今年は1月から幸先よいスタートを切ることができたので、毎月1匹のノルマは順調に達成していますが、また新たな月になったので早めにノルマ達成しておきたいところ。
しかしまあ、11月は例年通り行けばサヨリパターンのシーズンなので、まず釣れないことはないでしょう。
めんどうくさくてブログなどには書かないことも多いのですが、実はワタクシ、毎釣行ごとに「本日のテーマ」みたいなものを掲げて釣りをしております。
釣行前から「今日はこんな風に釣ってやる」とか考えて行く場合もあれば、現場について海の状況を見てから考える場合もあるので、結構いい加減なモンなんですが。
11月2日(土)、連休初日、今回は前者の方で、事前にテーマを決めていつもの浜に向かいました。
今回のお題は「ライトなロッドでサヨリパターンを攻略できるか?」
普段ほぼウェーディングしかしないワタクシですが、最近の装備品はコレ。理由は後述。 |
ご存知の通りサヨリパターンは数は出ないけれども来ればデカいことも多い、しかも、餌をたらふく食べて重量感あり、普段よりヒキも強いコンディションの魚が相手。
いつもならエクスセンス インフィニティのMクラスやワールドシャウラを使うところなのですが、いつも通りの釣りをしていては面白くナイ。
ということで、今回は先月買ったばかりの今年の新作ロッド、エクスセンス ジェノスS87L+/F DarkForce87でサヨリパターンにチャレンジしてみることにシマシタ。
はたしてどうなんでしょう〜。
サヨリは絶滅したのか?
少し早めのゆうまずめ時に現地到着。
まだあかるいうちはガラスライド95Fでトップの釣りを楽しみますが、魚からのコンタクトは無し。
しかしこのガラスライド95F、操作していて本当に楽しいルアーですね〜。
投げるのも操作するのも本当に楽しい!コレのおかげでトップの釣りのファンになってしまいマシタ〜!
あっという間に日は落ちて、あたりが薄暗くなってきたので、そろそろかと思いましたが、アリャリャ?いい時間帯にも関わらず、ベイトの気配が全くゼ〜ロ〜!
サヨリが追われていればピチャピチャとライズがあるし、追われていなくとも波紋が出たりしてわかるもんなんですが、そういうのが全くナイ。
今年は確かに例年に比べてサヨリが回ってくるのが遅い気がしていましたが、幾ら何でも既に11月、この状況はあまりにもオカシイ。
サヨリは絶滅してしまったのでしょうか?
仕方なく今回も潮待ち
流石コレではパターンどうこう言う以前の問題で勝負になりません。
全くサヨリがゼロってわけでもないのでしょうが、水が全然動かないので、魚も食い気がでていないのだと思われます。
というわけで、前回同様今回も潮待ち。
浜辺に座って水に動きが出るタイミングをひたすら待ちます。
ちなみに回りの釣り人も状況の悪さがわかるからか、しょっちゅう移動して立ち位置を変えてキャストしてたりしますが、こんな状況ではそれは逆効果。
サヨリパターンの時期、大物は大抵岸近くの非常に浅いところで捕食します。
実際これまで、例外はあるものの、ワタクシが釣った70cm以上のシーバスのほとんどは水際から10m以内の接近戦で釣れています。
水深のある沖で派手にボイル音を立てて群れを追い回すようなヤツはせいぜい60cmクラス止まり。
大物ほど、捕食しやすい浅場近くに身を潜め、静かにエサにありついているのです。
よって、岸近くを足音立ててうろうろ歩き回ったり、不容易にライトの光を海面に落とすなどは絶対によろしくない。
使うライトも、魚からあまり見えない偏光オレンジフィルターを付けた方がいいですね。 |
一見ボイルもベイトも見当たらなくても、意外と食い気がないだけで、魚は岸近くにいるもんです。
この時期に関してはウェーディングする必要もありませんが、仮にウェーディングする場合でもそんな浅場の魚との距離を開けられるよう、深く浸かるのはご法度。
ちなみにワタクシ、この時期のウェーディングではひざ下程度しか浸かりませんし、オカッパリでは接近戦前提でしゃがんで釣りすることが多いです。
静かに、気配を悟られぬようにアプローチすれば、以外と目の前に魚は居て、なんらかの反応はあるものです。
ついにチャンスが訪れた!
そういうわけで、たまにキャストはするものの、しゃがんで気配を消してまつこと1時間半、ついに西から東へとかすかに流れが出始めました。
水の動きは良い感じになりましたが、相変わらずボイルはおろかベイトの波紋も見えないので、ルアーはそれまでつけていたエイチベイトからシャローアッパースリム160のカタクチレッドベリーにチェンジ。
今日の雰囲気だと仮にベイトがいたとしても、少しレンジは下だろうという予想からです。
ルアーチェンジして数投目、サヨリのように流れの上流を向いてルアーが泳ぐよう、ダウンクロス気味にルアーをデッドスローリトリーブしていると、ワタクシの左斜め前、距離にしてわずか6、7mのところでグググっとアタリ!
すかさずアワセを入れると、まあまあのヒキ。
エクスセンス ジェノスS87L+/Fが大きく曲がります。やはりライトなロッドで味わうヒキは格別〜!
しかしかなりの接近戦、勝負はあっという間についてしまいました。
ばばばばーん!上がってきたのは67cmと、サヨリパターンにしてはちょっと小さめの魚デシタ。 |
上がってきたのは70cmに及ばない痩せた魚。
サヨリパターンの時によく釣れる太い魚と違って、さほど餌をとれていない居着き系の魚のようですな。
この魚をリリースしている時に、水の動きは最高潮でしたが、リリース直後から徐々に流れは消えていき、キャスト再開する頃にはどうにもイマイチな雰囲気に。
しばらく釣りを続けてみましたが、その後再び沈黙の海に戻ってしまったので、追加はならずコレ1匹で納竿としました。
今日の釣りを振り返る
前回と同様、今回も非常にシビアな展開で、全く水が動かずベイトの気配が感じられない状況に苦戦して待ちの釣りを余儀なくさせられました。
週末釣行しかできないため、タイミングを外し続けているだけかもしれませんが、やはり今年のいつもの浜は何かがおかしいようで、サヨリの気配もそれについたシーバスの気配もかなり希薄。
このままこの浜ばかりで釣りをしていたら、もしかしたら今年の11月は大苦戦するかもしれませんなぁ。
しかし今日は、テーマのお題通りライトクラスのロッドでまあまあサイズのシーバスが釣れたので、それはそれで良かったです。
ジェノス87L+/Fはこの時期狙う魚のサイズに対して若干アンダーパワー気味のロッドですが、岸際のゴロタ以外に注意すべきストラクチャーもないオープンシャローでの釣りなので、過不足なくやりとりできることがわかりました。
細身で短めのブランクスとグリップのロッド故に、魚とのやりとりをじっくり味わうことができて、パワフルなインフィニティとか使うよりむしろ面白いかも。
細糸用に最適化されガイド系も小さい竿ですが、サヨリパターンでよく使うシャローアッパースリム160クラスでもコツを掴めばかなり遠投できますし、エイチベイトやアルバトロスに関しては0.8号PEとのセッティングでベストバランスといっていいくらいキャストしやすい。
ちなみに一番上のリンクのお店、エイチベイト が税込1009円になってマシタ!
アルバトロス買うならデクーンが安いですね!
何より、自重109gとめちゃ軽いので、持久戦でも全く疲れないところもいいですなぁ。
事前の予想に反して、ジェノス87L+/Fは接近戦で繊細なアプローチを余儀無くされるシーンも多いいつもの浜でのサヨリパターンにはうってつけのロッドと言えるかもしれません。
もう一つ、今回の釣行から新たに導入した装備品がコレ。
DRESSのフィッシュグリップ、デリンジャータフ。
リンク先のオフィシャルショップなら20%OFF送料無料で買えてポイント還元も大きい!
小型軽量ですが、このクラスの魚でも十分使える強度と剛性感。
コンパクトなのでかさばらず、携行が苦にならないのが非常にいいですね。
コレから冬場にかけてライトゲームをやる機会が増えますが、そんなシーンでも大活躍してくれそう。
初登板で入魂することができてよかったです。
今回はショアで待ちの釣りになったので、コアマンのヒップバッグも大活躍!
とまあ、普段のウェーディングとは違う装備で、いつもと違うタックルやアイテムを使うこともできて楽しめました。
相変わらず状況は厳し目ですが、しつこくまた釣査に来ようと思います。
大自然よ、今日もありがとう。
【タックルデータ】
ロッド:シマノ エクスセンスジェノス S87L+/F DarkForce87
リール:シマノ ’16エクスセンス LB C3000MXG
ライン:クレハ シーガーR18完全シーバス#0.8
リーダー:DUEL ハードコア パワーリーダーCN(カーボナイロン)#5
【ヒットルアー】
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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