皆様こんにちは。
先日以下記事で、いまさらながらバンキッシュC2500SXGを購入したお話を書きました。
本当はボートメバル用に買ったのですが、またしても延期になってしまったので、シーバス釣りに持って行ってみました。
そういえばステラ買ったときも息子をボートメバルに連れて行くからってのが理由でしたね~(笑)
今回は、このリールの入魂式の様子です。
ヴァンキッシュC2500SXG。いろいろdisられることも多いですがカッコイイじゃないですか。 |
本当は釣具のインプレは続編ブログの方で書くことにしていますが、今回は釣行記ついでにちょこっとこのリールのインプレも書いてみたいと思います。
やはり劇的に軽い!
2月19日、本当ならメバル船に乗っていたハズでしたが、風が強く良いポイントに行けないということで泣く泣く再度の延期。
というわけで、またまたいつもの浜にやってきました。
タイドは19:20干潮から翌日9時台までだらだらと潮位が上がる上げ潮。
潮が動き出す20時過ぎから開始です。
ヴァンキッシュ、お部屋で触っているときにも衝撃的な軽さでしたが、釣り場に持ってくるとさらに軽さが際立ちますね~!
とにかく軽い!異次元! |
普段使っているハイパーフォースコンパクト(190g)や、たまに息子に借りて使ってるステラC2500SXG(180g)に対して、ヴァンキC2500SXGの受領は155gと破格の軽さなのですが、ロッドに装着して持ち運ぶ時などには改めてその軽さを再認識させられます。
キャストも気持ちいい
到着時にはそれほど流れもなかったので、早速、マニック75で上からスタート。
例年この時期にはバチパターンの釣りが開幕するため、このルアーを先発でチョイスしました。
ちなみに、阪神間のバチ抜けは4月、5月だっていう人が多いですが、それは各種釣りメディアが言ってる話で、最盛期ほどは目立たないものの現場では実際にはもっと早くからバチ抜けは始まっており、魚の口の中は結構バチだらけだったりします。
この時期よく、前日まで何もなかったのにある日突然急にボラの群れが集結しているなんてことありますよね?
アレ、アミの場合も多いですが、バチが抜けてる可能性が高い一つのサインです。
PEラインは0.6号のシーガーPEX8を巻いてきましたが、軽量ルアーのキャストでもさすがによく飛びますね~。
これまで使っていたハイパーフォースコンパクトとは、スプール径は同じ43mmサイズですが、ヴァンキッシュの方はボディ脚部がマグネシウムで、リジッドサポートドラグがついているため、この辺に撓みが生じやすいCI4+素材のボディ+リジッドサポート無しのハイパーフォースに比べて、スプールへのラインの巻き上がり形状が一直線状にきれいになります。
さらに、ロングストロークスプールであるため、ライン放出時の巻き上がり面の嵩がノーマルタイプのスプールよりも下がりにくいため、スプールエッジとの接触が減りライン放出もよりスムースになります。
これらの複合要素で飛距離も伸びるんでしょうね~。ステラ同様、キャストフィールはなかなか好印象。
リールが若干軽すぎるので、愛竿2750FF-2との組み合わせではステラと合わせた時より重心位置が前よりになってしまいますが、そもそも全体が軽くなるため鋭く振りぬくことが出来、キャスト面では特に不利になる印象はありません。
巻きも劇的に軽い
室内で巻いたときもその巻きの軽さに驚かされましたが、現場で実際にルアーをリトリーブしてみると、XGモデルであるにも関わらず巻きは本当に激軽!
ちょっと軽すぎて、スカスカに感じるくらい軽いです。
巻き始めの立ち上がりも軽いですが、巻いている最中も本当に軽い。
XGでこれだけ軽いと、ワタクシはノーマルギアやHGでは多分軽すぎてオモチャみたいに感じて耐えられないと思います。
いろいろな種類のシンペンを巻き比べてためしてみましたが、少なくともミノーやシンペンを使う限りは、ステラの方が巻感度は高いですかね。
巻きが軽いところに潮圧が加わるので、理屈上はヴァンキの方がそういう巻き感度は高そうに思えますが、微妙な流れの変化などはなぜかステラの方が感じ取りやすいように思いました。
この辺は、まったく釣り初心者の息子も、ヴァンキとステラを使い比べて同じ感想を述べていたので、なぜそうなるのかはわかりませんがやはりステラの方が巻感度は高いのでしょう。
とはいえ、ヴァンキが劣ったリールだというわけではなく、あくまでステラとの比較の上での話で、巻き心地もステラの比べれば僅かなざらつきが感じられるもののスムースそのものですし、定速巻きにも全然不足なく使えます。
慣れれば非常にインフォメーション性も高いリールだとは思います。
そして待望の入魂!
釣りを始めて1時間ほど経過したころ、潮に動きが出てきました。
風はやや強く右から左へ、南西よりの風なのですが、先ほどまでと違いルアーは西向きの流れを受けている様子。
風と潮流が逆なんですかね。目の前沖に複雑にヨレが出始めました。
コレはチャンス!と、マニック75を連投。
すると、予想通りこのタイミングでググっと明確なアタリが!
最初の首の振り方から、シーバスですね。
ぐぐっ、ぐぐぐっと沖に力強く走ろうとしますが、そのたびにドラグがジワリと効いて走りを止めてくれます。
フックはRB-Mの#12、ろくにアワセていませんが十分深くフッキングしているでしょう。
レバーブレーキのないリールでのファイトは超久々なのでかなりハラハラ。
やっぱり細糸使用時は、ドラグ+LBで2段構えの防御?機構があるレバーブレーキリールの方が落ち着いてファイトすることが出来ますね。
しかしまあ、何度かの突っ込みをすべてドラグでいなし、無事ランディング。
痩せてマスがひれピンですね~! |
まあまあいいサイズじゃないでしょうか。
この魚をリリースした後、少し伸ばされたフックをプライヤーでもとに戻して、再度沖に立ちこんでマニック75をキャスト。
しばらくすると、再びぐぐっとアタリ!
やはりまだ居てたみたいですね~!いい感じです。
先ほどはヴァンキでの初フィッシュなので多少ドキドキしながらファイトしてましたが、今度は魚のヒキを十分味わうべく、じっくりファイト。
やはりドラグの効きもいいし、1000番サイズのローターにも関わらず負荷がかかった状態での巻き上げもスムース。
やはりボディやギアが2500同等ってのが効いてるんですかね。
危なげなくランディング。
先ほどの魚よりサイズダウンしてしまいましたが、まあいいや。
ヒキは楽しめました。 |
この魚をリリースした後も2回バイトはありましたが、掛けバラシてしまいましたので納竿としました。
本日の入魂式を振り返る
今回は初めてヴァンキッシュを釣りにつれて行ってみましたが、無事入魂することが出来て満足!
よくヴァンキッシュは半プラ構造でプラローターだから剛性がどうのとか言われますが、巻き上げ力もドラグの効きもファイトしていて全く不満はないですね~。
まあ、50、60クラスのシーバス相手だと実力は見えてこないんでしょうが、バチ、マイクロシーズンとライトゲーム兼用であえてC2500サイズを選んでいるので、利用目的からすると十分な性能だとおもいます。
ステラと比べたらそりゃ2万もの価格差があるリールなんで、巻きと自重の軽さ以外ステラより優れている点は見当たりませんでしたが、机上のスペックマニアの蘊蓄はさておき、実釣で使ってみると十分すぎるくらい良いリールだと思いました。
巻きが軽すぎるのがちょっと気になりますが、コレとは今後長い付き合いになりそうです。
ところで、今日は非常に寒くダメかなと思っていましたが、やはり魚はこの気温、水温でも確実に春に向けて動き始めているようですね。
そうそう、バチ抜けの証拠写真。 |
三寒四温が繰り返すこの時期、まだ日ムラはあると思いますが、やはり例年通りこの時期にバチパターンが開幕したようで、寒いけど投げ続けていればチャンスはたくさんあると思います。
また釣査に来ようと思います。
大自然よ、今日もありがとう。
【タックルデータ】
ロッド:シマノ '20ワールドシャウラ2750FF-2
リール:シマノ '20ヴァンキッシュC2500SXG
ライン:クレハ シーガーPEX8 #0.6
リーダー:クレハ シーガープレミアムマックス 2.5号
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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