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コロナ自粛でオウチ時間があるならやってみよう!お気に入りの洋服を自宅で染之助染太郎!

2020年4月16日木曜日

PAC FABRIC DYE インプレ ダイロンプレミアムダイ ファッション レビュー 使い方 洋服の染め直し

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みなさまこんにちは。


ワタクシはまだ仕事で東阪を行き来したり、週末には安全な釣り場に出向いたりしているのでマシかもしれませんが、自粛でずっと家にいる方は何かとストレスが溜まって大変かもしれませんね。


今回は、自宅でできるちょっとした気分転換のご提案。


昔着ていたお気に入りの服が色褪せてきたので、ちょっと試しに自分で染め直しをやってみたら、思った以上にいい感じに仕上がったので、家庭用染料のご紹介です。




今回試しに購入してみた染料は以下の2種類


DYLON プレミアムダイ (繊維用染料) 50g col.11 ダークブラウン [日本正規品]



PAC FABRIC DYE 繊維用染料 col.12 バックトゥーブラック 染め直し用




そして、染め直しのお題は何年も前に購入したエンポリオ・アルマーニのミリタリー風コットンジャケット。



アルマーニらしいグレーともブラウンともダークカーキとも表現できそうな見事な美しい中間色が魅力でしたが、襟や肘、背中など日焼けのせいかなんなのか、色褪せて赤茶色っぽい色に。




結構エエ値段してたお品のはずですが、今でも十分着られるスタイリングなので、コレをなんとか生き返らせたい!ということで、今回染め直しをしてみようと思い立った次第。


そこで、洋服の家庭用染料をGoogle先生に聞いてみると、一番にでてくるのはやはりダイロン。


ただ、コレを使って染め直しをしようと思ったら、結構な量の熱湯を用意しないといけないところがめんどくさい。


はじめる前から嫌になりかけていましたが、Amazonでダイロンを検索していると、どうやらプレミアムダイというシリーズがあって、コレなら40℃程度のお湯数リットルあれば染めることができるらしい。


というわけで、とりあえずこのプレミアムダイのダークブラウンってのを早速ポチってみました。



ダイロン プレミアムダイの使い方



用意するものは塩250gとゴム手袋、染料を溶かすためのボウル、6リットルのお湯を入れてかき混ぜられる容器。




一袋のプレミアムダイで重量にして250g、Tシャツ2枚分の服を染められるそうです。


注意が必要なのは、一袋で規定量以上のものを染めようとすると仕上がりが薄くなるらしいこと、染めてる最中かき混ぜをサボると染めむらができるらしいこと、染めるものはあらかじめ汚れや糊などをとって綺麗にしておき、濡らしておくことなど。


染まるのは天然素材とレーヨンで、毛やシルクは薄く染まるそうです。また、ポリエステル、アクリル、ナイロン、特殊加工品などは染まらないそうです。


染める工程は意外とシンプルで、


1.500ml、40℃のお湯でプレミアムダイ1袋を溶かす
2.塩250gを40℃のお湯6ℓに溶かし、1.の染料を入れてよく混ぜる
3.染めるものを広げて入れ、15分間しっかり混ぜる
4.ムラにならないよう時々かき混ぜながら45分間つけおき
5.水洗いしてよくすすぎ、脱水後陰干しする


といった感じ。




服の乾燥時間を除けば、トータル所要時間は1時間程度ですね。



プレミアムダイの仕上がりと反省点



出来上がったのがコチラの写真。



うーん、最初の写真と比べると、確かに染まって発色はキレイになったようですが、気になる襟周りなんかの染まり具合はちょっとイマイチな仕上がりかなぁ。


なぜこうなったかはわかっています。


反省点は以下の通りです。

・つけおきが終わった後のすすぎをがっつりやりすぎてしまったこと(めんどくさくて洗濯機でやってしまいました)
・ケチって別売りの色止め剤を使わなかったこと


というわけで、翌週、再度染め直しにチャレンジすることにしました。


お次に購入したのは、PAC FABRIC DYE col.12 バックトゥーブラック 染め直し用。




もともと黒色だったものを、黒に染めなおすために使うカラーで、真っ白なものを染めるとダークグレーっぽい色に染まるカラーのようですが、安かったのと、中間色を表現するにはちょうどいいかなということで、このカラーにしました。


PAC FABRIC DYE の使い方



用意するものは上記のプレミアムダイとほぼ同じですが、お湯は40℃〜50℃、塩は1パックに対して300gとちょいと多め。





ただコチラのPAC FABRIC DYEの方は、固着剤と色止め剤がデフォルトで同梱されていますね。コレはよく染まりそうでありがたい。


手順はプレミアムダイとほとんど一緒ですが、微妙に異なる部分もあります。


1.500ml、40℃〜50℃のお湯で染料1袋を溶かす
2.塩300gと固着剤を40℃〜50℃のお湯6ℓに溶かす
3.1の染料を2の容器に入れ混ぜ合わせる
4.染めるものを濡れた状態で容器に入れ、よく混ぜる
5.ムラにならないよう時々かき混ぜながら1時間つけおき
6.洗剤を入れてぬるま湯でよくすすぐ(水が透明になるまで)
7.容器に40℃〜50℃のお湯6ℓを入れ、色止め剤を溶かす
8.染めるものを濡れた状態のまま7.に入れて、ときどきかき混ぜながら15分間つけおき
9.水が透明になるまですすいでから脱水、陰干しして完成




固着剤や色止め剤が入っている分、コチラの方が多少工程が多いし時間がかかります。



PAC FABRIC DYE の仕上がり



出来上がったのがコチラの写真。




いい感じにくすんだ黒、安っぽい漆黒じゃなく、好みのダークカーキっぽいカラーに染まりました。コリャいい!



変な色むらもなく、綺麗に仕上がったと思います。


染め直しチャレンジ、ダイロン プレミアムダイとPAC FABRIC DYEのインプレまとめ



どちらの製品も所要時間は1時間から2時間程度、特別な準備をすることなく、給湯器のお湯で簡単に洋服の染め直しができて、初めてでもムラなく綺麗に染め上げることができ、非常に便利なお品だと思いました。


ただ、その後の染料の定着度合いをみると、プレミアムダイを使う場合は絶対色止め剤を同時購入した方がイイと思いますね。



PAC FABRIC DYEの方はダイロンほど有名ではありませんが、どうやら国内メーカーの製品のようですし、固着剤や色止め剤がデフォルトでついていたり説明書が丁寧だったりと、初心者でも安心して使える気遣いが嬉しい製品。


手間はダイロンプレミアムダイよりかかりますが、個人的にはリピート買いする機会があればPAC FABRIC DYEの方を買うかな〜といった感じです。


お値段もかなりお手頃ですしね。


この後、何回くらい洗濯に耐えられるか、染め上がり後の耐久性は時間をかけてみていく必要がありますが、少なくとも仕上がりの面ではどちらも満足いく商品でした。


コロナ自粛で家にいる時間が長いこのごろ、みなさまももしお暇があれば、洋服の染め直しにチャレンジされてみてはいかがでしょう?


気分転換にもなるし、やってみると楽しいですよ〜。


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