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買ってよかった!パズデザイン ウェーディングスタッフ PAC-204 のインプレ

2017年10月24日火曜日

アカエイ インプレ ウェーディング ウェーディングスタッフ エイ対策 パズデザイン レビュー 装備品 評価

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過去にも何度かこのブログで書きましたが、最近ワタクシのメインフィールドである西宮界隈でも、近年アカエイを見かける機会が非常に多くなってキマシタ。


このアカエイ、ナルトビ君とは違って、結構底付近にべったり張り付いていたり、砂の中に潜っていることが多く、ウェーディング中にうっかり踏んづけてしまう事故をよく耳にします。


以前、この記事でも書きましたが、その毒はタンパク質性で有効な血清はなく、刺されたり切られたりしたら、患部の細胞が壊死してしまうほどの強烈さ。


たとえ傷口が大きくても、嫌気性細菌感染の恐れも出てくるため、簡単に縫合手術という訳にもいかないそうで、万一刺されたら長期にわたる入院加療を要するらしい。


最近Twitterのフォロワーさんに伺いましたが、踏んづけた瞬間ジャンプするようなヤツもいるそうで、その方もエイガードをつけていて大事に至らなかったものの、ぱっくりとウェーダーに穴をあけられてしまったそうです。


前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんなエイとの遭遇率を少しでも下げてくれ、ウェーディングの釣りで何かと便利なウェーディングスタッフのご紹介。


今回ご紹介するのはパズデザインのウェーディングスタッフ(ストック)PAC-204。


よくアカエイを見かけるから、なんとなく持っておいた方がいいのじゃないかと、今年の夏についに購入に至りました。




ウェーディングスタッフとは?



ウェーディング時に使うステッキ(ストック)のことで、言ってみりゃトレッキングで使うトレッキングポールのようなものです。


コレがあることで、特に夏場に多い濁りの中や、夜間のウェーディングで水中を歩くとき、転ばぬ先の杖として、海底の地形変化、例えばゴロタ岩の存在や、海底の穴ぼこなどをいち早く検知して、不意の転倒防止に役立ってくれます。


また、自分の進行方向の海底をざくざくと突きながら歩くことで、エイとの遭遇率を下げてくれます。


どんな製品があるの?


ワタクシ自身も買うのは初めてだったので、あまり詳しくはありませんが、各種通販サイト等を調べていると、海外製ではSimmsなど有名どころも含め、結構いろいろなメーカーが出しているようですね。






日本の釣具店で見かけるメーカーでは、やはりパズデザインとリバレイがよく出回っているようです。


パズデザインPAC-204のインプレ


長い検討期間を経てワタクシが購入に踏み切ったのは、パズデザインのPAC-204。

このウェーディングスタッフの大きな特徴は以下の4点だと思います。

 

〇カーボン素材で軽量ながら高剛性


本体が肉厚のカーボン素材故に、非常に軽量で、折り畳み状態でライフジャケットにぶら下げていても苦になりません。(折畳み時は約40㎝とコンパクトサイズ!)


折りたたんだ状態はこんな感じ。カンフーの三節棍?のようなつくりです。
折畳み時に束ねるためのベルクロテープと、ライフジャケットのD管などにぶら下げるための樹脂製カラビナがついています。値段が値段だけに、細かいパーツも含めて完成度は極めて高いです。


また、かなり剛性感は高く、体重を掛けて使用しても不安感が一切ありません。(本来はやらない方が良いのでしょうが。)

金属製のストックだと曲がってしまえばそれまでですが、カーボン素材故にそのような心配もなく、安心して使えるところも大きな強みです。


ロッドと並べた様子。


海水で使用するので、錆びる心配がナイというのもうれしい強みですね。


〇伸長時に長さ調節が可能


このストックは伸長時に長さ調節が可能で、120㎝から最大140㎝までの間、無段階に長さを調節できます。

通販サイトなどのカスタマーレビューを見ていると、ウェーディングには長い方がイイような記述をいくつか見つけました。

ワタクシ自身も購入前は身長170㎝台の自分に果たして140㎝もの長さが必要かなぁ?と思っていましたが、実際に自分で使用してみたら、やはりウェーディング用には長い方が有利で、使い勝手も良いですね。


釣りの最中は海底に突き刺した状態にすることが多いのですが、最大長(140㎝)の状態で、股下くらいの水深のところで海底に突き刺すとこんな感じ。140㎝というこの長さ、意外と長すぎることは全くなく、むしろ実釣ではちょうど良い使い勝手の長さだと思います。


特に、エイを警戒したり、足場を探るために進路の先の海底を小突くようなシーンでは、ワタクシの身長でも140㎝の長さは必須だと思います。(理由はピタゴラスの定理を思い出していただければ自明かと。)


結局、普段は最大長にして使用していますが、充分な最大長があって、かつ利用シーンに合わせて少し縮めて利用できるのは、非常に便利だと思いました。


〇万一水中で倒れても水に浮く=ロストしづらい


もう一つ、このストックのバカにできない特徴が、「沈まない」ということ。

ウェーディング中、一か所に腰を据えて釣りをする場合、往々にしてストックは海底に突き刺して使うことになると思います。

この時、潮の流れや波のせいで海底が掘れて、ストックが倒れてしまうことがままあります。

そんなシーンでも、このストックは軽量素材故に、グリップ部分のEVAの浮力でバランスを保って、グリップが水面上に浮いてくれることで、ストック自体のロストを防いでくれます。


万一水中に落としても、こんな感じでグリップが水に浮いてくれます。コレが実釣では本当に便利!


ロストというと大げさですが、金属製だと横倒れしてしまったら即沈没?海底に横たわってしまったら、引き上げるために腕を水中に突っ込まなければなりません。

このストックだと、そんな心配は無用ですね。


〇非常に高感度


このストックの先端は、硬質カーバイド素材のチップがヘッドになっています。


ヘッド部分はこんな感じ。先端には硬質カーバイドのチップがついています。
かなり酷使しましたが、すり減りなどは全く見られません。

その素材故か、水底を小突いた際にビビッドに底の様子を感じ取れる感度の高さがあり、岩なのか小石なのか砂なのか、砂ならば荒いのか細かいのかといった底質のインフォメーションを的確に把握できます。

この高い感度は、もしかしたらカーボン素材のシャフトであることも一役買っているのではないかと思います。

いずれにせよ、見えない水底を感じ取る能力はかなり高いと思います。



休憩時にはチョットしたロッドスタンド代わりにも。リールやロッドに砂が付かないのでイイですね~。


購入してから数か月、既にウェーディング時には必ず持っていくようにしていますが、上に述べた4つの優れた特性はワタクシ自身も非常にお気に入りの点で、購入後の満足度も非常に高いです。


実際にコレを使っていたおかげで見えないゴロタ岩や穴ぼこを回避できたこともありますし、エイを踏んでしまう恐怖心も格段に和らぎます。


ひざ下程度のウェーディングでは要らないかもしれませんが、ディープウェーディングする方には是非使ってほしいマストアイテムだと思います。


なお、錆びないカーボン素材ですが、ネジなど細かな部品にはステンレスも使われているので、くれぐれも使用後のお手入れ(水洗い)はお忘れなく~。


ワタクシが購入した時は、AmazonとYahooショッピングが最低価格タイでした。

【その他エイガード関連記事はこちらもご覧ください】
ウェーディング中いかにしてエイから身を守るか?最新エイ対策グッズ完全ガイド
エイが怖くてアクティブエイガードなるものを買ってみた!
必見!エイ対策に必ず持っておきたいおススメアイテム5選


なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

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