが多くて、特に指股に内蔵されたパッドは、長時間のキャストやリトリーブでも指周りが痛くならず、またキャストする時にも力を込めやすく、かなり快適です。
右手掌。縫製もしっかりしていてフィット感も良好です。指の股と掌左中央にパッドが内蔵されており、グリップ感と操作性はかなり良いと思います。 |
しかし残念なのはこのパッド、明らかに右投げ左巻きの人を想定した配置のようで、右手側にしかついていません。
作業性を考慮して左右異なる設計にしている旨謳っていますが、別に左手側にパッドがついていたからといってデメリットはないと思うので、ワタクシのような右投げ右巻き派でもその恩恵に預かれるよう、左手にもパッドを配置して欲しかったなぁと思います。
手の甲側はストレッチメッシュでストレスフリーな着用感です。見た目より実際は涼しい感じで、真夏でも使えますね。 |
もう一つ実釣で感じられるのはグリップ力の高さ。
掌に配された素材とその表面の滑り止めパターンがなかなか優秀で、EVAグリップのロッドでもコルクグリップのロッドでも、高いグリップ力を見せてくれます。
雨が降る中や濡らしてしまった場合でもこのグリップ力は落ちず、フィッシンググローブとしてかなり使い勝手が良いと思います。
半年使い込みましたが、比較的耐久性もあるようでボロボロ剥げたりしないところも良い。
しかしこの特徴もおそらくロッドワークを想定してのことでしょうが、またまたなぜか右手側だけ。
右投げ右巻きが軽んじられているようで、非常に残念です。
右手側はホントにイケてるグローブなんですが左手がちょっと残念。 個人的には敢えて左右別設計にするメリットは全く感じられません。 |
総じて、このグローブのインプレをまとめると、「右手側は非常に良いグローブだが左手側は凡庸なメッシュグローブ」といったところでしょうか。
是非ともシマノさんには、左右同じ設計にしたランガングローブを出して欲しいところです。
右投げ左巻きの人には超オススメ、それ以外の人には若干不満が残るかもというヘンテコなフィッシンググローブ、気になる方は是非試してみてください。
※その他のグローブのインプレはコチラ
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
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