なかなか使い勝手がイイ!ということで、3つも買ってしまいマシタ。 |
どんなルアー?
全長70mmのバイブレーションですが、特徴的なのはそのフォルム、一般的なバイブレーションに比べて体高が低く、スリムで、よりベイトフィッシュライクな外観です。
重量も70サイズに似つかわしくなく13gと軽め。
どんなルアーなのか、メーカーサイトより引用してみましょう。
■食い渋りで威力を発揮するスリムシェイプ
■高速リトリーブで水平アクション
■低速でもしっかりバイブレーション
世にあるバイブレーションの多くは(アイマHPより引用)
引き抵抗を振動(バイブレーション)に変換するために、
フラットな面積を広くとった幅広の形状を持っている。
imaは強振動を発生させる従来のバイブレーションとは
根本的に違う細身のバイブレーションを開発。
ミノーライクな細身のシェイプであるが、
低速でもしっかりとアングラーに引き抵抗を与える。
また高速リトリーブでは水平姿勢でアクションし、
干潟などのシャローでその威力を存分に発揮する。
キャストフィール
70mmボディに13gと、バイブレーションの中では比較的比重の軽い部類になりますが、ロング&スリム目のフォルム故かキャストフィールは思ったより悪くなく、飛距離も出る方だと思います。
軽量故にぶっ飛びというわけではありませんが、素直なキャストフィールでそれなりに飛距離も出るため、オカッパリでもウェーディングでも不足を感じることはないと思います。
アクションとレンジ
このルアーで最も特徴的なのはそのアクション。
一般的なバイブレーションに比べて明らかにピッチが速くタイトな動きのバイブレーションで、低速から高速までとても安定した泳ぎを見せてくれます。
もちろんそのアクション故に引き抵抗はかなり軽めですが、かといって軽すぎるほどでもなく、しっかりとルアーの振動を手元に伝えてくれます。
また激しすぎない泳ぎといい塩梅の引き抵抗ゆえに、長時間キャストを余儀なくされる粘りの釣りでもかなり疲労感は少なく、集中して投げ続けることもでき、ウェーディングでの回遊待ちの釣りにもぴったり。
レンジはメーカー説明曰く、70〜150㎝とされていますが、ワタクシが釣りをする激浅のいつもの浜でもそこまでボトムヒットすることなく使えているので、実際にはもっと浅いレンジで使うことも可能でしょう。
高速リトリーブ時には比較的水平に近い遊泳姿勢を見せるので、それはそれでナチュラルでとてもいいのですが、その分根掛かり回避能力はそこまで高くなさそうなので、個人的には少しフックサイズを落とし、デフォルトのST-46タイプの#8より少しゲイブの小さいSTX-38の#6を装着して使用しています。
どんなシーンで有効か?
このコウメ70、なんと登場は2010年4月とかなり古いルアーなのですが、70mmというそれなりに存在感あるサイズながら軽快な操作感、ミノーライクな水平の遊泳姿勢にスレに強そうなタイトバイブレーションで、飛距離も悪くないとあって、トータルで見た時の使い勝手は非常に高く、いろいろなシーンで活躍してくれる汎用性の高いルアーだと思います。
細身のシルエットはベイトライク。個人的に好きな形です。 |
各社ともにサイズ違い、ウエイト違いでラインナップを設けるバイブレーションルアーの世界では、70mmクラスはシステム展開の中核をなすサイズとあって、いまや新旧含めて非常に多数の製品がだされていますが、その中にあってもこのコウメの軽快な操作感と微振動ともいえるタイトなアクションは決して埋没してしまうことのない個性。
とかく単調になりがちなオープンエリアでのバイブレーションの釣りですが、このコウメをシルエット違い、アクション違いのバリエーションとしてルアーローテーションの一角に組み込むことは非常に効果的なのではないかと思います。
登場から10年近く経ってもいまだ似たルアーが無いKoume70、他と被らないキャラクターで試してみても決して損はないオススメのルアーです。
気になる方は是非手にとってみてください。
ウェーディングでオススメなのは13gのノーマルタイプ。
河川や深いポイント向けにはヘビータイプもあります。
ちなみに、コウメシリーズはAmazonで買うのが断然安いです。
→ AmazonでKoume70を探してみる
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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