メガバスらしいリアルな造形ときれいなカラーリングも特徴ですね。 |
どんなルアー?
全長119.5mm、自重18.5gのシャロー用シンペンです。
メーカー説明文は以下の通りです。
村岡昌憲プロデュース。サヨリパターンを攻略する、スーパーシャローベイト登場。(引用元:Megabass HP)
バチ抜けパターンに特化したカッター90に対し、カッター115はサヨリなど細身なシルエットのベイトフィッシュにシンクロするスーパーシャローベイト。
水を切り裂くよう設計されたカッターシリーズ独自の「V字ヘッド」は、水流を効率的に「逃がす」ことで、ボディを急速浮上させ、水面に鋭いV字波紋を発生させます。スローリトリーブでは、サブサーフェスをロールアクションでアピール。細身のボディ専用に開発された超低重心フラットバランサーが、繊細なナチュラルロールアクションを実現。フラットサイドボディが生み出す鮮烈なフラッシングとの相乗効果で、フィーディングモードのモンスターを水面へと駆り立てます。さらに、極限まで空気抵抗を減らしたエアロボディと超低重心フラットバランサーによって、異次元のロングディスタンスキャストを実現。カッター115は、激スレ状況からシーバスを捻り出す、シークレットウェポンです。
●超低重心フラットバランサー搭載
●フロント・センター・リアフック/ #4
●サヨリパターンに特化したスーパースリム・シルエット
●ターゲットエリア:湾奥・流れの穏やかな河川
キャストフィール
18.5gという自重はMLクラスのシーバスロッドでも乗せやすくフルキャストしやすい重量で、薄型のボディと相まって、非常に飛距離は出るタイプのルアーだと思います。
風のある状況でも風を切り裂くように飛んでいき、広範囲を探るのに適しているといえます。
アクションとレンジ
浮き上がり性能がよく、リトリーブするとこのルアーは水面付近まで浮上し、尻下がりの姿勢で水面直下で微弱なローリングを発生します。
スロー気味では微弱なロールアクションですが、リトリーブスピードを上げるとそれにつれて若干ボディの振れ幅も大きくなるようです。
ベイトフィッシュを模したナチュラルカラーが多いですが、このローリングによるフラッシング効果も高そうですね。
また、ミディアムからファスト気味に引くと、独特な形状のヘッドが水面を切り、V字のひき波をだしながらアクションします。スローだと、水面からちょっと下でロールアクションをします。
スローからファストまで対応するリトリーブスピードが案外広くて、スピードの高低にかかわらず水面直下のレンジで安定したローリングアクションを出してくれるというところが、このルアーの特徴であり良いところではないかと思います。
どんなシーンで有効か
シャローフラットを広範囲に探るのに必要な飛距離が出て、リトリーブスピードによらず水面直下を安定したアクションで泳いでくれるという特徴から、私が釣りをするいつもの浜のように遠浅の砂浜では大活躍してくれます。
個人的には、サヨリシーズンはもとより、バチ抜けシーズンにも、風や波が強い状況で使うことが多いです。
風や波のある状況では、よくあるバチ抜け用の表層系ルアー(マニックやアルデンテ、Envyなど)の多くは軽すぎたり、引き抵抗が小さすぎたりと、扱いにくいことが多いですが、このカッター115はそれらに比べて重量もあり、風の中でも飛距離が出せて、引き抵抗も大きいため踏ん張りが効くから、こういう状況では特に使いやすい。
過去には実際にこのようなシーンで何度かバチ抜け時期のシーバスをキャッチしています。
メーカー説明文によると、サヨリパターンや秋の多少大き目な魚系ベイトを対象としたルアーのように書かれており、またターゲットエリアも湾奥・流れの緩やかな河川と書かれていますが、あまりそのように限定する必要もないのかなと思います。
風や波がある状況でも水面直下を思い通り攻められるカッター115、一本持っていると便利なルアーだと思います。
※兄弟分であるカッター90のインプレはコチラ
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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