お目当てはカルティバから新たにリリースされる新商品「STX-38」。
あわよくば割引券を使って安く買おうと狙ってましたが、残念ながらまだ販売していなかった・・・
このフック、タフワイヤー使用で従来の10%増しの強度、ロングテーパーによる鋭先化、おまけに亜鉛メッキで錆びに非常に強いと、メーカー売り文句では非常に期待できる。
個人的に今年一番期待しているフックでしたが、まだ店頭に出ていないなら仕方がない。
というわけで、代わりに昔からある「ST-26TN」をお買い上げシマシタ。
カルティバのフックは「ST」に続く数字が、パワーランクを表していて、一般的にシーバスで多用されるのはランク「4」。
ST-46標準採用のルアーも多いことからもわかる通りです。
それに比べてST-26TNは2ランク下。かなり細軸なフックですが、それゆえに貫通力もあり、しっかりフトコロまで貫通させれば、強度的にも充分シーバスも獲れます。
細軸で先が鋭く錆びに強いといえば、真っ先に思いつくのががまかつのRBシリーズやSPシリーズですが、個人的には粘って撓んでくれるこちら、オーナーの針の方が好みです。
なぜかって?それは、ルアーが根掛かりしたときに、フックを曲げてルアーを回収できるから。
がまかつのフックは強度、耐久性もあり、シャープさも素晴らしいのですが、若干根掛かり回収率がよろしくない。これは、線材の焼き入れの加減なのか、硬めの仕上がりだからです。
それに比べて、オーナーの針は全体的に柔らかめで、針先が弱いというデメリットはありますが、根掛かり回収率はかなり高い。
伸びしろの少ないPEラインにフロロカーボンのリーダーを使用する昨今のシーバス釣りにおいては、ランク「2」のフックは弱めなのは確かなので、フッキングやファイトはあまり力任せにはできませんが、しっかり曲がるロッドでスウィープにフッキングさせ、ドラグor LBを使って普通にファイトする分には、全く問題ない強度です。
季節はちょうどバチ抜けも本格化するシーズン。繊細なアタリも捉えられる細軸鋭先なフックは今のシーズンの釣りにもベストマッチ。
ST-26TN、シーバス界ではメジャーどころではないフックですが、ルアーを根掛かりロストしないフックとして、この時期、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
0 件のコメント:
コメントを投稿