レンズグリーンシャイナーが欲しかったけど、なかったのでハデイワシキャンディ。 腹が赤い方が、バチ抜けでも使えそうって根拠ないイメージでのチョイスです。 |
このルアー、130mmのボディに15gと、サイズの割に重量は小さいです。きっと第三世代のXAR-Cシェルということで、軽量なのでしょう。
パッケージには潜航水深は10~30㎝、スイムフォームは前傾5°、流速スペックは20㎝~、飛距離は62mと書いています。
とりあえずお試しに使ってみましたが、まず驚かされるのはその飛距離。
Coo100Fでは、ちょっと投げごたえがスカスカな感じですが、130Fは投げごたえ十分。
1.2号PEラインでもストレスなくシュパーンと気持ちよいキャストフィールで飛んでいきます。
飛距離もメーカー発表の数値より出ていそう。体感的にはトライデント90S(メーカー発表69m)と同じくらい飛んでいるように思います。
Coo100Fと同様、結構スローなリトリーブスピードでもしっかり水をつかんで泳ぎだし、立ち上がりのレスポンスも悪くありません。
アクションは大き目のロール。ピッチは速すぎず、遅すぎずといった感じですが、やはりそのサイズ故か、Coo100Fより引きごたえもあり、また重量感あるアクションです。
アクションの雰囲気は下の水中動画で見て取れるかと思います。
レンジは、パッケージに記載のとおりだと思いますが、水平のロッドポジションでウェーディングで使ってみた感覚では、Coo100Fや70Fよりも僅かに下に入る感じで、20㎝くらいの深さを泳ぎます。潜りすぎることはないので、安心してシャローを攻められそうです。
それで、このルアー、どんなシーンで有効かと考えてみると、やはり似合うのはいつもの浜のようなシャロー攻略でしょうか。
これまでは、遠浅の浜や、遠くの馬の背、ブレイク付近などシャローの地形変化を狙い撃ちして流すような場合、シンペンを使うことが多かったのですが、ご存知の通りシンペンは慣れているつもりでもレンジコントロールが案外むつかしく、あまり速く引けば上ずりすぎ、一方あまりスローに引くと底を擦ってしまうこともままあります。
しかしこのCooなら、フローティング故にそのような心配は無用。レンジコントロールは容易で、対応リトリーブスピードの幅も広く、水平に近い姿勢で食わせのアクションを安定して出してくれます。
遠投してのドリフトなどもこれなら簡単にできそう。
ロール主体なので、バリバリ魚を寄せるアクションとはちょっと違うかと思いますが、サイズはスリムシルエットながら130と結構大き目で、水中でも存在感あると思いますので、オープンのシャローでアピール不足ということもなさそうです。
ただ、今春発売されたからとりあえず飛びついてしまいましたが、個人的にはサイズとアクションは、ズバリ秋のサヨリパターン向けかなと思っています。
今がシーズン真っ只中のバチ抜けの釣りにはちょっと大きくてミスマッチかな・・・と思いつつも、とりあえず暫くの間、試しに使ってみようと考えています。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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