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あのリールの2台目を買ってミマシタ!そしたら意外な事に気付きマシタ!

2019年3月20日水曜日

インプレ エクスセンス シマノ リール レビュー 雑記 評価

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ついにBMW3シリーズもフルモデルチェンジされてしまったということで、最近ワタクシのスマホのGoogle Discover(Googleアプリのトップページ)は毎日新型3シリーズのインプレやレビュー記事で溢れています。



いよいよ愛車F30型も旧式になったか・・・と若干悲しい気持ちですが、よくよく考えてみたら、釣り道具も結構クルマのモデルチェンジに似たところがありますね。


毎度のことですが、モデルチェンジされちゃうと何故か先代はそのうち古臭く感じてしまうから不思議です。しかし、せっかくの直6、340馬力がもったいないし、最新の直6モデル(M340i)は1000万超えで絶対買えない値段なので、電気自動車が完全普及するまでもうクルマは買い換えないつもりデス〜(笑)



例えばBMWなら、1から8シリーズまで多彩なラインナップがありますが、細かくみてみると、世代毎にエンジン、シャシー、コンポーネントさらにはデザイン言語など、いろいろと横串で共有化されているものも存在します。





まあ、工業製品ならコンポーネント化や部品共有化は当然といえば当然なのですが、この絵姿と非常に似ているのが、釣り具でいうならリール。



シマノではステラ、テクニウムを頂点として、もはや覚えきれないくらいの製品ラインナップが続きますが、パーツレベルの細かい差異は無視して基本設計だけに着目すると、結構モデルライフサイクルは、ドイツ車のそれ並みに長かったりするんですよね。



例えばLBリールとしてはまだ歴史が浅いエクスセンスLBシリーズ、初代の'10LBは'08BB-Xハイパーフォース をベースモデルとしていましたが、そのハイパーフォース は’05BB-Xテクニウムとボディ形状、基本設計が同一でした。

懐かしい!初代'10エクスセンスLB C3000HGMです。



'11LBSSは'11BB-Xデスピナがベースで、'13LBは'13BB-Xハイパーフォースがベースでしたが、コレらはいずれもボディ形状は'09テクニウムとはちょっと違っていたものの、基本設計は09テクニウムを踏襲していたと思います。


格安でLBリールの間口を広げたか?'11エクスセンスLBSS。


ちなみにこの'09テクニウム、なんとそのボディ形状、基本設計は'16デスピナや'16ラリッサまで受け継がれていますね。




'15の新型テクニウムが登場するまで、実に6年間もブランクがあったことも踏まえると、'09テクニウムはセールス的に好調だったのか?、逆に、新型開発に踏み切れない予算面の制約があったのか?、SUTブレーキに開発期間を要しすぎたのか?といろいろ勘ぐってしまいますが、やはりコレだけ長い期間いろんなリールに流用されてきたことを鑑みると、'09テクニウムの基本設計は完成度が非常に高かったのだと想像しています。



実際長年使っていていいリールでしたし。

'09BB-XテクニウムMgは本当にスキのない作りで完成度の高いリールでした。


こんな風にみると、シマノのレバーブレーキリールでは、まずBB-Xテクニウムが先陣を切って新規開発され、それより遅れてエクスセンスLBやハイパーフォース、デスピナ、ラリッサなど基本設計を一にするリール群が、その後5年以上かけて展開されるという開発サイクルのようですね。



ステラやヴァンキなど、汎用リールはもっとサイクルが短いですが。



ちなみに個人的には、'17BB-Xハイパーフォース が'15BB-Xテクニウムとボディデザインを結構変えてきたことに非常に驚きを感じているのですが、次のデスピナやラリッサはハイパーフォースベースのボディになるんですかね〜。



'17年登場の現行型ハイパーフォースはボディ周りがゴテゴテしててオジサン好みではない。


ついにカタログ落ちしたLBSSが復活する日は来るのか(LB機エントリモデルとしての役割を終えたのでもう出ないかな?)、またハイパーフォースコンパクトのようなC2000、1700サイズのLB機の行方がどうなるかも気になるところです。



さて、前振りがすっかり長くなってしまいましたが、今回の話題のネタは'16エクスセンスLBについて。



普段から道具を揃えるのが好きなワタクシ、普段使っていないタックルや、他とキャラが被るタックルが結構増えてきたので、道具を必要最低限に絞ろうと、先日ヤフオクで一挙にタックル整理をしたのですが、この際に、勢い余って'16エクスセンスLB以外のシーバス用リールを全部出品、売っぱらってしまいました。



コレじゃ定期的にシマノに出しているOH期間中、予備で使えるリールがないじゃないかということで、ヤフオクの売却益で新たに’16エクスセンスLBを買い足すことにしました。

ややこしいですが左が今回買ったヤツ。スプールを入れ替えてマス。


全く同じリールを2台買うのは'08ツインパワー以来、およそ10年ぶりです。



早速、届いたエクスセンスLBを持って釣りに行ってみましたが、そこで意外なことに気づきました。



それは、巻きの軽さと滑らかさ。



普段からエクスセンスLBのXGを使っていたのですが、新しい方は異様と思えるほど巻きが軽い。



間違えてPGを注文しちゃったんじゃないかと、釣行中にリールを外してリールフットの型番印字を再確認してしまったくらい、本当に軽やかなリーリングでした。



俗にいう「アタリ個体」を引いたのかも知れませんが、コレまで使っていた古い方の同機とは明らかに滑らかさと軽さが違う。



よくよく考えてみると、古い方のエクスセンスLB、昨年2月に購入してから1年ちょい、一度もメーカーメンテナンスに出すことなくかなり酷使してきたので、そろそろギア周りにガタが来ているのかも知れませんね。



特に夏から秋シーズンは、リールにも負担がかかるバイブレーションの釣りに繰り返し多用てきましたので、ミノーやシンペンの釣りで使っているよりも内部機関の磨耗は大きいと思います。



とはいえ、ハイエンド機種はメンテナンス費用も結構高額で、毎回1万越えは確実。



まあ、ベアリング数が多かったりパーツ価格が高めだったりするからですが。



新しい方に比べたら巻きも重いし多少のゴロゴロ感があるとはいえ、比べなければこんなものかと思っていたくらいなので、まだまだそのままでも使えそうです。



というわけで、巻きの重さとゴロつき感を軽減させるべく、夢屋のEVAパワーラウンド型ノブを装着してみました。



目論見通り、ノーマルノブで巻くときに比べて、ローターの回転は軽く感じますし、ゴロゴロ感も気になりません。



そもそもそこまで繊細な巻き感度を必要としない夏場のデイゲームなどでは、コレで充分いけそうですな。



どうせ次のオーバーホールで、メインギアピニオンギアは全交換を推奨されるでしょうから、どうせ新品に交換するならトコトン限界まで酷使して摩耗させてやろう(?)と思います。



というわけで、今回は話の論点が曖昧になってしまいましたが、'16エクスセンスLB、もう一台買ってみたらやっぱり良いリールでしたというお話でした。



ちなみに、新しい方についていたデフォルトのT字型ハンドルノブ 、再びしばらく使ってみましたが、やはりエクスセンスLBのMXGに採用されている55mmロングハンドルには相性がよくないように感じました。



釣りの種類や季節を問わず、このリールにマッチしたグリップ力と巻き感度を求めるなら、絶対に下記のノブに交換した方がイイと思います。


同一リールの2台持ち、スプールやハンドルを始めとしたパーツの交換が可能だし、メンテナンス期間中の予備としても当然役立つのでオススメです。



C2000サイズのLB機も2台体制にするべく、今週RINKAI SP 1700DXGも注文しました。




できればこんな風にクルマも2台持ちしたいけど、さすがにソレは無理ですなぁ(笑)



※過去のエクスセンスLBのインプレはこちらの記事もどうぞ



なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

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