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根掛かりしてもルアーは回収!トリプルフックST-26TNという選択肢。

2017年4月23日日曜日

オーナー タックル フック 雑記

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先日、地元釣具店エサイチのセールに行ってきました。

お目当てはカルティバから新たにリリースされる新商品「STX-38」。



あわよくば割引券を使って安く買おうと狙ってましたが、残念ながらまだ販売していなかった・・・



このフック、タフワイヤー使用で従来の10%増しの強度、ロングテーパーによる鋭先化、おまけに亜鉛メッキで錆びに非常に強いと、メーカー売り文句では非常に期待できる。

個人的に今年一番期待しているフックでしたが、まだ店頭に出ていないなら仕方がない。


というわけで、代わりに昔からある「ST-26TN」をお買い上げシマシタ。



カルティバのフックは「ST」に続く数字が、パワーランクを表していて、一般的にシーバスで多用されるのはランク「4」。

ST-46標準採用のルアーも多いことからもわかる通りです。

それに比べてST-26TNは2ランク下。かなり細軸なフックですが、それゆえに貫通力もあり、しっかりフトコロまで貫通させれば、強度的にも充分シーバスも獲れます。


細軸で先が鋭く錆びに強いといえば、真っ先に思いつくのががまかつのRBシリーズやSPシリーズですが、個人的には粘って撓んでくれるこちら、オーナーの針の方が好みです。

なぜかって?それは、ルアーが根掛かりしたときに、フックを曲げてルアーを回収できるから。

がまかつのフックは強度、耐久性もあり、シャープさも素晴らしいのですが、若干根掛かり回収率がよろしくない。これは、線材の焼き入れの加減なのか、硬めの仕上がりだからです。

それに比べて、オーナーの針は全体的に柔らかめで、針先が弱いというデメリットはありますが、根掛かり回収率はかなり高い。

魚が釣れてくれることもうれしいですが、個人的にはルアーを根掛かりロストしないことの方が大事。

伸びしろの少ないPEラインにフロロカーボンのリーダーを使用する昨今のシーバス釣りにおいては、ランク「2」のフックは弱めなのは確かなので、フッキングやファイトはあまり力任せにはできませんが、しっかり曲がるロッドでスウィープにフッキングさせ、ドラグor LBを使って普通にファイトする分には、全く問題ない強度です。

季節はちょうどバチ抜けも本格化するシーズン。繊細なアタリも捉えられる細軸鋭先なフックは今のシーズンの釣りにもベストマッチ。

ST-26TN、シーバス界ではメジャーどころではないフックですが、ルアーを根掛かりロストしないフックとして、この時期、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。


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