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ルアーについて 春の新作 アイマ シュナイダー13(ima SCHNEIDER13) のインプレ

2017年5月2日火曜日

ima インプレ ルアー レビュー 使い方 評価

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2017年春、またまた魅力的なサイズの鉄板バイブレーションが出てきました。


今回は先日釣具店で見つけて一目ぼれ、早速購入してしまった、アイマのシュナイダー(SCHNEIDER)13についてのインプレです。

imaのシュナイダー13。小粒軽量の鉄板バイブレーションです。





どんなルアー?


2017年3月末に発売された、全長55mm、重量13gの小型鉄板バイブレーションです。


シュナイダー28という兄貴分のサイズが先行発売されていたようですが、私はシャローの釣りばかりするため、そのサイズには興味ありません。


表面積が比較的小さく小ぶりなシルエットに、への字に曲がったような鉄板ボディには前後2つのアイがあり、フックはST-46相当で10番サイズのものが装着されています。


とりあえず投げてみます


キャストフィールに大きな特徴はありませんが、小粒ながらやはり鉄板バイブレーションなので飛距離は普通によく出ます。


ボディが回転したりすることもなく、素直にウェイトなりの飛距離が出るといった感じでしょうか。


キャストとはあまり関係ないかもしれませんが、着水後のフックがらみや背負いなど、エビることが非常に少ないようにも感じました。


コレは鉄板バイブレーションとしては非常にうれしいところで、好印象。


暫く投げ倒してみましたが、ヘッドの鉛部分からわずかに鉄板が前に張り出したつくりとなっているため、ボトムコンタクトによる塗装のはげやヘッドつぶれを軽減してくれています。


他の鉄板バイブレーション同様、塗装はあまり強くない印象を受けましたが、頭が削れて鉛がむき出しになって、目玉が取れたり形や泳ぎが変わってしまうような鉄板バイブレーションも数多い中、このようなつくりでヘッドを保護してくれているのは非常にありがたい。


また、ラインアイは若干縦方向に長い楕円状?の形状をしており、スナップの種類を問わず付け外しがしやすい形状だと思います。


この辺の細かい使い勝手も含め、後発だけにいろいろとディティールについてもよく考えて作られたルアーだと思います。


レンジとアクション


パッケージやメーカーHPには特にレンジは明確に書いていませんでしたが、いつもの浜の水深0.6~1.5m地点で投げ倒してみた感じ、邪道の冷音14gIP-13に比べてもボトムノックが少なく、浅場を積極的に攻めやすいと感じました。


これはシャローエリアでのウェーディングでも充分使える使用感だと思います。


アクションは鉄板らしいウォブリングですが、高周波なビリビリといったバイブレーションではなく、比較的ゆっくり目なピッチのロールに寄せたアクションといった感じです。


私はよくショートピッチジャークを多用しますが、そのレスポンスも悪くない。




そしてなんといっても特筆すべきはその引き心地の軽さ。


前方ラインアイを使うと非常に軽く、かといって抜けすぎる感じでもない。いい塩梅で、まるでミノーを使っているかのような軽い引き心地になります。


また、後方ラインアイを使うと、明確に引き心地は重くなりますが、これも同クラスの鉄板に比べるとやはり十分軽い引き心地と言えます。


この引き心地の軽さは、手返しよく連投してサーチするバイブレーションの釣りでは非常に嬉しいポイント。


長時間の釣りにおける疲労感は確実に軽減されますね。


後方ラインアイの方が、泳ぎだしのレスポンスはよく、よりスローなリトリーブでもしっかりバイブレーションしてくれる感があります。


鉄板バイブレーションで複数ラインアイを持つものでは、前アイを使うと引き心地が軽すぎアクションが消えがちになったり、最後尾アイを使うと引き心地が重すぎて使いづらいというものもままありますが、シュナイダー13に限っては、前アイも後ろアイもライト級のロッドでも充分使いこなせるような、とても実用的な引き心地といえます。


それでも、私個人の好みとしてはやはり軽快な引き心地の前アイが好みかな?多分今後こちらを多用することになると思います。



どんなシーンで有効か?


軽快な引き心地とウエイトの軽さ、また、絡みにくい、エビりにくいという特性から、やはり個人的に一番使ってみたいのはいつもの浜(干潟)や河川でのシャロー帯での釣り。


サイズ感や泳ぎも、今の時期のマイクロベイトのパターンにどんぴしゃり。


シャローでのチヌ狙いにもマッチしそう。


きっとデイウェーディングのサーチベイトとして、大活躍してくれること間違いなしだと思います。


また、個人的にナイトゲームで鉄板バイブレーションを使うシーンもままありますが、遅めのリトリーブでもしっかり泳ぐ後方ラインアイを使えばそんなときにも活躍してくれそう。


私の中ではこれまでシャロー、ウェーディングでの鉄板バイブレーションは、邪道の冷音14gとダミキのまめさん55が2強だと思っていましたが、もしかしたら今後はこのシュナイダー13がそれらにとって代わってメインルアーになるかもしれません。



基本性能が高くディティールもよく考えら、何よりシャロー特性に優れたシュナイダー13、みなさんも試してみられてはいかがでしょうか。


シャローでのウェーディングが好きな人なら、持っていて損はないルアーだと思います。





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