リーダーも結構いい値段するので、釣行ごとに毎回交換する人にとっては出費もバカならないですよね〜。
ワタクシはリーダーはちょっとでも傷が入るとすぐ結び直すか交換するし、フロロカーボンリーダーだと先端の白濁化も許せないタイプ。
よって、結構リーダーの消費が激しいです。
これまで各社の30m巻き製品をあれこれ使ってきましたが、30m程度じゃすぐに使い切ってしまう。
なんとかリーダーの出費を抑えられないかということで、過去に長年使っていたこいつをまたまた買ってしまいました、サンラインのベーシックFC。
このライン、もちろんリーダー専用品ではありませんが、大抵の釣具屋で割引販売されていて、5号20ポンドの太さなら225m巻きで実売1000円ちょっとで手に入るということもあり、大変コスパが良い。
これだけの長さがあれば、週一回程度のワタクシの釣行ペースなら余裕で3年間(笑)ほどもちます。
コストを気にせずじゃんじゃんリーダー交換できるのは大きな魅力ですね。
しかし一方で、リーダー専用品と実釣で使い比べたら、やっぱり以下のような気になる点も。
・比較的硬めで巻きグセがつきやすい。
ナイロンに比べて糸質が硬く巻きグセがつきやすいのはフロロリーダーの宿命ですが、中でもベーシックFCはやや硬め。
リールのスプールにも収まりが悪く、油断するとすぐバラバラと放出されてしまいます。
バチ抜けシーズンなどフィネスなルアーを多用するシーンではこの巻きグセが気になるかもしれませんね。
・引っ張り強度は問題ないが、結節強度は明らかに劣る。
これは長年使っていての感覚的なインプレになってしまいますが、どうもこのライン、同ポンド数の他のリーダー専用品と比較すると、結束部の強度が低めなような気がします。
もともと硬めの糸質で、特にスナップやサルカンとの結束ではノットの食いつきが良くない感触はありますが、実際にこのリーダーを使っていて、根掛かりなどで結束部が破断してしまったシーンが何度かありました。
しなやかさに欠ける分、折れ、曲がりなど負荷が一点に集中するような結び目は弱いのかもしれません。
・先端部分の白濁化が早い。
これも硬めの糸質と関係しているような気がしますが、一般的にフロロカーボンリーダーで多い先端部分の白濁化現象、このラインではそれが結構早く現れるように感じています。
この現象、なぜ起きるのか個人的にはわかっていませんが、実釣の上でこの現象を放置することはあまり良くないことは明白なので、ワタクシは気づいたら即その部分を切って結び直すようにしています。
・・・とまあ、安いだけあってこんな風に不満に思う点もあるわけですが、逆にいえばこの値段の安さにもかかわらずこの程度しか欠点が思いつかないので、欠点を理解して使えば十分リーダーとして役目を果たしてくれるということですね。
これまで長年、年間を通じて、バチ抜けから秋のハイシーズン、厳寒期のボトム攻めまでいろいろなシーンで使ってきましたが、値段が安いリーダーだからといって決して釣果が下がるわけではありませんでした。
毎釣行ごとに、ダメージを受けるPEラインの先端をカットする習慣をお持ちの方は必然的にリーダーも釣行ごとに交換されているかと思います。
そういう風に、頻繁に交換して使うなら、このベーシックFCでも全然アリですね。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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