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ロッドについて ヤマガブランクスの2019年新作、ブルーカレント83TZ NANO Flexも買ってミマシタ!(ファーストインプレッション)

2019年4月6日土曜日

インプレ タックル ブルーカレント ヤマガブランクス ライトゲーム レビュー ロッド 評価

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先日、「ロッドについて ヤマガブランクス ブルーカレント 93/TZ NANO All-Range を買ってみました(ファーストインプレッション)」でインプレを書いたブルーカレント 93TZ NANO All-Range、ワタクシとしてはシマノ以外のロッドを買うのは実に十数年振り、さらにヤマガブランクスのロッドはお初でしたが、コレが実釣で使ってみると非常にイイ!


ということで、その後すっかりヤマガファンになってしまいマシタ。


そのヤマガブランクスのロッドで、実は以前からもう一本、非常に気になっていたのがこのブルーカレント 83TZ NANO Flex。



先日、ヤフオクで釣具を大量処分したので、その売上金で新たにこのロッドをポチってしまいマシタので、今回はこのロッドのファーストインプレッションとして、部屋でいじってみた感想を書いてみたいと思います。






ブルーカレント 83TZ NANO Flexの基本スペックはメーカーHPによると、全長が2520mm、自重73g、適合PEラインは0.2〜0.6号、適合ルアーウエイトはジグヘッドが0.8~5g / 各種リグが1.8~10.5g / プラグが1.5~8gとされています。


もともとのこのロッドのコンセプトは「ジグヘッド単体の遠投をコンセプトとしつつ、軽量ジグヘッドの扱いやすさと感度を融合させたロングレングスモデル」ということで、ライトゲームにおいて遠投が必要なシーンを想定されたモデルのようですが、個人的には、12月末から3月初頭あたりの低水温期に、小型プラグを使って狙う湾奥サーフでのオカッパリシーバスフィッシングに使おうと思って買ってみた次第。


早速届いたロッドを開封してみると、非常に軽い!


それもそのはず、このロッド、8.3フィートのレングスながら自重はたったの73g。


93TZ NANOの90gってのも、普段使ってるシーバスロッドに比べたら衝撃的な軽さでしたが、83TZ NANOはそれよりもさらに劇的に軽いです。


また、93TZ NANOでは初めて手にした時、ティップやバットの太さが目立ちましたが、83TZ NANOの方は流石にそれに比較するとティップもバットもかなり細めなので、よりライトゲームロッドって感じですなぁ。


2000番サイズなど小型リールとの相性が良さそうです。

早速RINKAI SP 1700DXGと合わせてみました。これは自重190gの小型LBリールなのですが、フォアグリップのすぐ上あたりに重心が来るので、重量バランス的にもイイ感じですね〜。
ちなみにワタクシ、ライトゲーム用リールもレバーブレーキ派です。


小振りながら握りやすいグリップを持って振ってみた感じ、Flexというサブネームの表す通り、まるでムチのように非常にしなやかによく曲がる。


軽く振っただけでもブランクス全体が大きく曲がる感じなので、これならウエイトを胴に乗せてしっかり曲げ込むスイングをすれば、スペック表に記載の通り0.8g程度の軽量ジグヘッドとかでも十分投げられそうです。


また、振った後のブレの収束はこのモデルでも非常に早く、実釣キャストはまだしていませんが、おそらくスッと1発でブレが収束するタイプのロッドだと思います。


よく曲がる特性はガイドに糸を通して引っ張ってみても同様で、軽い負荷でもしっかり曲がり込む印象です。


以前インプレを書いたソアレ エクスチューンは、軽い負荷に対してまずティップ付近が反応して、負荷の上昇に伴って徐々に胴に入るような曲がり込み方でしたが、ブルカレ83TZ NANOの方は比較的軽い負荷でもベリーが入り始め、負荷をかけていくとロッド全体で大きく曲がり込んで行くタイプ。


曲げ込んだ後のベンドカーブは似ているようで、曲がりの質は両者で大きく違うといえますね。


さて、今回も恒例の500mlペットボトルのリフト実験をやってみました。

500mlペッドボトルをリフトした様子。非常によく曲がるロッドなので、ティップ先端がブラインド枠より下に行ってしまって見えにくくなっちゃいました。


やはり胴からググンと大きな弧を描いて曲がりますが、そのベントカーブは至ってスムースです。


93TZ NANOに比べると、この83TZ NANOはより繊細でアンダーパワーなのは間違いありませんが、それでも負荷が胴に乗って曲がり込んだ時に生じるリフティングパワーはなかなかありそうで、500mlペットボトル程度ではもちろん余裕でリフトできました。


これならライトゲーム全般はもちろんのこと、当初の購入目的である厳寒期のシーバス釣りにも十分使えそうですね。


これで大型シーバスを掛けたら、やり取りに時間はかかりそうですが、最高にヒキを楽しめそう。


想像しただけでワクワクしてしまいます。


あえてアンダーパワータックルで狙うチニングゲームなんかに使っても面白そうですなぁ。



とまあ、買ったばかりのブルーカレント 83TZ NANO Flex、室内でいじってみた印象はこんな感じ。



早く実釣で使い倒して、インプレ記事を書きたいところですが、もうすでに季節はバチ抜けシーズン真っ只中。


シーバスもそろそろ体力をつけてきているため、パワー感や適合ルアーウエイトから鑑みて、残念ながらしばらくの間このロッドが実釣デビューすることはできなさそう。


機会があったらメバル、アジ狙いのライトゲームもやってみたいんですけどね〜。


まあ、実釣で使い機会ができたら、また改めて実釣インプレを書こうと思います。乞うご期待。



今回ご紹介したロッドはコチラ。シーズンじゃないかもしれないけれど、年間生産タイミングが少ないので在庫がなくなっちゃわないうちに確保しておいた方がイイと思いマス。

93TZ NANOは本当に買っておいてよかった一本。その後在庫を見かけたことがありませんね。どうやら次は7月生産分を予約受付しているお店もあるようです。コレも欲しい人は在庫見つけたら即買いした方がイイと思いマス。

先日ソアレ エクスチューンを買ったばかりなので、7ft台のライトゲームロッドは個人的にはもう買うことはないと思いますが、コレは結構83TZ NANOと味付けが似た、曲げて獲るタイプのロッドとのこと。どんな感じなのか非常に興味ありますね〜。

※ブルーカレント 83/TZ NANO Flexの記事はコチラ


※ブルーカレント 93/TZ NANO All-Rangeの記事はコチラ


※ブルーカレント 85/TZ NANO All-Rangeの記事はコチラ

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

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