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ライトゲーム超初心者が選ぶ今一番欲しい最新ロッド2本!触ってないけどポチってしまうべ!

2018年12月19日水曜日

インプレ コンパクトロッド シマノ タックル モバイルロッド ライトゲーム レビュー ロッド 評価 評判

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10年くらい前に一度やってみたいと考えて、専用ロッドまでは買ってみたものの、その後ずっと年中シーバス釣りに忙しく、行く機会が全くなかったライトゲーム。


先週半ば、個人的にこのライトゲーム熱がどういうわけか再燃!


というわけで、まだ買ってなかった細糸とルアーを買い揃えて、先週末、ライトゲームに初挑戦してまいりました。




しかし、初の実釣を経て、どうも手持ちのロッドに不満が。


今回使ったのはシマノのAR-C S806ULというロッド。


2004年か5年ごろから販売されていた、AR-C(オールラウンドキャスティング)コンセプトのソルトロッドの末弟格のライトロッドで、キャスティングで狙えるターゲットはなんでもコレで釣ってしまおうといういわゆる万能竿。

AR-C S806ULに'14BB-XハイパーフォースC2000DHGの組み合わせ。


8フィート6インチというレングスはライトゲーム用としてはかなり長めですが、ティップは細身ソリッドで、バットは60cmクラスのシーバスでも負けないくらいパワーがあるという、ちょっと変わったロッドです。


ターゲットを選ばないそのコンセプトに惹かれてつい買ってしまいましたが、一年中シーバス釣りに夢中なワタクシ、本格的にライトゲームに手を出す機会は全く訪れることなく、これまでバチ抜けシーズンのシーバスや、底ズルのチニング、ハゼの餌釣りなどでしか使ったことがありませんでした。


しかし今回、初めてライトゲームでじっくりこのロッドを使ってみて、出てきた不満とは・・・


不満その1:ちょい長すぎ


AR-C S806ULは8フィート6インチのロッドですが、実はエンドグリップがかなり短めのロッドなので、シーバスロッドと比べるとフォアグリップ先端からの有効長は9フィートクラスに迫る勢い。

もちろん、長さが有利になる場面も多々あると思いますが、近距離戦がメインとなる湾奥ライトゲームではちょっと持て余し気味。

もうちょっとエンドグリップが長くて、ブランクス自体は短めで操作性の良い長さがいいなぁ〜と思ってしまいマシタ。


不満その2:ちょいダルい


AR-CシリーズはOCEAとGAMEの2グレードあり、値段も1万円以上違いましたが、グリップ素材や装飾部品、ガイド枠素材などに違いはあれど、実はブランクスは両者共通。

シリーズとしてはまあまあ高額ロッドの部類だったので、当時の技術としてはそこそこ良い素材・製法で作られていたハズですが、流石に10年ほど前の製品なので、今持ってみるとやはりブランクスに明らかにハリが足りない気がします。

これはこれで味わいがあっていい面もあるのですが、シーバスロッドと同様、微妙な流れを捉えたり小さなアタリを感じ取るには、もっと全体的にハリが欲しいところ。

感度に劣る柔らかい長竿とあっては、さらにコレはロッド選びの重要事項です。

別に高弾性素材とか蘊蓄は気にしないから、もうすこしハリのあるロッドがいいなぁ〜と思ってしまいマシタ。


不満その3: 重い


これはその2とも関係あるのですが、もともと比較的重めの部類だったAR-Cシリーズ、S806ULも例外ではなく、自重130gもあります。

その分粘りとパワーは十分あるのですが、普段使ってる9.6ftのシーバスロッドが128g(インフィニティS906ML)という現在にあっては、このAR-C ULの持ち重り感は半端ない!

せめてエンドグリップが長めだったら、ひじ裏に当てていかようにでもごまかせるのですが、短めなのでそういうわけにもいきません。

なので、もっと軽いロッドがいいなぁ〜と思ってしまいマシタ。



というわけで、 まだライトゲーム経験1回、知識も経験もほぼ無い分際ですが、とりあえず不満を解消するべく、新しいロッド選びを始めました。



そこで購入候補に上がったのが以下の2機種。


候補1:シマノ ソアレ エクスチューン S706UL-T


今後ライトプラッギングに挑戦したいと考えているワタクシ、ハードルアーもソフトルアーもそれなりにこなせて、さほど対象魚やシーンに縛られず汎用性あるタイプといえば、やはりチューブラー穂先の7フィート台。


ということで白羽の矢が立ったのがシマノライトゲームのフラッグシップ、ソアレ エクスチューン S706ULT。


どんなロッドなのか、シマノHPから引用してみると、こんな感じ。

THE GENERAL ~全能の将軍~
ライトゲームロッドの礎となる事を求めたS706UL-T。ターゲット・ポイント・リグを問わないバーサタイル性は、まさに武を極めた頂点。軽量ジグヘッドからスプリットショット、フロートリグ、小型プラグ、さらにはメタルジグまで幅広く対応するために、適度にしなやかなチューブラー穂先『ソフチューブトップ』を搭載。バイトに追従しながら的確にアタリを感知し、効率良くフッキングを決めにいくことが可能に。目前の状況変化に対してロッドではなく、ありとあらゆるリグで対応したいアングラーに届けたい。



このロッド、全長は2.29mの2本継、自重は67gと結構軽量で、適合ルアーウエイトは0.6〜6gなのですが、なんでもテスト釣行では32cmの尺メバル、さらには4.5kgのヒラスズキまで、このロッドで獲ったそうです。


スペック表なんかからは想像つきませんが、秘めたるパワーは凄まじいですね〜!


普段の釣りでうっかり良型シーバスなんかが掛かっちゃってもコレなら安心!


ということで、触ったことないけど(笑)うっかり良型シーバスを掛けちゃいたいワタクシの求める方向性にピッタリ。


だいたいロッドって、個々人の好みにもよりますが、使い込んでくるとどうしても「ハリ」が欲しくなってくるんですよね〜。


ただ、高弾性=硬い素材を使ってキンキンにすればいいってもんじゃなくて、「ハリ」「感度」と「粘り」「パワー」「強さ」のバランスが重要なんです。


コレまで買ってきたシマノロッドに関していえば、フラッグシップモデルってのは、大抵この辺りのバランスが絶妙なものが多く、下位機種からの買い替えで得られる満足感が総じて高かったと感じています。


どうせエントリーモデルを買っても、そのうち欲が出てステップアップと称してまた似たようなスペックの上級グレードのロッドを買い足すんでしょうから、そんなことするくらいなら、いっそ現時点の最高峰を狙いに行く方が無駄遣いも少ないかな?ということで、コレが第一の購入候補です。


この記事を書いている2018年12月18日現在、なんとこのロッド、Amazonでprime会員限定価格ですが、半額以下の送料税込24934円で販売されています!(定価は税抜きで50500円!


どうやら納期は1〜3ヶ月先となっていますが、この価格ならとりあえずポチっておいて損はない価格。

釣具屋店舗はもとより、ネット通販他社よりも余裕で1万5000円以上低い価格設定、しかもカタログで*マーク入り商品なので、新品ではまずコレより安い値段にはならないと断言できます。

ソアレ エクスチューンS706UL-TをAmazonで見てみる


コレを買うためだけにprime会員に入会しても、充分年会費のモトは取れますね。


Amazonは価格変動制なので、いつまでこの値段で売られているか分かりません。


もしお探しの方はぜひ早めにご覧になってみてください。



候補2:シマノ ボーダレス ショートスペック 180L-T



第二の候補はAR-Cと似たようなコンセプトの汎用ロッド。


全長1.8m(3本継)、自重65gと短く軽量な「振り出し」ロッドですが、適合ルアーウエイトは0.8~21gとかなり幅広い。(ちなみにAR-C S806ULは1〜14g)




本音を言うと、テレスコだしちょっと下限の0.8は苦しいんじゃないの?と思ってしまいますがどうなんでしょう。


このロッド、あまりインプレ記事なども出てこないので、それが却って興味を掻き立てる。


仕舞寸法70cm以下でかつテレスコなので、リグをつけたまま車で移動なんてのもお手の物。


ワタクシはしないですが、電車釣行チャリ釣行なんかでも余裕でしょうね〜。


さらにこの適合ルアーウエイト幅から想像するに、ライトソルトはもちろんのこと、ちょい投げやぶっ込み、エリアトラウトやバスフィネスなんかでも充分使えそう。


パワー感がいかほどなのかは分かりませんが、昔やってた筏やカセの釣り、堤防落とし込みなんかにも使えそうですね〜。


個人的には、とりあえず旅行先に持って行って、良さげな場所を見つけたらライトゲームやってみる!みたいな使い方が出来たらサイコーなんですけど。
(そういえば昔、ワーシャのツアーエディションの記事とか書いてました。)


こういう汎用コンセプトロッドやパックロッドに目が無いワタクシ、コレは文句なしに購入候補です。


カタログには載っていませんが、写真で見る限り、エンドグリップがライトロッドにしては若干長めなのもポイント高いですね。


とりあえず初めてライトゲームで行った釣り場のように、人工ストラクチャーが多い湾奥小場所攻めでは、こういうショートロッドも大いにアリだと思います。





というわけで、今回は始めたばかりのライトゲーム用ロッド選びということで、現在最も気になっている2本のロッドを取り上げてみましたが、いかがでしたでしょうか。


どちらも同じジャンルのロッドですが、微妙に位置付けが異なっていて、それぞれに個性、良さがありそうですね。


なんてことを考えながら、この記事の執筆途中でどうしてもこの2本が欲しくなってしまい、実は先ほど両方ともエイヤとポチってしまいました。


特にエクスチューンの方は届くのはまだまだ先なので、実釣で使ってみるのも大分先になりそうですが、また使ってみたらじっくりインプレ記事でも書いてみたいと思います。


※後日追記 ボーダレス180L-Tのインプレ記事はコチラ



それにしても、ライトソルトもやはり沼ですな。





ライトゲーム最強ロッドが半額以下、Amazonの価格設定は明らかにおかしい時がありますね。

ちなみにボーダレスもワタクシが買った時点では送料税込でAmazonが最安値でした。ポイントバックが大きいタイミングなら楽天やYahoo!も狙い目ですが、Amazonはとりあえず要チェックですね。

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なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

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