今回ご紹介するのはアムズデザイン(ima)のシンキングペンシル P-ce80S。
下のどぎついカラーがお気に入り〜! |
結構古いルアーですが、先日久々に使ってみたので、インプレです。
どんなルアー?
全長80mm 、重量15g のシンキングペンシルで、メーカー説明によるとレンジは40〜70cm 、アクションはスラローム、フック#6、リング#3 、税抜き定価1,800円 で、誕生日は2014/7/10、推奨エリアは 干潟・港湾・河川・河口だそうです。
このルアー、大昔に売られていたP-ce80(フローティング)と全く同じ形だそうですが、すでにP-ce80はヤフオクで売っぱらってしまって手元にないので確認しようがありません。
誕生日が2014年ということで、もっと以前からあったような気がするのですが、意外とリリースされたのは近年なんですね。
どんなルアーなのか、メーカー解説文を引用すると次の通りです。
■リップ付きスライディングミノー
■妥協無き完全S字アクション
■安心の#6フック搭載
リップ付きのS字アクションシンキングペンシル。 一見すると信じがたいこの性能を小さなボディに詰め込んだピース80S。 しっかりと手元に感じる引き抵抗、確実なレンジキープ力。 15gにウエイトで飛距離も申し分ない。
(アイマHPより引用)
キャストフィール
80mmサイズで15gとそこそこウエイトもあるため、まあ程よく安定して飛距離は出ます。
ただ、リップ付きでややずんぐりむっくりしたフォルムなので、風を切り裂いてぶっ飛ぶという感じではなく、重さに任せて飛距離が出ると言った感じですかね。
特にキャスフィールは良くもなく悪くもなく、取り立てて印象に残るものではありませんが、空気抵抗もそこそこありそうなこのボディの割にはまあ十分善戦していると言えるでしょう。
レンジとアクション
アクションはオーソドックスなS字寄りのスラローム。
泳ぐ軌跡は「S字」と言い切ってしまうのは若干大げさかな?という気もしますが、シンペン特有の尻振りとS字の中間くらいのアクションですかね。
P-ce100Sに比べて短いボディなので、当然アクションのピッチは速めなのですが、それでもそこそこゆったり感も感じられ、なんとなくスローなリトリーブと相性がいいアクションのように思いました。
レンジはメーカー説明では40〜70cmとされていますが、ロッドティップの操作やリトリーブスピードの調整によって、もう少し浅いレンジにも対応できるかなと思います。
重量があって結構沈めて使うこともできまが、リップがあるせいか、そこそこきつめの流れの中でも浮き上がってしまうことがなく、レンジキープ力はかなり良いシンペンだと言えるでしょう。
よくアップクロスで投げている時に、ルアーがU字ターンをしてダウンに入り始めたタイミングでは、多くのシンペンは水を前から受けて浮き上がってしまうことが多いですが、その浮き上がりが抑制されるため、レンジ変動少なく誘える数少ないシンペンの一つであると言えます。
どんなシーンで有効か?
小粒ながらもボリューム感あるフォルムで、リップの効果によりレンジキープ力があり、そこそこ重量があって深めのレンジをスローに攻めやすいシンペンということで、よくあるヘビーシンペンとシャロー向けシンペンの中間のようなその立ち位置は、このルアーの一つの個性かなと思います。
P-ce80Sはヘビーシンペンほど沈み込みが激しくないため、これらのルアーよりもスローなリトリーブで誘うことも可能ですし、ボディはそこそこ存在感ありつつも、そこまでワイドなスラロームもせず、 アクションのピッチもなんとなく緩いということで、派手なアクションに魚が反応しにくい厳寒期やアミパターンなどの釣り、スレた魚相手の釣りなどには非常にマッチしそうです。
また、シャローシンペンほど浮き上がらないため、河川など流れのある状況で使いやすいのはいうまでもなく、干潟などシャローエリアにおいてはミッドレンジと言えそうな水面下数十センチ、やや深めの中層を探るのにも威力を発揮しそうです。
具体的に特定の種類のベイトを模したルアーという印象は受けませんが、P-ce80Sの比較的大人しめの泳ぎだけれども、ボリューム感、存在感はある、そういう特性が活かせるシーンは決して少なくないはず。
あまりキャラの被るルアーがないタイプだと思いますので、カバー範囲を広げる意味でも、ローテーションの一角としてルアーケースに入れておいて損はないと思います。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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