最後までブルピンイワシと迷いましたが、「私の釣り場はお決まりのいつもの浜→いつもの浜といえば夏場は濁る→濁るといえばグリ金系カラーがよかろう→ついでに腹も赤い方がお得感ある」という短絡的ロジックから、グリーンキャンディカラーを購入。 |
飛距離120m!?
購入のきっかけは、これもついつい買ってしまう雑誌「The Seabass」Vol.005の記事の中で、「平均飛距離は、なんと120m」と書いてあったから。
インパクトあるネーミングと、120mという数字にまんまと引っかかってしまいました。
The Seabass。「一冊丸ごと宣伝広告かい」と言いたくなるほど宣伝だらけで、いつも似たような記事ばかり、かつ誤字脱字が多すぎ。と、文句を言いつつも、ついつい買っちゃいます。 |
先月密林の売れ筋ルアーを調べていたら、このルアー、すでに売り切れになっていました(4/3現在は、在庫あるみたい)。売り切れになったから1か月先なのか、1か月先でも手に入れたいと注文殺到なのかはわかりませんでしたが、もしかしたら大人気ルアーなのでしょうか。
とにかく投げてみます
ついつい釣具店でプロパー価格で買っちゃいましたが、夢の飛距離を体感してみたいと、いつもの浜で投げてみます。
当日は南=正面からの強い風が吹いていたので、ロッドはワールドシャウラ2832-RS2をチョイス。短めですが対応ウェイトは35gまでいける竿で、普段よく使っているので他のルアーとの相対飛距離を計るにはちょうどいいでしょう。
いつもちまちました釣りばかりしているため、ウェイト大き目なルアーを投げるのが苦手な私ですが、若干へっぴり腰気味でもとりあえず投げてみます。
すると、コリャすごい!120mとは言いませんが、1.2号のPEラインを巻いたスプールの糸巻き量がものすごい勢いで減っていきます。
普段同じタックルで良く投げる邪道 冷音(14g)やダミキ まめさんの飛距離に対して、目測で軽く1.5倍以上は飛んでいそうです。
いつもの浜だとジェットスキーしている人に当たっちゃいそうで、コレは確かに飛び過ぎ注意。
アクションはどうだ
リトリーブすると、明らかにメタルジグとは異質な引き心地、かといって、鉄板バイブ的でもない。
かなりの回数ハンドルを回して、距離が近くなってきたところでルアーの動きを目で追いますが、どうもアクションがよくわかりません。
バタバタ系、ウォブリングで、しかもかなり派手目なアクションですが、規則的に動いている感じともちょっと違う気もします。
初めてコアマンBC26(バックチャター)を使ったときに感じた印象に近いですが、アクションはこのチドリ系とも違う、なんというか、例えるなら「暴れるスプーン」といった感じでしょうか?
私、メタルジグの釣りは正直自信ないのですが、メタルジグをキャストした後の「しゃくり」で出るアクションを、ただ引きで出してくれてるようなイメージです。
しかも、リトリーブスピードはかなり遅めでも激しくアクションしてくれます。
ちなみに、引き抵抗は結構重め。軽快なリトリーブという感じではなく、重厚感ある引き心地です。
個人的インプレ
「飛び過ぎダニエル」の名の通りとにかく圧巻の飛距離で、いつもの1.5倍以上の距離を探れるってのは非常に好印象。
これまで届かなかった遠くの潮目やブレイクラインも、これなら射程圏内に入りますし、長く引いてこれるだけで釣れる可能性がアップするような気がします。
アクションの方は「暴れ過ぎダニエル」といってもいいのではというくらい、派手な感じで、シンペン好きのおっさんにとっては、正直好みではない動きですが、これは、試投したときにつけていたEGワイドスナップ(純正ではナロータイプの大き目スナップが付属しています)の影響で、振り幅が出過ぎたのかもしれません。
なんとなくイメージとしては、夏から秋、水深ある沖堤やサーフなど大場所での豪快な釣りに向いていそうと感じました。
また、意外と低速リトリーブでもしっかりアクションするので、あえてボトム付近をスロー気味に探るようなフラットフィッシュの釣りや、ボトムに定位するシーバス狙いにも向いていそうです。
半面、イメージと違ったのは、高速リトリーブには向いていないかなというのが正直な感想。このルアー独特の泳ぎを出すためには、遅めリトリーブが良いようです。
メタルジグとも鉄板バイブレーションとも一味違う「飛び過ぎダニエル」、一つタックルボックスに忍ばせておいて損はないルアーかなと思います。
私自身は・・・ちょっと根掛かりが怖いので、いつものように弱めのフックに付け替えて使おうかなと思っています。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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