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ルアーについて ロンジン フランキー120 のインプレ

2018年10月24日水曜日

インプレ ルアー レビュー ロンジン 使い方 評価

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今回ご紹介するのはロンジンから2013年に発売された120mmクラスのミノー、フランキー120です。

先日試しに買ってみたフランキー90が、使ってみて非常に良いルアーだったので、オリジナルサイズの方も欲しくなって買ってみました。

ロンジンのルアーってなんとなくルアーとしての完成度が高い製品が多いような気がしますね〜。
見た目も愛嬌あるし結構お気に入りが多いです。

しばらく実釣に持って行って使ってみたので、いつものようにインプレです。




どんなルアー?



全長120mm、自重20g、#6の3本フック仕様のフローティングミノーです。


比較的ボリューム感あるヘッド部分からテールにかけて明確なベンドカーブを描くフォルムに、幅が広く垂直に立ったリップの形状から、明らかにワイド系のアクションを予感させますね。


リップ中央にはディンプルが掘られており、コレもいかにも水の掴みが良さそう。

こうやって見ると意外とボリューム感ありますね〜。


さてどんなルアーなのか、メーカー説明文を引用してみましょう。

わずかな流れの存在も把握する、センシティブサーチベイト誕生!
フランキーは、流れの強い河川から干潟などの広大なシャローエリアを広くカバーし、効率よく探るためのサーチベイトとして開発されたシャローレンジ専用ミノー。フランキーの潜行深度は水面直下から60 cm。潮の干満による潮位の変化やリアクションの変化に素早く広く対応するためのレンジ設定です。
水かきが強くアピールの大きな泳ぎでありながら、ボディシェイプとウェイトバランスの絶妙なバランスを追求することで、強い流れに対してもリップレスミノーのように水を受け流すことで引き重りなく巻いてこられる使い勝手の良さと、シーバスを魅了するハイアピールアクションというふたつの要素を両立。それぞれ大きさの異なる高比重タングステンウェイトボールを4個使用し、更に移動玉を固定するためにマグネットを装着する事で、安定した抜群の飛距離とハイアピールでキレのある泳ぎを同時に実現しました。
低速巻きではロールアクション、中速巻きではタイトウォブンロール、高速巻きになると超ハイアピールワイド系ウォブロール。絶妙なボディ形状により、強い流れでも飛び出さないように設定。リトリーブ速度に応じて可変アクションを誘発させ、流れの変化を敏感に感知するのと同時にアクションの変化で自然な食わせの間を演出します!

(ロンジン フランキー120 製品パッケージ裏面より引用)


やはりハイアピール系ミノーのようですな。



キャストフィール



ウエイトは20gと結構あるものの、投げてみるまでは正直フォルムやリップ形状から、あまり飛びは期待できないなぁとイメージしていました。


しかしこのフランキー120、意外と気持ちよく飛んでくれます。


絶対的な飛距離で言えば、飛びを売りにする最新ミノーには正直負けますが、それでも距離にして50m以上は飛ぶんじゃないでしょうか?


このクラスの、特にパイロットミノーとして必要とされる最低限の飛距離は十分に出せていると思います。


アクションとレンジ



このフランキーの大きな特徴はそのアクション。


メーカー説明文によると低速巻きではロールアクション、中速巻きではタイトウォブンロール、高速巻きになると超ハイアピールワイド系ウォブロールとされていますが、このフランキーの可変アクションは無理やり後から取ってつけたような説明ではなく、本当にいずれの速度域におけるアクションも素晴らしい動きです。



低速域のロールアクションも素晴らしいですが、中速から高速へ移る際の艶かしいクネクネとしたウォブンロールが特にイイ!


シャローミノーでは往々にして、中速〜高速のリトリーブになると、ボディ中央を軸にしてただ左右にバタバタするだけの動きになってしまうルアーが多いように感じていますが、このフランキーの動きはいかにもボディ全体が水を纏っているような体をくねらせるような滑らかな生命感溢れる動きで、リトリーブ速度の変化に対してリニアにアクションが変化するような感覚です。


小さいながら結構幅広のリップのせいか、リトリーブ抵抗は割とはっきりとしていますが、適度に水を受け流してもいるようで重すぎることはなく、上記の通り速度域の変化で生じるアクションの変化は明確に手元にも伝わり、リトリーブ時に得られるインフォメーションが多い、つまり流れの向きや変化を感じやすいルアーだと思います。


レンジはメーカー説明では0〜60cmとされていますが、ウェーディングでロッド水平にして使っている限り60cmも潜る様子はなく、感覚的に水面下30cm前後のレンジを泳いでいるようです。


比較的穏やかに潜行するタイプですが、遠投した先やダウンクロスなどではもう少しレンジは入るでしょう。


また、実際に使っていて、低速からしっかり動くことはいうまでもなく、結構なスピードで巻いても水面から飛び出すようなことはありませんでした。


 対応スピードレンジも比較的広いルアーだと思います。



どんなシーンで有効か?



そこそこ飛距離が出て、流れを感じる能力に長けており、水押しの強いアピール力あるアクションが可能という特性から、このフランキー120が一番活躍するのは、やはり広大な干潟などのオープンシャローじゃないでしょうか。


個人的にいつも釣りしているような湾奥干潟だと、もう少し小さめのルアーでも良いような気がしますが、基本的に広大なオープンシャローでは魚に見つけてもらうためのハイアピールな泳ぎは必須。


加えて、広大ゆえに狙い所を絞れない場所で、釣れる流れを探るための感知能力も必須の性能だと思います。


まさにそれらの性能を共に高いレベルで有しているフランキー120は、 オープンシャローでのサーチベイトとしてまず初めに投げてみるのにうってつけのミノーだと思います。



基本的には投げてただ巻きするだけで良いルアーだと思いますが、リトリーブ速度に変化をつけたり、流れの中を横切らせたりした際に生じるアクションの変化も、大いにシーバスへのアピールになると思います。


非常に優秀なサーチベイト、一本持っておいても決して損はしないと思います。


気になる方は是非手にとってみてください。


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次にもう一本抑えておきたいのがこのカラー。シャローミノーなので迷ったら基本的にお腹のカラー違いを用意するのがイイと思います。

もう一つ、バリエーションとして意外と忘れてはいけないのがクリア系カラー。





なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

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