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ルアーについて ロンジン キックビート55 のインプレ

2018年8月30日木曜日

インプレ ルアー レビュー ロンジン 使い方 評価

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今回ご紹介するのはロンジンのバイブレーション、キックビート55です。


このルアーもかなり前から持っていてたまに使ってはいましたが、ウェーディングで本格的に使いはじめたのはごく最近。


使ってみて初めて気づいた良さなどもあるため、ちょっとインプレを書いてみようと思います。

キックビート55 12g。小型ながらアピール力あるルアーだと思います。
また豊富なカラーラインナップも魅力の一つ。実用的なカラーが揃っています。





どんなルアー?



全長55mmの小型バイブレーションです。


自重は12g、17gと2種類のラインナップがあります。

コレは17g版。12g版と外観上の違いはなく、腹部の刻印で見分けるしかないです。
まあ、手に取ってみれば明らかに重いのでわかりますが。


キックビートはオリジナルサイズ(70mm)もそうですが、後方につけられた背ビレ、腹ビレのようなスタビライザーフィンが外観上の特徴ですね。


55mmという小型サイズですが、このフィンがあるせいか、意外とボリューム感が感じられるルアーです。


どんなルアーなのか、製品パッケージ裏面の解説文を引用してみましょう。


キックビート55 12g
独自形状が生み出す最強波動をギュギュっと濃縮!
キックビートのコンセプトおw濃縮継承したキックビート55mmは、70mmでは攻略しきれなかったシャローエリアやハイプレッシャーな状況下でのセレクティブなターゲットに対し、できるだけスローに長い時間アピールする事で口を使わせる事を可能にしたダウンサイジングモデル。キックビートはボディの上下にヒレを配し、後方に向かうにつれて体高が高くなるように設計しています。この独自のデザインを採用したことで「水平なスイム姿勢を保ち、かつ強い波動を出す」という、従来のバイブレーションの形状では両立が難しかった矛盾点をクリア。水平姿勢を保ちながら、強い波動でターゲットにアピールすることができるため、違和感なくバイトに持ち込みます。

キックビート55mm 17g
55mmという小さなボディーに、規格外の重さの鉛ウエイトを配置。小さいバイブレーションに大量の鉛ウエイトを搭載すると泳ぎを作り出すのがとても難しいが、キックビート最大の特徴である水噛みの強さを生む「体高の高さ」を利用することで、17gというウエイトながら「水平なスイム姿勢を保ち、かつ強い波動を出す」という、無理難題なアクションを作り出すことに成功。小粒ボディかつヘビーウェイトのメリットとして、空気抵抗が軽減されることで抜群の飛距離を実現。さらに、キックビートシリーズ最大のボトム探知能力を発揮し、ブレイクが手に取るようにわかります。河川や河口などのシャロー帯〜テトラや港湾などの深場エリアまで幅広いシチュエーションで最高に使い易いモデルの完成です。
(ロンジン キックビート55 12g&17g 製品パッケージ裏面より引用)



キャストフィール



12gのキャストフィールはナチュラルでいたって普通の小型バイブレーションといった感じ。


飛距離もまあ普通。だいたい50mくらい飛ぶでしょうか。


他メーカーのバイブレーションと比べたら、シマノのサルベージ60ESより僅かに飛距離は落ちるような感じですかね。


決して不満不足は感じませんが、とりたてて特徴的なところはないような気がします。


一方で17gの方は、さすがにこのサイズでこの重量だけあって飛距離は良く、キャストフィールは鉄板並みにイイです。


余裕で60m以上飛ぶと思います。


たくさん投げていて気づいたのですが、もう一つ特徴を挙げれば、12g版も17g版もバイブレーションにありがちなクルクル回転してしまうことが比較的少ないこと。


コレはもしかしたらスタビライザーフィンの効果でしょうか?特に17g版の方は飛行姿勢も良いとおもいます。



アクションとレンジ



アクションはキックビートの売り文句通り、小型バイブの中では比較的明確なバタバタ感のあるアクションで、強波動系と言えるでしょうか。


特に12gの方は軽快ともいえる引き重りの軽さながら、明確な振動が手元に伝わって来ます。


それに比べて17gの方は、若干引き重り感が大き目で、アクションは相対的におとなしい感じですね。


両者とも対応するスピードレンジ幅は比較的広く、アクションの立ち上がりのレスポンスも良い。


そして、アクションエラーも少ないため、リトリーブしていて安心感があります。


12g版は浮き上がりも良い感じなので、あまり深い場所よりもシャローで上のレンジを引くのに向いたルアーだと言えそうです。


スローなリトリーブでもしっかりアクションしてくれ、レンジキープしやすいため、シャロー域での表層、中層狙いでのレンジコントロールはしやすいですね。


水深1m程度のシャローでも扱いやすい特性だと思います。


一方17g版の方は、12gと比較すると低速レスポンスは若干劣りますが、一方で高速リトリーブでの対応スピードレンジはコチラの方が幅広いです。


自重とフォールスピードの速さも相まって、より深いレンジを攻めるときやデイゲームのファストリトリーブではこちらの方が使いやすそうですね。


しっかり底をとる事ができるルアーなので、ボトムやディープエリア狙いでも活躍してくれるルアーです。


どんなシーンで有効か?



小型バイブレーションは実際によく釣れて、スレにくく、年間通じて活躍する時期が長いこともあって、各メーカーがこぞって製品化しているいわば激戦区のカテゴリ。


その中にあって、このキッキビート55の特徴を挙げると、やはり一番に思いつくのはそのアクション。


小型ボディながらしっかりと水を掻いているのが伝わってくる強波動アクションは、大きなアピール力がありそうです。


アピール力だけで言えば、鉄板バイブレーションの方がより大きいのですが、このキックビートの良いところは、ABS中空バイブ故に、比較的低速でもこのアピールある動きをできるところ。


12g版、17g版をうまく使い分ければ、レンジキープやリトリーブスピード調整が難しい鉄板系よりもはるかに緻密な攻め方を展開できると思います。


個人的にこのクラスのバイブレーションでは、シマノのサルベージ60ES、バスデイのレンジバイブ 55ES/TGなどをよく使いますが、キックビートのアクションはサルベージのワイドロール系アクション、レンジバイブのハイピッチなタイトバイブレーションいずれとも性格が異なるアクションなので、ボディサイズやウエイトは似ていても、アクションの質の違いによってこれらを使い分けています。


キックビートはどちらかというとテンポよく広範囲を撃ってその日のシーバスの食い気を探るサーチ目的でのキャストで多用しますね。


スピード、レンジの違いで12g版、17g版をうまく使い分ければ、かなり効率よく探ることができると思います。


あえてケチをつけるとしたら、ボトムノックして鼻先のカラーがすぐハゲてしまうところが残念ですが、キックビート55は12g版、17g版、両方とも持っていて決して損はしない良いルアーだと思います。


見つけたらぜひ手に取って、使ってみてください。


12g版で特にオススメなのがこのカラー。真偽のほどは定かでありませんが、近年の研究によるとチャートは水中の魚にとってはナチュラルカラーに見えているとの説もあります。個人的には意外とデイゲームでも実績抜群。もちろんナイトでの実績も抜群です。

17g版でオススメなのはこのカラー。デイゲームでの高速巻き、リアクションでの釣りに特に効果ありそうですね。ブルーバックにほんのりゴールドが入った縦ホロは幅広い水の色でフラッシング効果が期待できます。

キックビートはなぜかAmazonではなかなかprime指定されず、送料が大きくかかってしまいますので、買うなら楽天、かつゆうパケット発送対応のお店がオススメです。

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なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

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