今週の人気記事

【自己責任】実録!シマノリールのコアプロテクトラインローラーはキャンセルできるのか?

2019年9月27日金曜日

インプレ カスタマイズ ベアリング ラインローラー リール

t f B! P L
ワタクシ若い頃長年磯釣りをやっていたせいで、昔からリールはダイワもシマノもほぼレバーブレーキタイプ一筋。


西暦2000年代に一時期シマノのノンレバータイプ、ツインパワーシリーズに浮気したこともありましたが、2010年ごろからは再びLB機オンリーになってます。


ここ数年、各世代のハイパーフォース、テクニウム、エクスセンスLBシリーズなどを乗り換えてきましたが、2017年以降はずっと’16エクスセンスLBシリーズ一筋。


ところで、このエクスセンス LBも含めた最近のシマノリール、ラインローラーにコアプロテクトが搭載されるようになってラインローラーの耐久性が従来の3倍になったということで、コレ自体は非常に好ましいことなんですが、あのベアリングとローラーが一体化したパーツ、個人的にはどうも好きになれません。


いくら耐久性が上がったとはいえ、ラインローラーよりはるかに早くベアリングはダメになってしまうのですが、その場合、アセンブリー化された一体型ローラー全体の交換が必要


’16エクスセンスLBの場合、なんとそのお値段税別2550円!


従来型のラインローラー部分だと、ベアリング(純正品で税別1250円)だけの交換でよかったので、交換にかかる費用は倍以上の価格に跳ね上がっていますね。


まあ、単純に寿命が3倍に伸びているなら、むしろメンテナンスコストは下がっているとも考えられそうですが、単にベアリングが不調になっただけでラインローラーごと捨てざるを得ないってのはどうも精神衛生上よくありませんし、自前でベアリングを調達してマメに交換するような方には、ありがた迷惑とも言えるでしょう。


というわけで、コアプロテクトラインローラーじゃなく従来型ラインローラーを装着できないか、試してミマシタ!




工業製品の多くは、部品の共通コンポーネント化は当たり前、もちろん、リールに関しても、各メーカー魚種別、サイズ別に数えきれないほどのモデルラインナップを揃えていますが、それらについていちいち専用設計などしようはずもありません。


というわけで、当然イケるんじゃね?と、手持ちの’14BB-XハイパーフォースC2000DHGのラインローラーと、’16エクスセンスLB C3000MPGのラインローラーを交換してみることに。

エクスセンス本体の左下に並べているのが、BB-Xから取り外したラインローラー周りのパーツ一式です。


ラインローラー周りのパーツ一式とは、アームカムとベールの間に挟むパーツ群で、この図(’13エクスセンスLBのパーツリスト)の19番から24番のパーツです。



ちなみに上の図でサンプルとしてパーツリストを引用した’13エクスセンスLBですが、アームローラーベアリングカラーは’05ツインパワーと、アームローラースペーサーは’98バイオマスターと、アームローラー座金は、’01ステラFWと、アームローラー本体は09エクスセンスと、それぞれ共用しています。


まあ、共用というか、過去のリール用に起こしたパーツを多くのリールで使い回してるってことなんですが。


こんな感じで、非コアプロテクトのラインローラー周りのパーツは、どのリールでもほぼ共通(廉価品でラインローラーにベアリングが入らないような機種では、スペーサーが代わりに入れられていたりしますが)なので、それらをごっそり移植すればイイわけです。


ナイトのスローな巻きで使うリールなので、たくさん持ってる中から特に回転がいいベアリングを選定します。専用のベアリングチェッカーを使ってもイイですが、割り箸にハメて回してみればすぐ回転のいいヤツがわかります。

今回はBB-Xから移植ということで、ラインローラーは銀色。しかしコレではマットブラックのエクスセンスには似合わないかな?ということで、’09年からエクスセンスシリーズのローラーとして採用されている手持ちのDLCコーティングローラーを使うことにしました。

予想通り、全く問題なく移植完了。コレでコアプロテクトではないラインローラーになりました!

早速実釣で使ってみましたが、しゅるしゅる音もせず、快適〜。


ラインローラーが良くなったおかげで、魚も釣れマシタ〜??

もちろん、この逆の要領で、コアプロテクト系ラインローラーのパーツ一式を揃えれば、従来型のラインローラーをコアプロテクト化することも可能です。(ワタクシはBB-Xをコアプロテクト化しました。)


この記事ではエクスセンス LBをサンプルに取り上げましたが、シマノリールのほとんどのラインローラー部は同じ構造だと思いますので、気になる方は是非交換を試してみてください。


ただし、このように自前で改造した場合、メーカーのメンテナンスサポートは受けられませんので、あくまでも自己責任で。


メーカーメンテナンスに出される前に、元のパーツに戻しておくと良いでしょう。


あと、こだわって2BB化したい方は、BB-Xテクニウム(LBリールの場合)のようなデフォルト2BB化されているリールの純正パーツ群を使えば良いと思います。


こういうキットを買ってみてもいいかもしれませんね。このお店は送料も激安でコレまでいくつか純正パーツなどを買いましたが、サービスも非常に良いです。


こういうのも売ってますね。純正パーツで揃えるより安いかも。


あと、コアプロテクトラインローラーのメンテナンスに必携のコレ。

 世の中の多くの人はラインローラーベアリングにはオイル派でしょうが、ワタクシの場合回転よりも寿命の方が大事なので、コレを塗ります。


従来型ラインローラーでも、きっと撥水によるベアリング内への水の侵入に効果はあるでしょうから、ベアリング外面にこの特殊撥水グリスを塗っておくのはアリだと思います。


ほとんど値引きされるような商品じゃないので、送料無料で発送も迅速なこのお店で購入するのが良いと思います。


気になる方は是非お試しあれ。


なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!

密林のお買い得釣具を検索!

Amazonのお買い得釣具を簡単検索!

人気の投稿(過去1か月)

ステラ&ワールドシャウラ

各ECサイトから最安値のワーシャを探す!各ボタンは、Amazonは25%以上OFFのもの、楽天は30%割引のもの、Yahoo!は安い順で表示します。


2022年にモデルチェンジしたシマノ最高峰スピニングリール、ステラ。各ボタンは、各ECサイトから22ステラをキーワード検索し、予約受付中のお店見つかれば表示します。

人気の投稿(全期間)

Amazon.co.jpアソシエイト

検索

ページビュー合計

参加ユーザー

お問い合わせ

名前

メール *

メッセージ *

Blog Archive