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ルアーについて シマノ エクスセンス シャローアサシン99F フラッシュブースト のインプレ

2019年4月12日金曜日

インプレ エクスセンス シマノ ルアー レビュー 使い方 評価

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製品発表があった時点で多分買っちゃうだろうなぁと思っていたシャローアサシン、やっぱり買ってしまいました。


もともとサイレントアサシンの99サイズも結構好きなルアーだったのですが、ワタクシが通ういつもの浜は激シャローなので、どうにもレンジが入りすぎて根掛かりしてしまうということで、結構好きなルアーだったのにほとんど使ったことがなかったんですよね〜。


そんな中で登場したシャローアサシン、その名の通りシャロー用ミノーということで、それだけでも十分飛びつく要素なのですが、さらに狂鱗カラーにフラッシュブースト機構という新しいギミックまでついて、コレは買わずにはおられません(笑)

ルアーの写真を撮影するのを失念してましたので、シマノHPより拝借。
とりあえず悩んだ結果、このボラカラーを買いました。


ということで、まだ大して使ってもいないのですが、今回はこのシャローアサシンのインプレです。






どんなルアー?



全長99mm、自重14gのフローティングミノーです。


シマノHPのスペック表によると、流速スペックは40cm/秒と結構スロースピードから泳ぎだすようで、潜行水深は10〜30cm、飛距離は59m、前傾10°の姿勢で泳ぐようです。


レンジはもちろんその名の通りシャロー向けになっており、遊泳姿勢は多少前傾がきつくなったようですが、まんまサイレントアサシンのシャロー版って感じのミノーですね〜。


シマノHPや製品パッケージ裏面から解説を引用しようかと思いましたが、最近のシマノ、あまり製品情報を書いてくれなくて、商品解説はあっさりしたもんです。

新開発「フラッシュブースト」搭載! 止めておいてもアピールする新感覚ミノー!
リトリーブでウォブロール。 さらに止めておいても新開発の フラッシュブースト機構で連続アピール。 新しいシーバスミノーの 世界をご堪能ください!

(シマノHPより引用)


まあ、製品のディティールについては釣具店店頭で配布しているLureXって冊子や、Youtube、シマノTVなどの動画メディアなどで散々紹介されているので、カタログでの説明はいらんって感じなのでしょうか?


ダイワルアーの製品パッケージ裏面には文字数限界までぎっしり説明文が書いているのとは対照的ですね〜。



キャストフィール



キャストフィールはおなじみいつものAR-Cルアーのキャストフィールって感じで、サイレントアサシン99Fと似たような感じですね〜。


コンパクトなスイングで投げる軽いキャストでも、ロッドを曲げ込んだフルキャストでも、イイ感じで飛距離が出てくれるタイプだと思います。


サイレントアサシン99Fに比べて、リップの高さが減った分、投影面積と空気抵抗が減るからより飛ぶようになるだろうと予想していましたが、そんな事もないみたいで、スペック表を見てもサイレントアサシンの飛距離61mから59mへと何故か2mダウンしていますね。


もしかしたらリップが立ち気味になって空力面で不利なんでしょうか。コレは不思議ですなぁ。


とはいえ、太糸を使っていても、また多少の向かい風であってもよく飛んでくれ、実釣でキャストフィールに不満を感じることは無さそうです。


ちなみにエスクリムシリーズやレスポンダーシリーズのようなX AR-Cになっていないのは、フラッシュブースト機構を搭載するためにボーン素材を採用できなかったからでしょうね。



そのため、コレらのルアーとは、若干投げ応えが違いますね。



アクションとレンジ



メーカー公表値によるとレンジは潜行水深は10〜30cm。


似たようなサイズ感のルアーで言えば、レスポンダー109やアイボーン98Fシャロー、フィードシャロー105、アストレイア99Fシャローなんかとモロ被りするレンジ設定ですね。


しかし実際に使ってみた感じ、数値よりも意外と潜るなという印象を受けました。


ウェーディングなどでロッド水平で巻きで使っている限りは、10cm前後でレンジキープは難しく、リトリーブや流れが当たる事ですぐ30cmくらいしっかり潜っちゃいそうな感じです。


そしてアクションの方は動画も撮ってみましたが、見ての通りワイドロール系の泳ぎ。



泳ぎだしのレスポンスはかなりイイ方ですが、ボーン素材で浮力が高いレスポンダーなどと比べると、このシャローアサシンはそこまで高い浮力は感じられず、よく言えば水噛みが良い印象、悪く言えばキビキビさに欠けて鈍重なイメージで、あまりキレのあるアクションとは言えません。


上から見ていると、銀色の横っ腹のフラッシングがかなりはっきり見えるので、スローに引いても結構大きな動きをしていると思います。


リトリーブスピードが遅いうちはなかなかイイ動きをすると思いますが、ハイスピードになると急にバタついた感じが出てきて、個人的にあまり好きでない動きになりますね。


リトリーブ時の引き抵抗はかなり軽く操作感はいいですし、泳ぎも安定しているので水面に飛び出したりもしないですが、流れの強い場面でのダウンクロスなどではバタつきすぎないよう注意が必要だと思います。



どんなシーンで有効か?


このルアーの全長99mmって、どうも色んなメディアでの取り上げられ方を見るとどうやらシーバスルアーの中では小型ルアーに分類されているようですが、いつも湾奥干潟でチマチマした釣りをしているワタクシにとってはこのくらいの大きさが一番ベーシックなサイズ感。


もっとも活躍してくれるシーズンはおそらくボラの当歳魚が同じくらいのサイズにまで育つ夏から秋口だと思いますが、まあマッチザベイトをさほど意識しなくとも、激戦区のシャローでは実質的に通年パイロットルアーとして扱いやすいボリュームじゃないかと思います。


泳ぎのレスポンスも良く、また水への馴染みも良い、さらに飛距離も出るので遠距離を責められるという事で、通常の巻きの釣りにもドリフトの釣りにも、幅広い釣り方に適応できるタイプのルアーなので、レンジが合えば比較的シーンを選ばず活躍してくれると思います。



まだ実釣では数投しただけなので、実力の程は分かっていませんが、リアルなフラッシング効果が期待できる狂鱗ホログラムと、止めていてもキラキラとアピールしてくれるフラッシュブーストの誘引力がいかほどのモノなのかは、コレからじっくり使って確かめてみたいなと思います。


まあ、仮にそれらのフィーチャーが無かったとしても、このシャローアサシン、中身はごくベーシックで汎用性のあるミノーなので、持っていて決して損はないタイプだと思います。


皆さんも是非試してみてください。



通年オールマイティーに使えそうなのがこのカラー。

春夏の濁った潮で効きそうなのはやっぱりグリキンダヨ〜!

個人的にボラとどっちにするか最後まで迷った相手がコレ。狂鱗模様が活かせるリアルなカラーですね〜。


なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

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