このルアー、登場は古く確か2009年頃。
シマノがシーバス用品のブランド名に「エクスセンス」という名称を付けた最初のルアーのうちの一つです。
初代70Sは一つ持っていましたが、その価値に気づいて本格的に使い始めたのは実はつい最近。
フィッシュライクな細身シルエットであまり前傾が深くないスイム姿勢も非常にナチュラル。とりあえずオススメなのはこのカラー、レンズグリーンシャイナーです。 |
先日の釣行でも大活躍してくれたので、このところ特に気に入っているルアーです。
どんなルアー?
全長70mm、自重16gのオーソドックスなバイブレーションです。
サイズの割に比較的大き目なST-46の#6サイズフックが装着されています。
カタログスペックによると、最適なアクションが出る流速スペックは65㎝/秒〜、沈降速度は130㎝/秒で、飛距離は75m、スイムフォームは前傾35°です。
どんなルアーなのか、詳細はルアーパッケージの裏面から引用してみましょう。
この前インプレを書いた60ESの説明と一緒ですが(笑)
飛びとスイムフォームのナチュラルさを極めたバイブレーション。軽いながらも水中情報をしっかりと伝達する絶妙な引き感、そしてミノーライクなシルエットから繰り出される泳ぎは、まさにベイトとなる小魚そのもの。ミノーより飛んで、速やかに沈むため、バーチカル、そして横引きと3次元の広域リサーチを実現。流れのあるポイント、水深があるポイントはもう「サルベージ」の独壇場だ。
瞬間起動アクション
着水即起動。目を見張る泳ぎ出しのスムースさを実現。不自然な動きを排除した素早い泳ぎ出し着水音や震動に反応するシーバスにもぜったいに見切られない。深場を探れるバイブレーションでありながらボイル撃ち、水面攻略もこなす。
トリプルナチュラルチューン
空気&水流抵抗が少ない細身「ナチュラルシルエット」で、ロングキャストとスムーズなフォールを実現。また、背ビレが水平姿勢を安定させるロールピッチ「ナチュラルアクション」を演出。シャクリのあとのフォールも不自然な動きがない「ナチュラルフォール」で、スレきったシーバスも反応せずにはいられない。
ノントラブルバランス
力強いジャークを加えても姿勢を崩さない。またキャスティング時はもちろん、フォーリングで姿勢が安定しているため糸絡みが減少。時合の黄金タイムを効率よく使い切れるので釣果も上がる。(サルベージ70S 製品パッケージ裏面より引用)
キャストフィール
投げてみた感じ、70mmサイズのバイブレーションとしてはごく普通な感じのフィーリングでしょうか。
特別飛距離が出るわけでもないですし、比較的空気抵抗も感じます。
キャストが決まればかなり飛距離は出るものの、ボディサイズの割にウェイトが軽いためか、ミスキャストしてボディがクルクル回転する場合も多々あります。
とはいえ、回転しながらでもそこそこ飛距離は出るので、まあ実釣では許容範囲かなぁと思います。
アクションとレンジ
このルアーで特徴的なのはそのアクション。
一般的なバイブレーションにありがちなブルブルしたウォブリングではなく、ヒラヒラとしたローリング寄りのアクションは、派手過ぎず地味過ぎない程よいアピール力で、スレにくく食わせに強そうな印象です。
16gというウエイトと薄目のボディのためか、比較的沈降速度は速めですが、速めのリトリーブであれば普段60ESを使うような水深1m〜1.5m程度のシャローエリアも充分攻めることもでき、活用範囲が広いバイブレーションといえるでしょう。
どんなシーンで有効か?
前述の通り適度にアピール力がありながら、引き心地や操作性は軽いルアーで、さまざまなシチュエーションで活躍してくれる汎用性の高いバイブレーションだと思いますが、70mmボディサイズに16gというウエイトはどちらかというとシャローや浅いレンジ狙いに適していると思います。
水深の深いエリアやボトム狙いをするには、同シリーズの70ESの方が向いているでしょうね。
また、60ESのインプレ記事でも書きましたが、このサルベージシリーズはバイブレーションとしてはどちらかというとロール主体の大人し目の食わせ系のアクション。
よって、遠投して広範囲をハイアピールにサーチするにはサルベージソリッドを、魚のつき場やポイントを絞り込んでの食わせにはサルベージをという風に、使い分けると効果的だと思います。
とりあえず複数カラー、何個でも持っておきたいルアーです。 |
同シリーズは60ES、70S、70ES、85S、85ESに、ソリッドの60ES、70ES、85ESとラインナップも豊富であるため、これらをうまく組み合わせればどんなフィールド、レンジでもシステマチックにゲーム展開ができると思います。
大きめな#6フックで、バイブレーションの割にバラしが少ないのも良いところですね。
食わせ能力の高い王道バイブレーション、サルベージ70S。
登場から10年近く立ちますが、未だその実力は一線級。是非みなさんも手に取って体感してみてください。
淡水や水に濁りのある状況でダントツ強いのがこのカラー。個人的に一番お気に入りデス。
濁り水、ローライト、ナイトゲームなどで抜群の威力を発揮するこのカラーも是非とも持っておきたい一本です。
クリアウォーターやデイゲームで威力を発揮。汎用性高いこのカラーも持っておきたいですね。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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