このバッグ、以前、「耐水性が重要!雨中での釣りにお勧めなタックルバッグ6選」って記事で紹介した完全防水のバッグです。
メインの気室は完全防水の「TIZIP」ジッパーを採用していて、すべてのシーム(縫い目)はシーリングされており、TPU(サーモプラスチック・ポリウレタン)コーティング、DWR(耐久性撥水)加工済みのこの製品は、ジッパーを閉めれば空気も漏れない気密性。
豪雨の中でも中身はドライに保てるので、安心して釣りをすることができます。
雨はすでに止んでいましたが、ちょこっと試しに雨後河川のリバーシーバス調査に持って行ってみました。
ワールドシャウラ2832-RS2と記念撮影。容量は20Lと、スリングタイプのバッグとしてはそこそこ大きくて余裕があるサイズです。ライジャケに入れるサイズのMEIHO VS-3020MDクラスなら、8個入れてもまだ余裕がある。まあ、よほどの荷物じゃない限り、日帰りの釣りで容量に困ることはなさそうです。 |
ちょっとこのバッグのディテールを見ていきましょう。
サイズは思ったより大き目ですが、バッグ本体が軽量なため、荷物を入れすぎない限り疲れることはなさそうです。
正面から見たところ。黒いストラップは、ロッドを差し込んで固定するために自前で取り付けたもの。バッグ本体に、アウトドア用品で多用される20mmテープを通せるループ穴がいくつか空いているため、アウトドア用小物のストラップを流用しました。 |
サイドから見たところ。キャリング用のハンドルもついています。写真には写っていませんが、上部にもキャリングハンドルがついています。 |
底面から見たところ。正面についていた、ロッドチューブ取付用ストラップをこちら側に移動させました。 太目のロッドケースごと背負うような場合に便利です。 |
肩から掛けるスリングも程よい太さ。D管や小物取付用のウェビングベルト、ストラップなどもついており、プライヤーホルダーやコンパクトライトを取り付けても良さそう。
背面にはメッシュで通気性の良いパッドが入っており、背負い心地はまあ悪くないです。
完全防水故に、孔をあけずにピンオンリールを装着するためのホールがところどころに空いており、バッグ外側には、ランディングネットやフィッシュグリップを取り付けるためのD管も配置されているため、拡張性もそこそこありそう。
気になる耐水ジッパーの引き心地もまあ滑らか。これなら充分な実用性です。
コレが耐水ジッパー、TIZIP。エンドまで閉めれば、空気も漏れない完全密封です。でも、思ったよりも引き心地は滑らかで、意外と使いやすいかも。 |
フロントポケットは防水ジッパー。こちらは「完全」防水とは言えませんが、まあ普通の雨程度なら耐えてくれます。入口に対してこの前面ポケットの容量は大き目。濡れても良いものや、頻繁に出し入れするもの等の収納に便利ですね。 |
背面側。スリングには小物を取り付けられるD管やストラップ、ピンオンリール取付穴などがあり、いろいろ装備を装着できそうです。通気性良い背面パッドも快適。 |
これまで何種類か、ヒップバッグの類を使っていましたが、このヒップバッグというのが意外と曲者で、収納量が大きいタイプでは、荷物が重くなってくると、自重で激しくずり落ちるようになります。
また、素材がハードなタイプとしなやかなタイプ、両方使っていましたが、しなやかなタイプは得てして開口部が安定していないため、中身をポロリする可能性が高くて、イマイチなじめませんでした。
結局、肩掛け用のスリングベルトを追加して、ズレを防ぎながら、ヒップバッグタイプを使ってきましたが、どうせ肩にベルトを回すならそもそもスリング式バッグでも良いのでは?と考えて、今回はこのタイプを選んでみました。
結果的に、正解だったようで、使い勝手はなかなか上々。
スリングが便利なのは、くるっと回転させると写真のようにお腹の前に開口部を持ってこられるところ。 これならルアーチェンジも楽々です。 |
完全防水という機能性と、釣り用に考えられた様々なユーティリティ性、このバッグと膨張式ライフジャケットがあれば、どんな場所でもいけそうで、持っているだけで釣りに行くのが楽しくなりそうです。
さあ、このバッグを背負って、浅瀬を渡って雨後河川で爆釣だ!と思いましたが・・・ |
深みにはまって右足浸水・・・僅か20分で撤退を余儀なくさせられました。あらら・・・ |
というわけで、さっそくリバーシーバスでデビュー!となるはずでしたが、川の深みでずっこけて、片足がずぶぬれに。
今回は残念ながら、華々しく初戦デビューという訳にはいきませんでしたが、このバッグを持って、これまであまり行かなかった波止や河川など、新たなオカッパリ釣りポイントを開拓していきたいと思っています。
私が買ったのはコレの先代モデルです。現行版のカラーは3色あります。
もう少しライトに、ヒップバッグ派の方には、10Lサイズのヒップタイプもあります。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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