中でも、装備をコンパクトにまとめて必要なものへのアクセスも簡単なウエストバッグ は、手軽な釣りには欠かせません。
しかし実はワタクシ、これまで何度もウエストバッグを買ってきましたが、ことごとく失敗。
きっと製品自体は悪くなかったのでしょうが、あれこれ使っているうちに不満が出てきて、結局は手放してしまってばかりでした。
そんな中、先日久しぶりに良さげな釣り用ウエストバッグを見つけたので、久々に買ってみました。
オカッパリなどお手軽装備でパッと出撃できるのがウエストバッグ タイプのいいところですね〜。 |
今回購入したのは、2017年にコアマンからリリースされたショアスタイルバッグです。
メイン素材はナイロン製のウエストバッグ。
先日インプレ記事を書いた「コアマン×パズデザイン スーパーライトベストSLV-024」のパラシュートクロスとはちょっと表面の素材感が異なりますが、これもかなり軽量でしなやかな素材が使われています。
前面からの様子。表面素材はリップストップ生地で、方眼状に縦横の織り糸が入っています。コレは平織りナイロンと違って、万一穴が開いても裂け目が方眼枠以上に広がらないようにした生地です。バッグ底面はスレに強そうな太番手ナイロン生地でできています。 |
背面は全面メッシュ素材で通気性を確保。ウエストサポートがかなり幅広でしっかりした素材であるため、装着時のフィット感はかなり良く、荷重もうまく分散されるため、これなら追加のショルダーベルトも要らなさそうです。上部中央には小ぶりで邪魔にならないキャリングハンドルもついています。 |
サイズはH200mm×W270mm×D140mm、重量はわずか560g。
以前は防水性の高いターポリン素材のウエストバッグ(シマノWB-242I)も使っていましたが、それに比べると重量は約半分と、格段に軽いですね。装着した時の軽快感が全然違います。
もちろん防水性などは期待できませんが、ターポリンのように冬場に素材が硬くなったりしないところも良いと思います。
このショアスタイルバッグ、見た目の割に収納量は7リットルと意外に大きくて、MEIHOのVS-3010NDM(205mm×140mm×40mm)を3枚収納することができます。
VS-3010NDMクラスを3枚収納した様子。この状態でもタイト感はなく、十分実用的です。 |
ただし、2気室構造となっているので、本来は前面に比較的薄型のルアーケース(VS-3010NSM)や小物類を、メインの収納部にルアーケースを2枚収納するってのが理想的な使い方ですかね。
ちょっとファスナー開閉がタイトに感じますが、ケースを縦に収納することも可能です。 |
メイン気室内部左側には側面内壁に沿ってメッシュのポケットが配置されており、バッグ内で500mlペットボトルを縦に収納できるボトルホルダー代わりになっています。
ボトルホルダーの使用例。さすがに高さのあるオランジーナのボトルは苦しいかな〜(笑) |
これは予備スプールなど、気室内で転がって欲しくないものを収納するのにも適していますね。
前面、背面それぞれの気室には大小のポケットが設けられており、ワーム袋、スナップやリーダーなどをシステマチックに収納するのにも都合がいいです。
プライヤーホルダーはパズデザイン伝統?のタイプ。 私がよく使うDRESSのプライヤーとは正直相性悪いですが、写真のラパラのプライヤーはきれいに収まってくれてますね。サイドにはプライヤーにつけたランヤードを止めるための小さなD管も配置されています。 |
ウエストサポート部分には左右ともに大型D管×2、中型D管×1が配備されていますので、フィッシュグリップや外付けポーチなどの装備品をつけるのにも適していますね。このD管(大)にタモステーを差し込み、その下端をさらにD管(中)に差し込むことで、タモをしっかり固定されることができます。 斜めに差し込めば「サムライポジション」ですね。 |
グレーの縁取りがされたファスナーは軽い引き心地で扱いやすいです。また引き手はグローブ装着時でも扱いやすいループタイプ。 |
もう一つ、このバッグの特徴である「エスケープポジション」ってやつを試してみました。 これ、サイド下端のループにインフレータブルポーチを通して留めることで、バッグとインフレータブルポーチを一体化できるって画期的機能です。以前この記事でインプレを書いたポーチも見事に装着できました。 |
上記のサムライポジション、エスケープポジションについてはコアマンのHPや、Youtube動画などでも紹介されてますので是非ご覧になってみてください。
なかなか他にないアイデアだと思いマス。
それで、実際にコレを持って釣りに出かけてみました。
D管やプライヤーホルダーは左右対称の設計なので、プライヤーやフィッシュグリップは右側、左側どちらでも好みの方に装着できます。 |
反対側のD管にはスプールポーチやタバコケース、携帯灰皿をセット。いい位置、個数のD管が配置されているので、こんな風にいろいろ好みで拡張できるのもウレシイですね。 |
やはりウエストバッグタイプは上半身の開放感、自由度が違いますね。
雨中などのガチの釣りでは、以前インプレ記事を書いたパタゴニア製のバッグを使っていますが、晴れた日ならこのショアスタイルバッグの方が軽快でいいかな。
ウエストサポートが幅広なので、想像通りフィット感も上々。しっかりベルトを締めれば、ずり落ちも少ないです。
何と言っても、車から降りてウエストベルト締めるだけで装備完了って手軽さがタマランですね。
モバイルロッドと一緒ならこれだけでオカッパリ装備は完結。気軽に釣りに出かけたくなりますね〜。え?タモはいらないのかって?ワタクシ浅場でしか釣りしませんし、そんな大きな魚も釣れませんので不要です(笑) |
コアマンのショアスタイルバッグ、この手のフィッシング用ウエストバッグとしては正直言って結構お高めのお値段ですが、使い勝手も良く長く付き合えそうな品なので、投資対効果は充分あるとおもいます。
気になる方は是非手に取ってみてください。
最近ブラックはどこも在庫少ないみたいで、通販でも店頭でもグレーばかり見ますね。
こっちはこっちでより軽快感があってイイと思います。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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