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タックルについて シマノ ワールドシャウラ ツアーエディション 2752R-5 のインプレ

2017年2月9日木曜日

2752-R5 インプレ コンパクトロッド シーバス シマノ タックル ツアーエディション モバイルロッド レビュー ロッド ワールドシャウラ 評価

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久々にロッドのインプレ記事です。




仕舞寸法51センチのモバイルロッドです。


2752-R5と13エクスセンスLB、一緒に記念撮影。
7.5フィートというレングスから、シマノC3000クラスのリールがバランス的にマッチします。コンパクトロッドながら、フォアもリアもしっかりとしたグリップで充分な長さも確保されており、操作性で不満はありません。2本継の2752に比べて、若干グリップは太目かなと思います。


実は以前使っていた2752-R2(2本継)を事故で折ってしまい、その代替品というわけでもないですが、同じレングスの2752-R5を2015年秋ごろ購入しました。



5本継で非常にコンパクトになるので、車のシートにもポンとおいておけます。
一緒に映っているのは、シマノのBB-XハイパーフォースC2000DHGと、これまた非常にコンパクトなレバーブレーキ付きリール。全体のバランス的にはもう少し大き目のリールが合いますが、軽量コンパクトになるこの組み合わせはお気軽フィッシングに最適です。

2752-R5(5本継)を買うきかっかけにもなった2015年の大惨事。
以前の記事でも書いていた愛竿ワールドシャウラ2752-R2(2本継)がぽっきりと折れてしまいました。
もちろん、折れた時点ですでに保障期限切れ。どうしようもありません。

折れた理由は、たぶんこの魚を釣った後で、竿を置いた状態で写真撮影しようとして、うっかり踏んじゃったことです。この年は不幸の連続、竿だけではなくスマホも2度、大破損したため、記憶(記録)が定かではありません・・・

穂先だけ取り寄せしてやろうと考えましたが、パーツカタログを見ると穂先部分だけで3万円以上!シャレにならない。というわけで、2752-R2は、その後関西の某有名折れ竿修理の店に送られることになりました。全治3か月、入院費用約1.5万円。退院してきたら、折れた節が別の竿と合体していました(笑)


というわけで、2752-R5を、約1年半の間使ってみたインプレを、2752-R2(2ピース)との比較も交えて記したいと思います。



竿の特徴


2752-R2(137グラム)と比べると、コンパクトロッドで継数が多いため、自重は7.5ftで170グラムと重めですが、負荷がかかった時のベンドカーブは大変スムーズな曲線を描き、継ぎ数が多いことのデメリットは感じさせません。


操作感やキャストフィールは2752-R2の方が明らかにシャープです。それに対してこの2752-R5は比べると少しダルな感じがします。


しかし、それは2752-R5が単に劣っているというわけではなく、性格の違いだと思います。どちらかというと2752-R5は曲がった時のパワー重視の味付けのようで、懐の深い粘りを感じさせます。


2752-R5。スマホ(Xperia)と比べても、このサイズ感です。
リュックサックや旅行かばんはもちろん、ビジネスバッグに潜ませることも可能です。

継数が多いためか、もちろん自重は2本継に比べて重めで、かつ重量バランスは若干穂先よりのような気がします。よって、実際には自重が重めのリールの方が操作性がよいです。

5本継だけあって、元径は太目。上段のワールドシャウラ2832-RS2と比べても、太目なのがお分かりいただけると思います。ツアーエディションはレインボーチタンコーティング処理が施されていないため、2832のブランクスのような鈍い輝きはありません。

並継の各節には丁寧にスレッドが巻かれ、コンパクトロッドながら継ぎ作業はしやすいです。
また、頑丈さを重視したとの説明通り、各節ともしっかり肉厚だと感じられます。

2番と3番間の継部。肉厚故に、ブランクス径の差が見て取れます。しかし、全体のベンドカーブはこの継部を意識させないスムースなものです。
部屋で曲げ曲げしてみます。お相手は3リットルの水タンク。さすがに怖いのでリフトは無理ですが、美しい曲りです。製品表記上のアクションはR(レギュラー)で、その名の通りレギュラーアクションですが、2752-R2(2本継)よりも竿全体がしなる、レギュラースロー寄りの調子だとおもいます。


実釣でのフィーリング


実際に、いつもの浜でのオカッパリとウェーディング、中規模河川(猪名川)、ゴムボートでの釣りに使用してみました。


さすがにいつもの浜のようなオープンエリアでは頼りない長さに感じますが、ガイド少な目かつ大口径のセッティングで、初速がつけやすい7.5ftというレングスと適度に長いグリップ長から、キャストフィールも良好で、タックルバランスがよければ想像を超えた飛距離が出せると思います。(個人的にはPE1号、ルアーは巻物の12グラム前後がベストマッチだと思います。)


すでにこの竿でシーバス、キビレを10匹以上釣りましたが、ティップから2番セクションはフッキング時にしなやかに入り込み、2パワーでありながら、アタリを弾いてしまうようなことはありませんでした。


このしなやかさに関しては、相対的にややハリ感が強い2752R-2と比べてコチラの方が上ですね。


小物キビレ相手でもそこそこ曲がってくれ楽しいという一面を備えながらも、ファイト中はベリー~バットの3番4番が美しいベンドカーブと粘りあるパワーで負荷をかけ続けてくれ、その粘り調子と相まって、夏場河川での70センチクラスのシーバス相手でも、まったく力負けせず、不安を感じることもありませんでした。


インプレまとめ


さすがシマノ最高峰ワールドシャウラの名を冠するロッドだけあって、コンパクトロッドでありながら非常によく作りこまれたロッドだと感じます。


旅行やハイキング、ツーリングなどさまざまなアウトドアアクティビティのお供に携行すれば、これ一本で幅広い釣りに対応できるため、楽しみが広がることは間違いないです。


シーバス釣りでは7.5ftを使用されている方は少ないかと思いますが、ワールドシャウラ2752-R5はその携帯性と汎用性から、持ってて損はない1本だと思います。


気になる方はぜひ、手にとってみてください。


【2752-R5ツアーエディションを実際に旅行に持っていった時の記事】
「コンパクトロッドの魅力!旅先でワールドシャウラツアーエディションを使ってみました」

【その他ワールドシャウラのインプレ記事】
「タックルについて ワールドシャウラ2832RS-2」
「タックルについて シマノ ワールドシャウラ2832RSー2(その2)」
「タックルについて ワールドシャウラ2752-R2の長期使用インプレ」
「2/21・28 西宮釣行記(バチ抜け調査&ワールドシャウラ2752-R2/2832-RS2釣り比べ)」
2018/2019 NEWワールドシャウラ、シーバスに使うならこの番手を狙え!
「タックル紹介 ロッド」

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