地元の同系列のお店ではなんじゃコリャってな品揃えだったりするのですが、東京は阪神間よりシーバス人口が多いからなのか、はたまた単にルアーの流通量が多いからなのか分かりませんが、お値打ち品に遭遇する機会が多いような気がします。
今回取り上げるルアーとの突然の出会いもその中古釣具店でした。
以前から気になっていた、ロンジンのハイスタンダードがなんと税込864円!
コレは買いだ!と、即飛びついてしまいました。
というわけで、今回はロンジンのハイスタンダードのインプレです。
全長120mm、自重19gの3フックタイプのフローティングミノーです。
外観上は特に大きな特徴は感じられませんが、太すぎず細すぎずの適度なボリューム感あるボディは側面がフラット気味で、水中でも存在感を放ってくれそう。
ロンジンがメーカーとしての威信をかけて生み出したと言うこのミノー、どんなルアーなのか、メーカー説明文から引用してみましょう。
(ロンジン ハイスタンダード 製品パッケージ裏面より引用)
どうやら、かなりの自信作のようですね〜。
このルアー、キャストフィールは本当に素晴らしいの一言。
120mmを超える比較的大型のミノーって、結構空気抵抗があるためか投げてみるとウエイトの割に意外と飛ばないことも多いのですが、ハイスタンダードはまったくそんなことはありません。
空力特性がいいのでしょうか、まさにぶっ飛び!
MLクラスのロッドでもまったくブレを感じさせず矢のように一直線に飛んでいき、さらに後半の伸びまで感じさせ、絶対的な飛距離も余裕で60m、いや、もっと飛んでるかも。
風の影響も受けにくく、向かい風の中でも比較的楽にキャストできます。
単純な重心移動機構のルアーでも、コレだけ気持ちよく投げられるんですね。
MLでコレだけ飛ぶのですから、このルアーウエイトならMのロッドだともっと飛ぶことでしょう。
飛距離もキャストフィールも、まず不満を感じることはないと思います。100点満点です。
アクションはシーバスミノーとしてはオーソドックスなウォブンロールで、ウォブリングとローリングがちょうど半々くらいのいい感じの比率です。
広範囲にアピールし魚に気づいてもらう力強さも兼ね備えつつ、ナチュラルさを失っていない絶妙なバランスのややタイト目なアクションは、強すぎず弱すぎず本当に「いい塩梅」と言う表現がピッタリ。
強いて言うなら、食わせ寄りのアクションですかね。
割としっかりしたリップがついていますが、ボディが適度に水を逃しているのか引き抵抗は軽快で、長時間キャストを続ける粘りの釣りにも負担になりません。
一方で、ルアーのアクションは手元にしっかり伝わってくるので、スカスカに軽い引き心地というわけでもなく、あくまで感度のある軽さです。
対応するリトリーブスピードの幅もかなり広く、ごくスローでも立ち上がりよくしっかりアクションするし、また一方でかなり速めのリトリーブでも水面を割るようなことなく泳ぎきってくれます。
全体的には変なクセがない、安定感あるアクションだと言えるでしょう。
レンジはメーカー公表値では水面下40cmから120cmとのことで、個人的に普段使っているミノーよりかなり深め。
ウェーディングでロッド水平の状態でリトリーブを始めると、至近距離でもすぐに水面下30cmくらいまでレンジが入るので、普通にロングキャストした先ではおそらく60〜80cmくらいレンジは入りそうです。
ティップ下向き、遠距離、さらにダウンクロスであれば、公表値の通り120cmくらいまで潜るかも知れませんね。
以前から気になっていた、ロンジンのハイスタンダードがなんと税込864円!
コレは買いだ!と、即飛びついてしまいました。
フックサークルもない極上品。おまけに一番欲しかったチャートバックキャンディ!おおお〜!実は一度根掛かりロストしましたが、干潮の時間を狙って救出作戦を観光、見事手元に帰ってキマシタ。 |
というわけで、今回はロンジンのハイスタンダードのインプレです。
どんなルアー
全長120mm、自重19gの3フックタイプのフローティングミノーです。
外観上は特に大きな特徴は感じられませんが、太すぎず細すぎずの適度なボリューム感あるボディは側面がフラット気味で、水中でも存在感を放ってくれそう。
ロンジンがメーカーとしての威信をかけて生み出したと言うこのミノー、どんなルアーなのか、メーカー説明文から引用してみましょう。
飛びと泳ぎの追及によってロンジンが生み出したニューバランスミノー
■泳ぎ
リップの位置をボディ最先端部にセット。さらにリップに直接トップアイをセッティングすることで、しっかりと水を捉え、素早い立ち上がりで切れの良い泳ぎを実現。リップの裏にセットしたフィンキールがローリングを適度に抑えることで、ローリングとウォブリングが五分五分に混ざりあったタイトなウォブンロールアクションを生み出します。流れの変化に伴いバランスをくずしたときには、フィンキールへ水が強く当たることでスライドアクションが生まれ、泳ぎにイレギュラーアクションが加わりターゲットを誘います。 40~120cmのレンジを広く安定的に探るための快適性を追求した泳ぎに設定しました。
■飛び
キャスト時に直径5mmのタングステンボール3つがテール部分まで移動することで、初速スピードを保ったまま一気にスプールからラインを引っ張り出して飛んでいきます。向かい風や横風を受けたときでも飛行姿勢を崩さぬ様にデザインされた風抜けの良いボディ形状、さらにリップの裏にセットされたフィンキールが矢羽の様な役目を果たし、飛行姿勢の破綻を防ぎ平均飛距離を向上させています。
ルアーフィッシングの始まりといっても過言ではない、ミノーという存在。巻き、操り、間を掴む……ルアーを操る楽しさを教えてくれるルアー。 様々なメーカーが挑む混沌としたジャンル。それがミノー。 ブランド生命を賭けてロンジンが挑んだスタンダードへの挑戦。 是非、ロンジンというブランドを体感してください。
(ロンジン ハイスタンダード 製品パッケージ裏面より引用)
どうやら、かなりの自信作のようですね〜。
キャストフィール
このルアー、キャストフィールは本当に素晴らしいの一言。
120mmを超える比較的大型のミノーって、結構空気抵抗があるためか投げてみるとウエイトの割に意外と飛ばないことも多いのですが、ハイスタンダードはまったくそんなことはありません。
空力特性がいいのでしょうか、まさにぶっ飛び!
MLクラスのロッドでもまったくブレを感じさせず矢のように一直線に飛んでいき、さらに後半の伸びまで感じさせ、絶対的な飛距離も余裕で60m、いや、もっと飛んでるかも。
風の影響も受けにくく、向かい風の中でも比較的楽にキャストできます。
単純な重心移動機構のルアーでも、コレだけ気持ちよく投げられるんですね。
MLでコレだけ飛ぶのですから、このルアーウエイトならMのロッドだともっと飛ぶことでしょう。
飛距離もキャストフィールも、まず不満を感じることはないと思います。100点満点です。
アクションとレンジ
アクションはシーバスミノーとしてはオーソドックスなウォブンロールで、ウォブリングとローリングがちょうど半々くらいのいい感じの比率です。
広範囲にアピールし魚に気づいてもらう力強さも兼ね備えつつ、ナチュラルさを失っていない絶妙なバランスのややタイト目なアクションは、強すぎず弱すぎず本当に「いい塩梅」と言う表現がピッタリ。
強いて言うなら、食わせ寄りのアクションですかね。
スイム動画も撮ってみましたが、結構レンジが入ってしまうのであまりよく見えませんね(笑)
割としっかりしたリップがついていますが、ボディが適度に水を逃しているのか引き抵抗は軽快で、長時間キャストを続ける粘りの釣りにも負担になりません。
一方で、ルアーのアクションは手元にしっかり伝わってくるので、スカスカに軽い引き心地というわけでもなく、あくまで感度のある軽さです。
対応するリトリーブスピードの幅もかなり広く、ごくスローでも立ち上がりよくしっかりアクションするし、また一方でかなり速めのリトリーブでも水面を割るようなことなく泳ぎきってくれます。
全体的には変なクセがない、安定感あるアクションだと言えるでしょう。
レンジはメーカー公表値では水面下40cmから120cmとのことで、個人的に普段使っているミノーよりかなり深め。
ウェーディングでロッド水平の状態でリトリーブを始めると、至近距離でもすぐに水面下30cmくらいまでレンジが入るので、普通にロングキャストした先ではおそらく60〜80cmくらいレンジは入りそうです。
ティップ下向き、遠距離、さらにダウンクロスであれば、公表値の通り120cmくらいまで潜るかも知れませんね。
どんなシーンで有効か?
まさに名前の通りスタンダードな特性、しかもそれを高いレベルで実現したミノーと言うことで、およそこのサイズ感のミノーが使える場所なら、干潟、港湾、サーフ、河川、磯、ボートとどこでも活躍してくれそうだとおもいます。
個人的には、普段釣りするフィールドが湾奥干潟の激浅シャローであるため、レンジが入りすぎてあまり出番がありませんが、おそらく全国のシーバスポイントの多くでは、このルアーの40〜120cmという対応レンジはとても汎用性ある設定ではないかと思います。
何か突出した個性があるわけではないですが、ミノーに求められる重要な性能である「飛び」と「泳ぎ」がいずれにおいても高いレベルで磨き上げられている、そんな印象のルアー。
コレは本当に一本は持っておきたい、間違いなく「買い」のルアーです。
ぜひ皆さんも手にとって、その「飛び」と「泳ぎ」を体感してみてください。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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