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タックルについて シマノ ワールドシャウラ2752-R2の長期使用インプレ

2017年3月7日火曜日

2752-R2 インプレ シマノ タックル ロッド ワールドシャウラ 評価

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読んでくださる皆さんが一体どのような検索ワードでこのブログに辿りついて頂いているのだろうかと、GoogleSearchConsoleで調べてみると、意外と多いキーワードが「ワールドシャウラ+シーバス」。


どうやら、ワールドシャウラをシーバス用にとお考えの方が、見てくださっていることが多いようです。


ふと、ワールドシャウラといえば、2752R-2を買ってから、一度もインプレ記事を書いていないことに気づいたので、今更ですが2752R-2の長期使用レポートです。



2752-RS2は、シマノ最高峰の汎用ルアーロッドであるワールドシャウラ(レッドタイプ)シリーズでは古くからリリースされていた中核をなすモデルの一つで、


シマノのカタログ説明を引用すると、以下のようになっています。

トラウトロッドとしてはもっとも支持される7フィート6インチ7’6”のレングスをもつ。川、湖、さらにパワーがあるためソルトウォーターにも過不足なく対応するバーサタイル的スピニングロッド。バスでは、川や湖などでの遠投を目的としたロッドとして活躍する。スピニングロッド=ワーム系と思いがちだがパワーがあるため、流れのあるところでのミノーやシャッド、クランクベイトといった引き抵抗のあるルアーでも無難にこなす。トラウトでいえば、ミノー系からスプーンまでを得意とし、ソルトウォーターでいえば岸からのシーバスロッドとして、それほど足場の高くない堤防まわり、ウェーディングではない河口での釣りなどで手軽に楽しめる。


要は、ルアーウェイトが合っていればあれこれ使える汎用ロッドで、トラウトロッドのカーディフを強くしたようなイメージの竿です。


サブネームは「マルチパーパスロングディスタンスカスタム」。


 自重137g、先径1.7mm、元径11.5mm、適合ルアーウェイト8~28g、適合PEラインMAX1.5というスペックのこの竿は、もちろんシーバス専用ロッドではありませんが、シーバス用途に私がこれまで買って使ってきたロッドの中で、最も使っていて楽しいロッドです。

これまで、河川小場所のシーバス、いつもの浜でのウェーディング、チニング、バス釣り、コイ釣り、ちょい投げなど様々な釣りにつかってきましたが、対象魚を問わず気軽に楽しめる汎用性も、このロッドの魅力かと思います。虹色に輝くブランクスのコーティングもかっこいいと思います。



7.6ftというレングスはシーバス用には短めですが、その短さを活かして速いスウィングスピードでコンパクトに振りぬけば、大げさではなく想像を上回る飛距離をたたき出します。


その心地よいキャストフィールは、これまで使ってきた竿の中で間違いなく一番。


シャキッとした張りのあるブランクは、2パワー(シマノシーバスロッドのML~M相当)で適度な硬さがあり、魚のバイトはもちろん、遠方でのルアーの着底や流れの変化、フックへの小さなゴミの絡みまでもビビッドに捉えることができるほど感度はよいです。


特にキンキンの高弾性ロッドというわけでは無いにもかかわらず、このシャープなキャストフィールや金属的な感度は、バットセクションにより弾性の高い素材を使ったワン&ハーフ設計の恩恵ではないかと想像しています。
(同じワールドシャウラ2832-RS2よりもハリやシャープな使用感は一段優れていると感じています。)


魚が掛かってからの曲がりは、メーカー表記の通りR(レギュラー)アクションで全体のベンドはスムースですが、バット部分は強く残る曲がりだと思います。


それゆえに、あまりの大型魚が掛かった場合、粘りためが利くRS(レギュラースロー)アクションの2832-RS2と比べてのされがちになるような気がしますが、これまで60台後半までのシーバスは何匹か釣ってきて、何ら問題になることはありませんでした。(このあたりの感覚はもっと大きなサイズを釣ってみないとわかりませんが、なかなか釣れまへん)


むしろ、短いレングスとハードなバット、ちょうど操作性のよい長さのリアグリップ長も相まって、非常にダイレクト感ある魚とのやり取りができ、まさに腕の延長といった使用感でスリリングなファイトを楽しめます。

下段が2752R-2。上段の2832-RS2より若干リアグリップが短いですが、この長さも絶妙。キャストするにもトゥイッチングするにも、また肘にあてて魚とのファイトするにも、抜群の操作性です。


沖堤防や広大なサーフ、大河川など大場所での釣りには苦しい長さなので、フィールドは選びますが、もし、この竿をシーバス用に買おう迷われているなら、買って絶対に後悔しない一本だと思います。



2019年2月追記:


名作ロッド2752R-2も、2019年3月にいよいよ新型にモデルチェンジされるみたいですね。

シマノHPのカタログ情報を引用すると、NEWワールドシャウラ2752R-2は 、以下のように紹介されています。

トラウトからシーバスまで対応 アクション全般を巧みにこなすテクニカルスピン
ヘビールアーの緩急あるアクションを意のままに操作することができるショートレングス設計。ジギングにおいては、強靭なバットにより200gまでのジグを軽快に扱うことができ、大型青物やハタ系にも余裕で対応。

コルクグリップのクラシカルなスタイルが個人的には好きだったので、デザイン変更は多少残念な気がしますが、おそらく次モデルはさらにシャープな使用感と軽量化が実現されることと思います。

(2月1日時点で自重は未定とされていますが、先にリリース済みだった2831R-2が117gとかなり軽量化されたことから、2752R-2においても軽量化が期待されますね)


ただ、ちょっと気になることに、シマノHPのターゲット別適合表で、2752R-2は「ボートシーバス/シーバス」の欄に「●」がついていませんが、個人的にコレは誤りだと思います。


シーバス用として考えれば確かに7.5フィートというレングスは、オカッパリやウェーディング用としては短く、ボートでは長いということで中途半端ですが、このレングスがマッチするような湾奥や中小規模河川、小場所などでは全く不満なく使えていたので、'19ワールドシャウラの2752R-2も間違いなくシーバス用にマッチすると思います。


気になる方はぜひ手にとってみてください。

シーバス用にはややショートな7.5ftながら抜群の遠投性能!ショート故の操作性ややりとりのダイレクト感は使ってて本当に愉しめる極上のロッドです。




【その他ワールドシャウラのインプレ・過去記事】
「タックルについて ワールドシャウラ2752-R2の長期使用インプレ」
「タックルについて ワールドシャウラ2832RS-2」
「タックルについて シマノ ワールドシャウラ2832RSー2(その2)」
「タックルについて シマノ ワールドシャウラ ツアーエディション 2752R-5」
コンパクトロッドの魅力!旅先でワールドシャウラツアーエディションを使ってみました
「2/21・28 西宮釣行記(バチ抜け調査&ワールドシャウラ2752-R2/2832-RS2釣り比べ)」
2018/2019 NEWワールドシャウラ、シーバスに使うならこの番手を狙え!
「タックル紹介 ロッド」

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

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