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車について BMW Z4 sDrive20i Hi-Lineパッケージ

2013年10月3日木曜日

BMW インプレ レビュー 雑記 評価

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またまた車記事です。今度はBMW Z4 sDrive20i Hi-Lineパッケージ。

一般家庭人の私としては、オッサンセダンが好み且つ日常生活の要件を満たす車なので、z4は完全に愛車候補の対象外。

お金によほど余裕があれば話は別ですが、正直なところ生涯購入することはなさそうで、これまでこのタイプの車に興味を抱いたことはありません。


まずは外観。家族サービスで妻子を乗せてあちこち行かねばならない私は、ドア2枚のスポーツカーにはあまり興味がないので、正直なところ感想はニュートラル。大枚はたいて購入する気にはなれまへん(望んでも、できませんが・・・)
しかしまあ、改めて写真で見ても、スタイリングは素直にかっこいいなと思います。


かっこよかったので、イカリングを写そうかと試みましたが、旧型オンボロスマホではやはり難しかったです・・・
こういうスポーツカータイプの車なので、クローズドの状態でも、エンジン音を意図的に聞かせるつくりのようで、運転中も結構重厚なエンジンサウンドが耳に入ってきて雰囲気ありますが、個人的には4気筒のサウンド、いまだにしっくりきません・・・(あくまで個人的感想です)

着座すると、やはりスポーツカーらしく、座面の低さに驚かされます。z4はセダンなどに比べロングノーズなので、走り出し直後は見切りが心配で、前をコスッたりしないかドキドキしましたが、意外とすぐ慣れるものです。

ハンドル。このデザインはあまり私の好みではありません。特に銀色の部分がイマイチ。
背面にはステアリングシフト(パドルシフト?)がついていますが、私はシフトレバーで操作する方が好みであり面白く感じるので、結局あまり使いませんでした。
あと、ハンドリングはBMWらしくシャープで、わずかな切り増しも車体の動きにダイレクトに反映される操作感は継承されていますが、、おそらくEパス化されている現行車種に共通する感想として、やはり年々ハンドリングは「軽め」志向になっているようです。
軽めの切り心地が好みの方や女性には人気が出そうですし、街中での取り回しはいいのですが、個人的にはやはりドイツ車は油圧でどっしりの方がより好みです。

内装の質感は充分。特に大きく驚きを感じる部分もありませんが、不満を感じることはまずなさそうです。
スイッチ周りの質感や操作性は・・・殆ど触りませんでしたのでわかりまへん。しかし、スイッチの操作感、質感は高いBMWのこと、おそらく従来路線から外れていなければ、不満を感じることは決してないでしょう。
写真で改めて見て気づきましたが、エアコンの温度調整がダイアル式になっている?
ウッドパネル、レザーとも落ち着いた雰囲気で質感高し。このあたりは趣味性の高い車ゆえに、重要なところでしょう。
派手嫌いの私にとっては、乗る前はシートカラーのレッドがちょい派手では?と気になっていましたが、乗ってみると意外とそうでもなかったです。

現行BMW他シリーズ車とも共通の電子式シフトレバー。正直私は苦手(まだ慣れない)です。
i-Driveもいまだ使いこなせまへん。ハイテク時代にはついていけない。
i-Driveの左隣はパーキングブレーキ。使いやすいですが、ブレーキレバーになれた世代の私にはやはり違和感アリアリです。


どうやら時速40キロ以下?程度なら走りながらでもオープン/クローズが可能だったようで、走りながらオープンにもしてみましたが、やはりオープンだと開放感と爽快感が違います。
しかしながら、オープンカーであることで真っ先に懸念を抱くボディの剛性感については、私はまったく不足を感じませんでした。

タイヤは18インチでしょうか。終始ノーマルモードで走りましたが、足回りは多少固め。車の性格が違うため比較は難しいですが、足回りについては先に記事を書いたNew1シリーズの方が路面凹凸のいなし方や上下動の収束など、全体的に洗練された動きをしているよう感じました。かといって、このz4の乗り心地が悪いという意味では決してなく、New1シリーズが予想以上によいのです。

リアもそこそこかっこいい。ちなみに、トランク容量はあまり期待できまへん。
当日たまたま出先から帰りがけだったため持っていたTUMI26102と、友人のビジネスバッグ、計2人分の荷物で8分目?状態でした。



サイドからのビュー。かなりロングノーズ、ショートデッキのスタイルです。


今回のロングドライブで、z4の低く構えた面構えやワインディングを駆け抜ける速さ、運動性能の高さ、ゆったり流す際の快適さを感じにあたり、子供たちが一人前になった老後(それまで生きていればですが)には検討してもよいかな、と感じさせるいい車だと思いました。

やはり食わず嫌いはよくない。自分の好み以外の車も、長い時間乗ってみるといろいろ魅力がわかるものだと感じました。

「ちょこっと乗っただけでは魅力がわからない」のは、車全般に言えることかもしれませんが、 特に近年最新のBMWには共通して顕著に言えることだと思います。

今回のz4も、(単に慣れの問題かも知れませんが)走り出して1時間ほどはいまいちイケてないという印象しかなかったのに、走れば走るほど、ハンドリングのシャープさやサウンドの厚み、カーブでの安定感や操作と反応のリニアさが際立ち、これがさっきまで乗っていた車と同じなのか?と疑うほど人車一体感が格段に高まりました。エンジンが温まってから本領を発揮する性格なのかもしれません。

とはいえ、値段のことを考えると、やっぱり自分で買うならがんばっても中古のマツダ・ロードスターかなぁ。

注:車のインプレは人によってまちまちですので、この記事はもちろんあくまで個人の主観によるものです。

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