月が美しい夜でしたが海は荒れていマシタ。 |
昨年暮れに始めたばかりのライトゲームが最近好調続きなので、今日もライトタックルでの釣りです。
真冬の真夜中、最干潮にまさかのシーンを目撃?
時間帯はちょうど最干潮からの上げ始めですが、風が強く海面は波立っています。
ルアーは最近絶好調のコレット45からスタートしますが、斜め前方向からの爆風でラインも流され何をやってるかわかりません。
そのうち、コレットを浅場で根掛かりさせてしまいロスト。
もっと沖を通してるつもりでしたが、風で煽られて手前のゴロタ帯までルアーが来ていたようです。
コレは残念!と、リーダーを組み直してから、しばらく座って海面を観察していると、何やらもの凄い浅場で魚がボイルしたような気が。
まさかこの寒い中、そりゃないだろうと思っていましたが、しばらくするとまた別の場所でボイルが。
あらら、コレは凄い場面に遭遇してしまった!
強風で波立っているのではっきりとは見えませんが、ボイルシーンから見て魚は結構大きそう。
追われるベイトの姿は全く見えません。一体何を食べてるんでしょうか。
もしかしたら正面からの風で吹き寄せられたアミの群れを食べてるのかもしれないなと想像して、なんとかアレを食わせられないかと、別カラーのコレットを投げ続けます。
衝撃的なヒキ!
しかし、全くアタリなし。
うーん、もしかしたら、あまりに荒れた状況なので、コレットみたいな極小ルアーの微ロールアクションでは見つけてもらえないのかもしれません。
表層付近でもう少しアピールできるルアーが良かろうということで、マニック75にルアーチェンジ。
沖にできた流れの筋のさらに沖にフルキャストします。
マニックにして何投かした頃に、ぐぐっと竿先に重みが。
やった!新年初ヒット!と思った瞬間、物凄い勢いでラインが出されます。
ワタクシ普段はライトゲームといえども結構ドラグは強めに締めるタイプ。
年末に連続で釣った60アップでも、全然コレほどまでラインは出されませんでした。
ドラグをさらに強く締め、ロッドのタメでなんとかコチラに頭を向けさせます。
ボーダレス180L-Tはライトアクションのロッドなので、流石に魚はエラ洗いまではしませんが、首振りしながら水面近くに躍り出た姿はめちゃめちゃデカい!
コレは凄い!心臓バクバクです。
リーダーは1.5号(6Lb)。しかも短いので、無理するとすぐ切れちゃいます。
10分近くファイトしていたでしょうか?
レバーブレーキとロッドワークで魚のヒキをいなしながら、なんとか岸近くまで魚を寄せてきて、やっと背びれが見えてきた!デカい!
ってところで、すぽーん!とマニックが宙を舞う!
アリャリャリャリャ!やってもうた!
あまりに長時間ファイトしたので、針穴が広がってしまっていたのでしょうか?岸際で魚が反転した際にフックがすっぽ抜けたようです。
ガクッ。
岸際バラしはアルアルパターンですが、めちゃ魚が大きかっただけに非常に悔しい!
新春ファーストフィッシュは幻の大物となってしまいマシタが、ここ最近の魚のヒキと比べてはるかに大きそうでした。
おそらく70cm台後半はゆうに行ってたんじゃないでしょうか?
ちょっとがっくりですが、攻め方は間違ってないかもしれないと、再びマニックを投げ始めます。
気をとりなおしてリトライ
先ほどより多少風波はましになりましたが、まだ沖合に流れの筋は出ています。
移動しながらその流れの筋を撃っていると、再びグググっと手応え。
スウィープに合わせを入れると、先ほどより大分軽いヒキ。
強引に寄せてずり上げ成功。
先ほどの魚があまりに大きかったので、小さいように思ってましたが、計測してみると、それでも55cmとまあまあサイズのシーバスでした。
フッコサイズでもライトタックルで釣るとホントに楽しいですね〜。
やはり今日はシーバスが表層を意識していて、この攻め方がマッチしているようですね。
二度ある事は三度ある?
ということで、アタリパターンを掴んだと思ったらなかなかルアーチェンジをしないワタクシ、再びしつこくマニックを流し続けます。
ボイルっぽいモワモワも消えて、雰囲気はなくなっていますが、100mほどの区間を行ったり来たり、歩きながら順に撃っていくと、しばらくしてまたグググっと手応え。
やはり流れの絡んだ場所でアタリが出ますね。
この魚も最初の一匹に比べると全然格下な感じですが、なかなかいいヒキ。大晦日に釣った魚よりちょっと大きいかも。
しかしこのボーダレス180L-Tというロッド、何匹か魚を釣って、だんだん扱いも慣れてきました。いい感じでやりとりできます。
予想通りといえばそうなんですが、ライトゲーム用のアンダーパワー気味なロッドでファイトしたら、激シャローでもシーバスはエラ洗いしないもんですね。
今度もうまく魚を岸際に誘導して、波打ち際でフィッシュグリップでランディング。
ちょっと大きいかなと思ったら、こいつは嬉しい!前回の魚よりまたまた1cmサイズアップした62cmチョイの魚でした。
その後ハットトリック目指してマニックを投げ続けましたが、徐々に流れの筋も消え、風向きが変わったなと思ったところで30cmに満たないチーバスがヒット。
コレで自主規制の3匹に到達したので、2019年の初釣りは納竿としました。
今日の初釣りを振り返る
今日は南西からの吹き付ける強い風で、非常に釣りづらいスタートとなりましたが、この風向きとそれによって生じた表層の流れが幸いしたのでしょうか、思わぬ時期にボイルシーンに出くわすことができました。
結局最後まで目視でベイトを確認することはできませんでしたが、おそらくは表層付近を流されるアミではないかと推測しています。
アミといえば難攻不落と言われるパターンの一つですが、今日のように魚が表層付近を意識してうろついている状況では、意外とイージーに釣れるような気がしています。
昨年暮れに始めたライトゲームですが、この釣りを始めてから立て続けに鈴木さんサイズを連発できたので、おそらくは一つのこの時期のシーズナルパターンと言えるかな?と思いました。
なんとなく釣れた魚をみると、お腹はほっそりしているものの、色艶良くコンディションの良い個体が多かったため、産卵前なのか後なのか、それとも産卵に絡まない魚だったのかは定かではありませんが、何れにしても正月から幸先のいい、大満足の釣果となりました。
ちょっと最初の一匹が悔しいですが、続けていればきっとまた出会える日が来るでしょう。
また今年もしつこく釣査に来ようと思います。
新年早々、いい釣りができました。
大自然よ今日もありがとう。
【使用タックル】
ロッド:シマノ ボーダレス ショートスペック 180L-T
リール:シマノ '14BB-XハイパーフォースC2000DHG
ライン:DUEL ArmoredF アジメバル #0.4
リーダー:TORAY トヨフロン スーパーLハード #1.5
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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