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12月でもまだやりますサヨリパターン!渋かったが粘ってハットトリック達成!

2018年12月5日水曜日

いつもの浜 ウェーディング サヨリパターン シーバス 釣行記

t f B! P L
12月1日(土)、またまたやってきましたサヨリパターン。


もう一ヶ月以上、毎週末この釣りをしているので、イイ加減飽きても良さそうなもんですが、全く飽きませんね〜(笑)


そろそろ本当にこのパターンも終盤だと思いますが、週末だけが唯一の釣りのチャンス。


なんとか魚の姿を見たいものです。




今日は長期戦覚悟の釣り


実は前日の夜もちょっと来てみたのですが、久々にボーズを食らってしまい、今日はそのリベンジをかけて、釣れるまで長期戦覚悟。


ということで、最近使ってなかったインフィニティS906MLを携えてやってきました。


普段と違って70アップのシーバスがよく出るサヨリパターンの釣りでは、至近距離で水面爆発のド派手なバイトを6番以上のフックで一発でフックアップさせるために、パワーのあるMクラスのロッドの方が向いていると思っていますが、いかんせん歳のせいか、Mクラスのロッドを長時間振り続けるのは体への負担が大きい。


MLとMでは翌日の疲労感が全く違うということで、今日は長丁場を予想してMLをチョイスした次第です。

  
この日も大勢の釣り人で混雑するだろうということで、早い時間に釣れないのは分かっていましたが満潮直後の16時過ぎからエントリー。


ポイントの様子を観察しながら暗くなってからの地合到来を待ちますが、夕まずめ時刻になっても、海面には一向にサヨリの気配はありません。


例年、11月中下旬くらいから、北西の風が吹き始めるとサヨリの群れが沖に抜け始めてこのパターンも終わりなのですが、当日も北からの風が吹いていたので、もしかしたらこの風でサヨリは抜けてしまったのでしょうか?


サヨリが出てきた!



しかし、あたりが完全に暗くなってから、徐々にサヨリらしき波紋がそこかしこに出始めました。ちょっと遅めの登場ですね。


じっと観察していると、時折群れがざざっとざわめいています。


しばらくしてからようやく捕食音が聞こえましたが、音の大きさから明らかにサヨリに着いているシーバスの型は小さく、また、単発でそれっきりという感じから見て、匹数も少なそうです。


状況がイマイチっぽいのでオカッパリに変更しようかと思いましたが、目当てのポイント周辺は既に釣り人が陣取っている様子、ということで、エントリした場所でウェーディングを続けます。


いつもよりサヨリの群れがだいぶ遠く、ボイルもないのですが、しつこく遠投したエイチベイトをスローに群れの中に通していると、ザバッと水面爆発!


サヨリパターンなのにえらい痩せた魚!なんで〜?


かなり時間がかかりましたがなんとか一匹目キター!と思ったら、アリャリャ、サイズが小さい〜!


う〜ん、何故でしょう。



なかなか渋いぞ



今日は釣り人が多いせいで、大きな魚は警戒してしまっているのでしょうか。


連日叩かれまくっているので、流石にサヨリパターン向けルアーにも見慣れてしまったかもしれません。


そんなことを考えながら、この魚をリリースした後、また投げ続けることしばし。


エイチベイトシャローアッパースリムを軸に、カラーローテーションを交えて、普段やらないリトリーブに緩急つけてみたりもしてあれこれ投げますが、長い沈黙の時間が続きます。


完全に夜になったのにサヨリの数は増えて来ないし、第一今日はボイルの絶対数があまりにも少なすぎる。


やはりもうシーズン終盤なのでしょうか。 全く釣れる気がしません。


その後ローテーションも一巡して、元のエイチベイト、イワシカラーに付け替えて、基本のスローリトリーブに戻して攻めていたところ、沖の方でようやくググっと二度目の手応え。



一匹目からかなり時間が経過した後でのやっとのヒットでしたが、コレもサヨリパターンらしからぬ控え目サイズ、やや痩せ気味の魚でした。


狙うは70アップの魚なのですが、今日はあいにくお休みだったようです。


どうやら今日はサヨリに着いてる群れのサイズが小さいようですね〜。



状況変化!チャンス到来か?



コレを釣った後もしばらく粘ってみましたが、状況は好転することなく、ますますボイルの数は減って、東の遠くへ移動してしまった感じ。


寒いし雰囲気もさらに無くなってしまい、一緒に釣りをしていたお仲間の皆さんも半数以上帰られてしまいました。


北西の風も強まり水面が波立って、タダでさえ少ないサヨリがさらに見つけにくくなって来て、ワタクシももう帰った方がいいかなと半ば諦めモードに。


しかし、ルアーを投げながら海を見ていると、何やらいい感じで流れの筋が出てキマシタ。


もしかしてコレはチャンスかも!と、地形変化を狙える場所に大きく釣り座を移動します。


先ほどより徐々に流れが強くなってきている様子なので、ルアーもシンペンのバロール130にチェンジ。



サヨリボイルを狙う釣りではなく、完全に流れの釣り、流れの筋が海底の地形変化にぶつかるであろうポイントを狙い、ダウンクロス気味にルアーを流し込むといった作戦です。


こう言う状況ではやはりシンペンが強い。


数年前まで、サヨリパターンの時期はいつもこの釣り方で、シマノの細身シンペン、トライデント115Sで釣ってました。


ワタクシが最も好きなスタイルの釣り方です。


流れが強まってきているので、ほとんどリトリーブしなくとも、バロールは水を受けて浅いレンジに浮き上がり、ロール主体のアクションをします。


ルアーのアクションやレンジ、頭の向きは、ルアーとラインにかかる引き抵抗とラインのコース取りから感じ取り調節する、いわばミャク釣りみたいな感じですな。


あまりテールを振りすぎないよう調節して動かすのがキモです。


狙いのポイント付近を少しずつコースを変えながら探っていると、突如ググっと竿先に重みが!


ヤッタ!ついに来ました!



ザババと水面に魚が躍り出ます。


結構沖の方で掛けましたが、しっかりアワセを入れられたので、バレる心配はなさそうです。



沖の流れの中で出た魚。ボイルの無い中でのヒットですが、バッチリハーモニカ喰いしてました。


上がってきたのは大物とは言えませんが、少し太めで文句なしに今日イチサイズ。


それに、なかなかのファイトを見せてくれました。


コイツは嬉しい!


ということで、自主規制の3匹に到達したので、納竿としました。



今回の釣りを振り返る



サヨリの数もシーバスの数も少なかったのか、ボイルも少なく渋い状況の日でした。


ヒットしたシーバスはいずれもサヨリパターンらしくなく、えらく沖合い。


今日は夜になってオカッパリ、ウェーディングとも徐々に釣り人が増え、しまいには管理釣り場かと思うくらい釣り人で混み合っていたので、その分魚へのプレッシャーが高かったから、あまり岸際まで魚が寄って来なかったのかもしれません。


それに関して、帰り道、他の釣り人を見てて気になったのですが、魚の釣れるポイントにウェーディングで入っていってしまう人がなんとも多いこと。


ワタクシが普段魚を掛けるようなポイントに立ち込んでる人も数人いらっしゃいました。


サヨリパターンの時期は特にいえることですが、シーバスは水深数十センチのシャローにサヨリを追い込んで食べます。


サヨリが逃げやすく散りやすい水深ある沖合いでは効率よくサヨリを捕えられない、つまり、食いにくいからだと思っています。


特に大型ほどこの傾向は顕著で、無駄に群れを広く追い回したりせず、効率よく食えるところ、つまり岸近くで餌を食っていると思っています。


その証左に、ワタクシが今シーズンで釣った70cm以上の魚は、ほぼ全て波打ち際から15m(竿5本分)以内の激浅シャローでヒットさせています。


静かに狙えば、オカッパリでも十分釣果は得られる距離です。


魚はすぐ近くにいるので、ザバザバと水音を立ててウェーディングしたり、不用意にライトで水面を照らすなどはもってのほか。


ちなみにワタクシは単独釣行の際には、ボイルしたシーバスに水を掛けられたことも何度かあります。


大げさかもしれませんが、それくらい魚に近づけるほど、一切の気配を消すつもりで狙うのがベストだと思っています。


もちろん、魚と距離が取れるなら、それに越したことがないのは言うまでもありません。


ウェーディング好きのワタクシが言うのも説得力ありませんが、今一度、本当にそのウエーディングが必要なのか、何故その位置に立ちこむのか、果たして今の立ち位置でポイントを潰したり魚を遠ざけていないか?など、立ち止まって考えてみることも大事だと思います。


警戒されてしまっては、本来食うはずの魚も食って来ませんので。


とまあ、うだうだ書いてしまいましたが、今回は大混雑でちょっと渋い状況ながら、なんとか粘って魚の顔が見られたので満足です。


特に最後の魚に関しては、よく釣りブログである「狙い通りに出した一匹」って訳ではないですが、思い通りのシチュエーションで好きな釣り方で釣れてくれたので、本当に嬉しかったです。


コレだから釣りはやめられマセンな〜。
 

次の週末は寒波到来によって、おそらくサヨリパターンは終了しているでしょう。


やはり去年のこの時期の釣行記を見ると、すでにサヨリパターンは終わっていたようです。


しかし、それでもまだ魚の顔が見たくて、しつこく釣査に来るだろうと思います。


今週末も満足いく釣りができました。


大自然よ、今日もありがとう。


【タックルデータ】
ロッド:シマノ エクスセンスインフィニティ S906M/RF



リール:シマノ '16エクスセンスLB C3000MXG

ライン:クレハ シーガーPE X8

リーダー:よつあみ ハイグレードショアリーダーナイロン


なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

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