今のところイマイチ釣れてない今秋シーズン釣行記

最近の釣行事情

みなさまこんにちは。またまた９月初旬以降、長い間釣行記を書かずに放ったらかしにしてしまいました。


釣り自体は行っていたのですが、最近何かと忙しく、潮汐や天候データなどろくに確認もせずに行ける時に釣りに行って、帰ってからもろくに記録もしていなかった次第です。


肝心の釣果の方はというと・・・




こんなのや


 こんなの


 またまたこんなの

 しつこくこんなの（チーバスとチヌばかりなので以下省略）・・・


という感じで、ポツポツ釣れてはいたものの、サイズがいまいちだったり、狙いの魚以外だったりといった感じでした。


徐々に水温も下がり、海の雰囲気も変わってきたので、そろそろ秋の爆釣シーズンに突入するか？と思いきや、バラシ続けてなかなかキャッチまで至らず、10月中旬にはついに丸ボーズの日も。


このままでイイはずはない！ ということで、10月20日（土）、ひどく風邪をこじらせていたにもかかわらず、早い時間帯からまたまたいつもの浜に来てしまいました。

またしても激戦区に殴り込み？

この浜、年々状況は厳しくなっていますが、最近は毎週末どころかほぼ毎日のように誰かがルアーを投げている状況。


魚がどれだけルアーを学習してしまうのかわかりませんが、外海との魚の入れ替わりもさほど期待できない湾再奥部の小規模サーフ、連日ルアーを放り込まれて、間違いなく魚はスレまくっているに違いありません。


第一、ココは正直いうと、周辺釣り場に比べて昔からあまり釣れる場所じゃないですし。


とはいえ、いつものイナッコとは違うベイトも徐々に入るこの時期、粘ればもしかしたらそれらのベイトを追った食い気ある魚の回遊に出くわせるかもしれない！ということで、上げ潮で水が動く14時ごろから偵察です。

予想外のシーンに遭遇！

現場に着くと、日は照っていますが強い北からの風で水面はざわついています。


一般的に、正面からの風で水中の酸素量が増える「南風」の方が魚の活性は上がるといわれていますが、それは夏場の高水温で極端に溶存酸素量が少ない時期のこと。


水温が低く落ち着いたこの時期なら（低水温の方が水中への気体の溶解量が増えるため）溶存酸素不足ということはなく、北風でも特に活性が下がることはないと思っています。


それはさておき、ウエーディングしてしばらくあたりを観察していると、遠く東の方で水面をピピっと跳ねるカタクチらしき姿が！


と思った直後、バババっと水しぶきを上げてボイルが発生！ボイルというよりナブラに近いですかね。


このシーンを目撃したのでいきなりメタルバイブ冷音14gをセット。



ボイルの少し沖に投げ込んで、ロッドを立ててスロー目にリトリーブします。


するといきなりグググっと手応え！しかしこいつはバレてしまいました。


気を取り直して再度スロー目なリトリーブでボイル周辺を攻めていると、再びグググっと重みが。


掛けたのは至近距離ながら、ジャンプはせずにぐいぐい下に潜る力強いヒキを見せてくれたので、もしかしたらマチヌを掛けたかな？と思いましたが、上がってきたのは久々のシーバスさん。

サイズは残念、またしても鈴木さんには足りませんでしたが、 ど日中の湾奥シャローなのでまあ仕方ありません。

 サイズはともかく、とりあえず最近激しくバラしてばかりだったので、キャッチできたのがよかった。


 この魚をリリースしてポイントに戻った時には、すでにボイルは消え、ベイトの気配も無くなっていました。


カタクチイワシがベイトの時はやはり群れの動きの足が速いのか、ボイル沈静化も早いですね。シーンと静まり返ってしまいました。

ひさびさにデイプラッギング！

風邪のせいで頭が若干クラクラするので、この後はしばし浜辺で休憩したのち、16時ごろに再びエントリー。


特にベイトの気配もないので、小型ミノー（フランキー90）で魚が居てそうな流れを探りつつ様子をみる作戦です。


このフランキー90、以前インプレ記事にも書きましたが、小型ながらそこそこキャスタビリティもよく、比較的水受けの良いリップ、ボディ形状をしているので、釣れる流れをサーチするパイロットルアー的な使い方にピッタリ。




オープンエリアでのパイロットルアーというと、120mmかそれ以上のサイズのミノーをメインにされる方が多いですし、ものの本にもそんな風に書いていることが多いと思いますが、ここはスレた魚相手の激戦区。


まずめ時やボイルが出て居るなど魚が食い気あるときは別ですが、今はど日中で魚の動きのない時間帯。


流れの変化やブレイク周辺をコースをずらしながら丹念にルアーを通過させる釣り方をするため、こんな時は何度も大型の大きな動きのミノーを見せるのは逆効果。


どちらかというとﾜﾀｸｼは100mm以下サイズで多少ボリューム感のあるミノーを使うことが多いです。


できる限り遠投して、フランキーのウォブリングが比較的強く出る速めのスピードでただ巻きしていると、ブレイクより少し手前でグググっと手応え！


ブレイクから追って来て食ったイメージですかね。


すかさず合わせを入れてやると、グググっと強目の手応え！エクスセンスインフィニティがいい曲がりを見せてくれます。


１発、２発とエラ洗いをかわしますが、上がる水しぶきがデカい！そこそこいいサイズ！


寄せてきていよいよネットイン！というタイミングで、至近距離で最後のエラ洗い！


と、すっぽーんとルアーがすっ飛ばされてしまいました・・・


う〜ん、残念！最近このタイミングでバラすことが多いんですね〜。


調子よく沢山魚を釣ってる時はバッチリ合わせもキマるんですけど、どうも釣れてないスランプ気味の時期って、ヘッピリ腰気味になってるのか、どうもフッキングが甘いような気がします。


一応磯釣り時代も含めて小学生の頃からレバーブレーキリールを使っていますが、ウエーディングでは飛ばせてナンボなので、まずコレを活用してエラ洗いを防いだことはありません（笑）。まあ、防ごうと思ってもﾜﾀｸｼの技量では無理なんですが。


今年9.6ftのロングロッドに替えてから、手前の最後の悪あがきでバラすことが極端に増えたので、このレングスのロッド捌きにまだ慣れてないってのもあるかも知れませんね。

夕まずめはどうだ！

この後、徐々に夕暮れの雰囲気になってきた頃、Twitterでお世話になってるMuneさんとドレミさんが登場。


夕まずめには沖の方にいい流れが出始めましたが、どうもミノー系では届かないということで、ソルティソニック12gを遠投してサーチしていると、しばらくしてクククっと頼りない手応えが。


なんと上がってきたのは25cmくらいのサバ！


こんなところにも回遊しているのですね〜。


しかしこいつが居るということは、餌になるカタクチが沖の流れに溜まってるのかもしれません。


コレはチャンスとばかりに、より遠投できる冷音14gに付け替えてフルキャスト。


すると何投目かの着水直後の巻き始めに、バシュっという水しぶきとともに魚がヒット！


そこそこ良い引き。コレも間違いなくシーバスです。


しかしあろうことか、こいつもあと７、８mというところまで来て盛大なエラ洗い！


と同時に、ルアーはすっぽ抜けてしまいました。


またしても、残念無念。


この後しばらく粘ってみましたが日が暮れた後は魚からの反応はなく、失意のうちに帰途につきました・・・

今日の釣りを振り返る

今日は結局３匹も惜しいところでバラしてしまいましたが、珍しく日中にボイルシーンを目撃できたし、何よりデイのミノーイングで魚を出せたので、結果は残念でしたが中身は非常に楽しめた釣行になりました。


最近は面倒臭いのでバイブレーションばかり投げていますが、個人的にやはり面白いと感じるのはデイのミノーイングとナイトのシンペンの釣り。


今回は残念でしたが、またトライしてみないと。


ファイト中にバラしてしまうのはシャローでのシーバス釣りの常ですが、最近詰めが甘いというか、後一歩のところで取り逃がすことが多いので、バラし対策は真剣に考えねばなりませんな。


体調悪くて頭はクラクラしてましたが、ひさびさの釣りを存分に楽しむことができました。


またしつこく釣査に来ようと思います。


大自然よ、今日もありがとう。


【タックルデータ】
ロッド：シマノ　Exsence Infinity S906ML/RF


リール：シマノ　'16 Exsence LB C3000MXG
ライン：#シマノ　PITBULL12＃１


リーダー：サンライン　ベーシックFC#5
ヒットルアー：邪道　冷音14g EHIME



ロンジン　フランキー90

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

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