2019年の釣りに向けてどっちを買う？非常に悩ましい最新シーバスロッド選び！

普段ﾜﾀｸｼが愛用しているロッドは、「タックル紹介　ロッド」の記事にも書いている通りシマノのエクスセンスシリーズとワールドシャウラシリーズです。

普段のメインはコチラ、インフィニティS906MLとエクスセンスLBです。

雰囲気重視の釣りやパワーゲームではコチラ、ワールドシャウラ2832-RS2とテクニウムです。

たまにやるリバーゲームやロッドパワーが必要なシーンではワールドシャウラ2832RS2を使っていますが、普段の湾奥シャローの釣りではほぼ、今年新たに購入したエクスセンスインフィニティの906ML一本でまかなってﾏｽ。



しかし、2018年も残すところあと３か月となったこの時期、非常に気になっているロッドが２本も出てきました。




まあ、もともとﾜﾀｸｼロッドもリールも長年シマノ派なので、どっちもシマノなんですが。


その気になっているロッドのうち一つはコレ。


最近出たばかりのExsence Genos（エクスセンス ジェノス）の S92ML/F-3、テクニカルパスファインダー92です。




どんなロッドなのか、シマノHPから解説を引用すると・・・

「Technical Pathfinder 92」は、激戦区の河川や港湾を攻略するために、繊細さとパワーの双方を具現化する特殊な3ピース構造を採用。#1はソリッドに迫るしなやかさを備えた[ソフチューブトップ]を搭載し、軽めのルアーや波動の弱いワームなどを水の流れになじませてナチュラルに操ることができ、ショートバイトにもしっかり追従。#2は硬さのギャップがある#1と#3を綺麗に繋げる役目。体幹となる#3は30gクラスや波動の強いルアーを正確に操り、掛けてからは粘り強く曲がってシーバスの引きを吸収し最後まで安定したファイトをサポート。※PEライン1号以下の繊細な釣りに適応するコンパクトなガイド＆グリップ仕様。

とまあ、初代エクスセンスのS902ML/AR-C Tuned AR-Cの系譜の直系子孫ですな。


Tuned AR-Cはソフトなティップで大変食い込みが良く、バイトを弾きにくいことと、ルアー操作時は先調子だけど魚を掛けるとベリーが入り込んでバレにくい、さらに意外とバットパワーがあるという独特の調子が特徴で、2011年からずっと現役で使っており、特にバチシーズンやフィネスなシーンでは大活躍してくれてました。


特に春先から夏までのバチ・マイクロベイトシーズンに、小さなルアーを緻密に操るような釣りでは、このロッドの繊細さ、操作性が活きて来るんですよね〜。


そうはいうものの、登場から既に8年以上経つロッドなので、微かにダルさが感じられたり、ちょっとガイド径が大きかったりとだんだん設計年次の古さも感じさせるようになってｷﾏｼﾀ。


一方、インフィニティのMLでフィネスな釣りも充分こなせるのですが、やはり906のレングスは若干大味で、汎用的なインフィニティの調子では不満を感じることも。


というわけで、フィネスなシーンにベストマッチな高い操作性を持つ近代的なロッドも欲しい！ということで、狙っているのがGenosの S92ML/F-3というわけです。
 

もともと小さめのルアーを使った繊細な釣りが多く、あまりパワーファイトを必要としない阪神間湾奥激戦区の釣りでは、ジェノスシリーズ中もっともフィネス寄りなこのテクニカルパスファインダー92くらいのスペックがちょうど良いと思いますし、エクスセンス LBはももちろんのこと、手持ちのハイパーフォースコンパクト（2000番サイズのLBリール）にもジャストマッチしそうですしね。



軽量なロッドにコンパクトLBリールの組み合わせって、衝撃的な軽さだけでなく、ロッドから直接ラインが出て行ってるんじゃないかと錯覚するほどリールの「荷物感」が消えて、ホント究極の軽快な操作性が得られるんですよ。


ということで、買うべきか否か絶賛お悩み中。



そしてもう一つ、気になっているロッドがエクスセンスインフニティのS906M。



どんなロッドなのか、シマノHPから引用してみると・・・

遠近すべての情報を鮮やかに伝達！繊細さまで兼備するパワフルアイテム。
ランカーシーバスを制するパワーと、70～80m先にあるルアーの振動を鮮やかに伝達するセンシティビティを兼ね備えたパワーアイテム。大型プラグやバイブレーション、ブレードベイトなど、重量があるルアーを得意とする。港湾、沖堤、サーフ、干潟とあらゆる場所で幅広く活躍する、高次元の汎用性を発揮する一本。

とのこと。


テクニカルパスファインダーとはえらく性格が違う竿ですが、コレはコレで気になる理由があるのです。


その理由とは、個人的に最近の釣り方が変化してきたこと。


コレまで長年、ナイトゲームで小型ルアー、特にシンペンの釣りばかりをしてきていましたが、ここ３〜４年は、比較的大き目（個人的に100ミリ以上のサイズは大き目です）のミノーを投げるシーンや、デイゲームでバイブレーションを使った釣りをするシーンが多くなってきました。


120mmクラスのミノーや重量あるバイブレーションであれば、強めのロッドで反発力を活かしたキャストをする方が飛距離が期待でき、より遠くを攻められますし、バイブレーションの釣りで必要とされる感度やルアーの操作性に関しては、ハリのある硬めのロッドの方がハッキリ言って有利です。


コレらのルアーで多用するPE1号以上といった太めのラインや、#6以上の太軸フックとのトータルバランスを取りやすいってのもありますしね。


感度やハリという意味では、ワールドシャウラ2832-RS2もいいのですが、あれは８.3フィートのショートロッドで比較的重量もあるため、釣れなくても同じ場所から移動せずに粘ってしまうﾜﾀｸｼの釣りスタイルでは長時間投げ続けるのはしんどいんですよね〜。


というわけで、インフニティの906Mも絶賛検討中といった次第です。


ちなみにインフィニティとジェノスってどこがどう違うの？と思われる方も多いでしょうが、ﾜﾀｸｼも実際のところはよくわかっていません。


ガイド等のパーツに関しては後発のジェノスの方が最新のものを搭載していますが、ブランクスはトレカT1100G素材を使って、アンサンドフィニッシュ風の表面処理をしたインフィニティの方が、明らかにお金は掛かってそうなんですがね。


まあこの辺は、買って使い比べたらわかるかもしれませんが、ロッドはスペックやテクノロジーよりフィーリング重視派なのでさほど気にしていませんが。


もともとﾜﾀｸｼ、メインで使う主軸のロッドを決めたら、それに足りない部分を補ってくれる性格のロッドを追加で探すという主義。


そういう意味では、ここで挙げた２本は現在のメインロッドであるインフィニティS906MLに対して、不足するところを見事に埋めてくれる２本なので、両方欲しいといえば欲しいのですが、安い買い物でもないので悩ましいんですよね〜。


まあ、今現在インフィニティのS906ML一本でなんとかなってるので、買い足しが喫緊の課題というわけでもないのがさらに悩ましい。


10年以上前、レングスとアクション違いくらいしか選択肢が無かった時代から、初代エクスセンスシリーズのように個々のロッドの個性がはっきりしていた時代にかけては非常にロッド選びがしやすかったですが、今のように汎用性ど真ん中をいくインフィニティに個性派集団ジェノスが加わり、さらにそのジェノスの中にも汎用タイプがあったりする混沌の時代にあっては、なかなかロッド選びも難しいですなぁ（笑）


まあすぐに釣り用品やルアーの方に目が行ってしまうﾜﾀｸｼ、なかなかロッド貯金は進まないでしょうから、暫くの間悩んでみようと思います(笑)



初代エクスセンスを使われていた方も多いと思いﾏｽが、同シリーズもはや第三世代。


クルマ同様、一世代のモデルチェンジごときではそうそう新作になびかないﾜﾀｸｼですが、インフィニティとジェノスは実際に触ってみてホントに大きな進化が感じられましたので、新製品にはあまり興味がないという方も、是非一度触ってみてください。



きっと欲しくなると思いﾏｽ。




ちなみに、エクスセンス インフィニティのインプレはコチラもどうぞ↓
（この記事を書いたあと、結局S906Mも買ってしまいました）

• タックルについて　エクスセンスインフィニティ　S906ML/RF の実釣インプレ
• 新しいロッドを買ってみました。エクスセンスインフィニティS906ML/RF
• タックルについて　新兵器導入！エクスセンスインフィニティS906M/RFの実釣インプレ

年初には、こんなロッドを買おうと迷っていました↓

• 2018年、個人的に買うべきか否か悩ましい最新シーバスロッド３選（シマノ派）

実はもう一本、調子だけで言ったらコイツも好みなんですが、さすがにシーバスロッドばかり何本も買う訳にはいかんかなぁ〜。



（ 2019年10月追記）

結局、2019年は以下のようなロッドを買ってしまいました。

長年シマノ一筋でしたが、ちょっと今年はヤマガに浮気気味ですね〜。

ライトゲーム用ロッドも買っていますが、コレもシーバス用に使うつもりﾃﾞｽ〜。
 
・「タックルについて　’19年秋の新製品　シマノエクスセンス ジェノスS87L+/F DarkForce87を買ってﾐﾏｼﾀ！」

・「バリスティック92ML TZ/NANOを買って入魂式に行ってﾐﾏｼﾀ！」

・「ロッドについて　2019年新作、ブルーカレント83TZ NANO Flexも買ってﾐﾏｼﾀ！（ファーストインプレッション）」

・「ロッドについて　ヤマガブランクス　ブルーカレント 93/TZ NANO All-Range を買ってみました（ファーストインプレッション）」

・「ロッドについて　ついに密林からあのロッドが届きました！ソアレ エクスチューンS706UL-Tのファーストインプレッション」
 

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ！ 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ！

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