HDはHeavyDutyの略でしょうか?見たところ、頑丈そうな平打ち4番のスプリットリングとボディに比べ明らかにでかい6番サイズの太軸カルティバST56フックがついています。
私の主戦場であるいつもの浜は、大きくても80㎝までのサイズがお相手、かつ波もほとんどなくゴロタ岩がところどころにある程度の穏やかな海なので、ヘビータックルは全くもって必要ありませんし、このルアーが売りとする貫通ワイヤーや100㎏という破断強度もあまり興味はありません。
しかし、シンペンはその日の潮の流れや海況によって、特に流れの強弱によって、アクションや自重、浮き上がり等の特性の違いが、使い勝手や釣果に影響するため、スモールベイトパターンに対応できるシンペンも球数は多いほど良いだろうということで、購入してしまいました。
(後半にスイム動画あり)
他にあまりない75mmという絶妙なサイズ感は、ローテーションで目先を変えたいときに好都合。
実際に使ってみたところ、フォルムと重量(16.5g)から想像できる通り、遠投性はかなり良く、逆風でも難なく飛距離を稼ぐことができます。
泳ぎはシンペン特有の尻振りアクションですが、そのアクションのピッチはゆったりしていて、ウォブリング幅は中庸ながら、ロールが非常に大きい(ベリーのカラーが上から見えるほど)ように感じました。
ただし、これは私がフックを細軸8番(がまかつRB-M)に付け替えたから、製品デフォルトのセッティングでのアクションと少し異なるかもしれません。
似たようなコンセプトのルアーは思いつきませんが、サイズや重量で近いものを挙げればスカジットデザインズのスライドベイトヘビーワン70mmや邪道のヨレヨレミニでしょうか。
ただ、これらのルアーが割ときびきび動くのに対し、レイジーBB75S-HDは若干スローなテンポのナチュラルなアクションだと感じています。
使ってみた総評として、レイジーBB75S-HDは、固定重心で泳ぎだし時の水の掴みも非常によく、風に負けずに遠投でき、流れの中でもスロー気味のピッチで安定して泳ぐ、小粒ながらヘビーなシンペンでした。
今年のスモールベイトシーズンにこのルアーでどれだけ釣果が出るか、今から楽しみです。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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