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ルアーについて メガバス カゲロウ100F のインプレ

2018年10月10日水曜日

インプレ メガバス ルアー レビュー 使い方 評価

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普段シャローの釣りばかりしているため、シャローランナーには目がないワタクシ。


さほどミノーは使わないのに、気になる新製品がリリースされるとついつい飛びついてしまいます。


今回飛びついてしまったのは2018年のメガバスの新作ミノー、カゲロウ100F。

非常にリアルな外観にいかにも食べごろといった感じのサイズ感、コリャ期待できそう〜。


以前試投した124Fがあまりに良い泳ぎだったので、そのダウンサイジング版ということもあり期待感だけでロクに調べもせず即購入してしまいました。


今回はそのカゲロウ100Fのインプレです。




どんなルアー?



全長 100mm、自重12gのフローティングミノーです。


2017年に先行して発売されていたカゲロウ124Fのダウンサイジング版で、大まかなデザインや顔つきなどはオリジナルの124Fそのまんまといった印象ですが、単に相似形ボディというわけでもなく、100Fの方が全体的にスリムなフォルムになっている様子。


かなりボリューム感は抑えられた印象です。


他のメガバスルアーの御多分に洩れず、非常にリアルな外観とカラーリングが特徴ですね。


どんなルアーなのか、メーカー解説文を引用してみましょう。

ランカーハンター久保田剛之プロデュースによるKAGELOU100F。シーバスが表層を意識し、イナッコ、カタクチなどの小型ベイトを捕食しているシチュエーションにアジャストします。KAGELOU124Fと同様、大きく切られたダーターカップで水を強く押し動かし、リトリーブスピード低~中速域では微細なナチュラルロールアクションでバイトを誘発。リトリーブスピードを中~高速化すればアピール力のあるスライドを伴ったロールアクションへと移行。 ウェイトシステムには、重心瞬間移動システムLBOⅡ(PAT.)を搭載。キャスティング時には磁界から離脱するときの慣性インパクトが強力な推進ベクトルを発生させ驚異的な飛距離を誇ります。アクション開始時は、ベアリング内臓ウェイトユニット自体が瞬時に前方のネオジム磁界に誘導固定され、リールに手をかけ回し始めたその瞬間から即座にアクションを始動。対タフコン仕様・究極のシャローランナーです。

メガバスHPより引用)


それにしても相変わらずメガバスの説明文はカタカナだらけですな(笑)



キャストフィール



このカゲロウ100Fも124F同様、メガバス独自のLBO重心移動システムの進化版であるLBOⅡを採用しています。


このLBOⅡ、以前X-80SW LBO Shallowでも投げたことがありますが、本当にキャストフィールが抜群によく、シュコーンとルアーが一直線の軌道で気持ちよく飛んでくれます。


多少の横風もものともせず、常に安定した飛距離を叩き出してくれますね。


絶対的な飛距離もそうですが、このキャストフィールの良さは100mm、12gクラスのミノーとしては間違いなく最高峰レベルじゃないでしょうか。


投げていてまず不満に思うことはないと思います。



アクションとレンジ



アクションはウォブンロールですが、中低速でのリトリーブではウォブリング要素はごく小さいタイトなもので、ほぼロールメインの動きと言えそうです。


そのロール幅もそれほど大袈裟なものでなく、全体的にナチュラルなタイトアクションといった感じでしょうか。


ヘッドのカップ状のリップはウォブルアクションの源だと思ってましたが、このルアーではうまく水を逃しているのでしょうね。引き抵抗もかなり軽い部類です。


その引き抵抗の軽さと関係するのですが、流れの向きや強さに対するリトリーブ時のインフォメーション性能は124Fの方が明らかに豊かな印象で、100Fはちょっとこの点劣る様な印象です。


しかし、低速からでも泳ぎだしは良く、結構なハイスピードでも安定したアクションを出してくれますので、対応スピードレンジは比較的広い部類だと思います。


スイム動画も撮ってみましたがチョイ失敗(笑)


ただ、あまりにリトリーブが速すぎると、ルアー中心を軸とした左右にバタつくアクション(個人的にコレ嫌い)が顔を見せ始めるので、スローからミディアムファストくらいのリトリーブが一番いいアクションを出せる、釣れる速度だと思います。


メーカーによると潜行深度は20~60cmとのことですが、ウェーディングで普通に使っている限り、水深30〜40cm前後を泳いでいそう。


遠距離でのダウンクロスなどでは、ロッドティップ水平でも50cm以上レンジが入りそうですね。


オリジナルサイズのカゲロウ124Fと比べれば結構レンジが入るミノーだと思います。



どんなシーンで有効か?



カゲロウ100Fは、一年中でもっとも使用頻度が高いサイズ感に抜群の飛距離とオーソドックスな潜行レンジを持つミノーで、汎用性が高くいろいろなシーンで活躍してくれると思いますが、あえて有効なシーンを想像してみると、押し出しの強すぎないナチュラルなアクションが特徴のミノーなので、広く探るシーンよりも食わせのシーンに適したミノーといった印象でしょうか。


兄貴分のカゲロウ124Fは、アクションは同じくロールメインのルアーながら、そのボリューム感が結構なアピール力に繋がっていましたが、このカゲロウ100Fはさほどアピール力は強くない印象のため、広範囲をサーチする釣りよりも、狭い範囲で度重なるキャストを強いられる渋い状況や激戦区でのスレた魚相手の釣り、何度もルアーを見られてしまう小場所での釣りなどに向いているとおもいます。


ワイドなウォブンロール系のミノーのフォローとして入れるのにも最適ですね。


ところで、上記のように飛び、泳ぎ、操作性いずれにおいても完成度が高いカゲロウですが、一つだけ非常に残念なコトが。


それは「目玉取れ」問題。


メガバスのルアーは外観同様、非常にリアルな「目玉」をつけていますが、こいつがいとも簡単に取れてしまいます。


結構周りからも「取れた」との声が聞こえてくるので、ワタクシだけたまたま取れたわけでもなさそうです。


メガバスさんにはぜひこの問題、改善してほしいもんですね。


100Fの目玉が初釣行で最も簡単に取れてしまったので、ワタクシは手持ちのカゲロウ全てセルロースセメントで目玉付近をコーティングして使ってます。


目玉取れ問題と値段の高さだけはどうにも残念なところですが、食わせのシャローミノーとして必要な性能をいずれも高いレベルで有している完成度の高いミノー、カゲロウ100F、コレは十分買う価値アリだと思います。


気になる方はぜひ一度手にとってみてください。



デイゲームや秋の比較的クリアな水ではデイ・ナイトともこんなカラーが汎用性高そう。

ボディ中央部が光を透過するカラー。まずめ時や比較的光量あるナイトに良さげですね。

チャートでも強すぎない、こういうクリアベースのものは意外と活躍するシーンが多いと思います。

このカラーも汎用性高そうですね〜。個人的に次買うならコレかな。


なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

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