ちょっと猪名川の様子を見に行ってきましたが、どうやら雨が強すぎた模様。
あまりの濁流で釣りにならなさそう(かつ、危険そう)でしたので、今回は偵察のみで帰ってきましたが、特にこれから暑くなってくる時期、降雨による濁りと増水は自然河川でのシーバスフィッシングには非常に好都合。
釣れる確率がかなり高まる一つのパターンと言え、元々悪条件下でのハードな釣りが大好きな私は、雨が降ると血が騒ぎます(?)。
ということで、今回は、これからがベストシーズンになる「雨中の釣り」にぴったりなタックルバッグをご紹介。
パタゴニア ストームフロント シリーズ(スリング/ヒップバッグ/パッグ)
悪天候に強いタックルバッグで完璧を求めるならこのシリーズ。
パタゴニアの完全防水のフィッシング用バッグです。
完全防水のTIZIPジッパーを採用し、すべてのシームはシーリングされ、TPU(サーモプラスチック・ポリウレタン)コーティング、DWR(耐久性撥水)加工済みのこの製品は、完全にジッパーを閉めれば空気も漏れないほどの高い防水性を持っており、たとえ豪雨の中でも安心して釣りをすることができます。
外側に設けたロッドチューブ用ホルダーや、ランディングネットなどを装着できるDリングなど、フィッシング用の拡張性もよく考えられたバッグです。
私自身とても欲しいのですが値が張るため、毎度アウトドア用品店で触りまくるだけで購入はガマンしている一品です。いつかは買いたい!
フィッシング用ギア一式に加え、予備のウェアなども入る余裕がある20Lサイズは、機動性と容量のベストなバランスのスリング式でこのシリーズの大本命。天候にかかわらず、あらゆる釣りシーンに対応できると思います。
ヒップバッグの一般的なサイズともいえる10L。軽装で機動力重視の雨中ランガンにジャストサイズ。荷物が多い場合でも付属のショルダーベルトが荷重を分散させ、快適な釣りを約束します。波しぶきを被る磯場での釣りや、タックルに限らず完全にドライに運搬したいギア類などを収納するのにも最適です。
ギア、ウェアをまとめてドライに保て、大荷物、長距離移動も苦にならないバックパックタイプならコレ。一般的な中型ザックのサイズである30リットルの容量はウェアや食料もあわせて収納でき、日帰りのあらゆる釣りに対応できます。
シマノ XEFO ヒップバッグ& ショルダーバッグ
パタゴニアのストームフロントシリーズは値段が高すぎる!という方には、比較的お手頃なこちら、XEFOのバッグがお勧め。私自身もこのシリーズを長年使っていました。
下の2つはXEFOの中では古株に当たるバッグですが、「防水性」にフォーカスするならその性能は今でもピカ一。
パタゴニアのように完全密封ではありませんが、ヒップバッグ、ショルダーバッグとも防水性の高いターポリン素材を使用し、フラップ形式でファスナー開口部を隠せる(コレが重要!)ため、幾度となく横殴りの雨にも耐えてきました。
表面に露出している外部ポケットはすべて止水ファスナー。もちろん100%とは言えませんが、内部への雨滴の侵入を食い止めてくれます。
弱点は、冬季に硬くなるという素材特性と、耐水性を求めるが故に重めに感じるジッパーの引き心地でしょうか。
下のBS-211Pは他の2点同様ターポリン素材で防水性が高く、さらに新しい世代の商品であるため幾分軽量で、手袋をしていても容易に引けるドローコード式のファスナー引手がつくなど、細かなユーティリティ性も改善されたバッグです。
ただ、WB-242IやBS-242Iと異なり、開口部を覆う雨蓋となるフラップが無いデザインであるため、耐水性はこれらと比べるとやや劣るかと思います。
釣り用のバッグはここ数年、各メーカーが参入しだいぶ種類も増えてきましたが、本当に悪天候下でストレスなく使えて耐水性の高いバッグは意外なほど少ないです。
もしお持ちでない方は、これからのシーズンに備えてご検討されてはいかがでしょうか?
もちろん、悪天候下での釣りは安全第一、救命胴衣は忘れずに・・・
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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