先代レイジーには結構お世話になっていましたが、後継機のレイジースリム、一体どんなルアーなのでしょうか?
思い切ったモデルチェンジをしてきましたね〜。ダイワらしいカラーリングと外観です。 |
どんなルアー?
全長88mm、9グラム。
「ダウンフォースヘッド」と呼ばれる、斜めにカットしたかのようなヘッド形状が特徴の、小型のシンキングペンシルです。
結構よく釣れるルアーだった先代レイジーと比べると、スリムでボリュームが抑えられたシェイプになりましたね。
どんなルアーなのか、メーカーサイトの解説文を引用してみましょう。
食わせ重視の「スリムシルエット」+「2-WAYアクション」を備えたぶっ飛びシンペン | ||
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キャストフィール
自重9グラムの割には、その細めのフォルムのためか、キャストフィール、飛距離はかなり良い部類だと思います。
感覚的にはライバルであるシマノ トライデント90Sやアピア パンチラインスリム90よりも10%落ちるくらいの飛距離だと思いますが、自重が軽めのため、こんなものでしょう。
より飛距離を稼ぎたい場合は、同じサイズのHV(ヘビーウェイト版)もありますので、それを選んでもイイかもしれませんね。
レンジとアクション
メーカー説明では水面直下~約50㎝となっていますが、ウェーディングで普通に使っていると、スローなリトリーブでは水面下30㎝、ミディアムリトリーブで20㎝あたりのレンジを泳いでいるようです。
水の抵抗が少ない細目のリーダーを使っていたり、アップに投げている場合ではもう少しレンジが入るかもしれません。
ロッドを立てたデッドスローリトリーブでは、震えるような「マイクロタイトウエーブアクション」と呼ばれる微弱なローリングをします。
スローリトリーブではローリングしながらユラユラとテールを揺らすスローなスラロームアクションをし、ミデイアムリトリーブへ速度を上げると、徐々にスラローム幅が大きくなります。
細身シンペンといえど、アクションは食わせ系からアピール系まで幅を持たせることができているように感じました。
流れにも比較的強く、細身ながらしっかりと潮流を感じてリトリーブすることができ、浮き上がりは抑えめで比較的レンジキープ力があるタイプだと思います。
また、その独特のヘッド形状からか、トゥイッチアクションへの追従性も秀逸。
下の動画では、なんとオープンエリアのデイゲームで、トゥイッチングで連発していますが、こういう使い方もできてしまうあたり、かなり芸達者なルアーですね。
コチラの動画ではレイジースリムの可変アクションがよくわかります。フォール時には、明確なローリングをしながらフォールしてますね。
どんなシーンで有効か?
意外と飛距離が出て、リトリーブスピードによって微弱なアクションからアピール系の泳ぎまでもこなすため、その特性を活かしてシャローを広く探る場面でも活躍してくれますし、小粒細身でありながら浮き上がりにくい特性もあるため、ピンポイントでレンジを入れての食わせにも適していそうです。
また、そのフォルムからバチパターンを連想させるかと思いますが、私個人のこれまでの実績から、バチ以外にも稚魚などマイクロベイトや、通常の魚系ベイトにも適合すると思います。
サイズもフォルムもいまや珍しくないタイプのルアーですが、意外と多芸で、いろいろなシーンに適合させられる、汎用性あるルアー。
タックルボックスに1本入れておけば、いろいろなシーンで出番があるかと思います。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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