実はこの週、やんごとなき事情のため東京滞在を早めに切り上げ、前日から大阪に戻っていましたが、金曜の夕方までにすべての用事が終わったので、いそいそと用意して浜にやってきた次第。
絶好のタイミングでは?
大潮、曇天、南風、さらには前日に夕立ちアリとあっては、コレは釣れない訳がないって程好条件が揃っています。
浸かってみると海水温も若干低め。コレは、釣れる!
南風で多少荒れ気味ということで、逆風でも飛ばせて水の中でも踏ん張りの効くサルベージ70S、濁り気味の水の中でもアピールできるグリ金カラーをチョイス。
しかし、暫くして運悪く根掛かり、酷使によりPEラインが傷んでいたのか、リーダー上から切れてロストしてしまいました。
海の上でノットを組みなおしているうちに辺りはすっかり暗くなっています。
この状況、シーバスは必ず岸近くによっているはず。
もう少し浅場をチェックする方が効率が良さそうだということで、今度はサルベージソリッド60ESにチェンジ。
暗くなって来たのでカラーはチャートキャンディです。
ちなみにこのサルベージソリッド60ES、ソリッドという名前の通り、中身が詰まっているのでノーマルサルベージの60ESより沈降は速いですが、高レスポンスなルアーなのでアクションの起動に関してはソリッドの方がより低速から可能。
つまり、シャローやナイトゲームでも意外と扱いやすいのです。
さらにこの日の様に、少し荒れた海況ではノーマルのサルベージ60ESよりもハイアピールなコチラ方が有効そうと考えてのチョイスです。
このルアーで細かく刻んでシャローを隈なく探っていると、くくっと小さなアタリ!
待望のヒット!
すかさずロッドを煽ってアワセを入れると、魚はグン、ググンと沖へ沖へと走ろうとします。
重量感ある引きだったので一瞬ボラやんかと思いましたが、引き方がどうも違う。
ロッドのリフティングパワーで強引に頭をこちらに向かせると、ズババっと重量感ある水しぶきとともにエラ洗い!
ヤッタ!シーバスです!
夏場の高水温のこの時期、あまり魚を暴れさせると、たとえリリース時に蘇生を念入りに行ったとしてもその魚は死んでしまう可能性が高い。
タダでさえ溶存酸素が少ない水中で、ファイトにより急激に酸素消費をして体内に乳酸が溜まることで、シーバスは一種の過労死のような状態になってしまいます。
たとえリリース時に元気そうに見えていても、人間と違って魚はえら呼吸。
その後の酸素供給が追い付かないため、普通に泳ぎ去ったようでも、その後多くの魚が死に至ってしまいます。(ウェーディングを始めた頃何度か経験しました。)
高水温の時期は釣られ頃サイズのキビレやボラも良く浜辺で死んでますよね。
そのためリリース前提の釣りなら、この時期はできる限りファイトタイムは短く、無駄に暴れさせずに取り込むのが良いです。
暑い時期は特に、ファイト以外にもランディング後熱い地面に直接置かないなどの配慮も必要ですね。
というわけで、ゴリ巻きで強引に寄せて頭から一気にネットイン。
ばばばばばばん!出ました!先々週の魚よりちょっと小さいですが、67㎝。フッコ中心のいつもの浜ではコリャ満足なサイズです!体力をかなり残した状態でランディングしたため、フィッシュグリップで掴んだ際にアゴが外れてしまいましたが、もちろんリリース前に直してあげマシタ。 |
コイツはウレシイ!動画もとってしまいました。
しかしこの魚をリリースした直後、空にぴかっと稲光が。
どうやら雷雲が迫ってきているようです。
ということで、もうちょっと釣りをしたかったですが断念、納竿としました。
本日の釣行まとめ
実はこの日、前回釣行時の連続バラシの反省を踏まえて、サルベージソリッドのフックサイズをSTX-38ZNの#6にサイズアップしていました。
STX-38はST-46の同サイズに比べるとだいぶ小さめサイズ感のフックですが、それでも#6だと掛けた後のファイトの安心感が違いますね~。
デフォルトフックであるST-46#10とのサイズ差、重量差もそれほど大きくないため、ルアーのアクションもさほどスポイルされていないようです。
なにより、アワセさえしっかりしていれば、飛ばれても外れる気がしないところがイイ。
今後も継続してこのセッティングを試してみようと思います。
雷のせいで短時間釣行となってしまいましたが、最高の条件で狙い通りイイ魚が獲れたので今日は大満足。
また次週も釣査に来ようと思います。
いい釣りができました。
大自然よ、今日もありがとう。
【タックルデータ】
ロッド:シマノ Exsence Infinity S906ML/RF
リール:シマノ '16 Exsence LB C3000MXG
ライン:#DUEL スーパーXワイヤー8#1
リーダー:サンライン ベーシックFC#5
ヒットルアー:シマノ エクスセンスサルベージソリッド60ES
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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