例年だとまだこの時期、ナイトのバチ抜けの釣りをやっている頃ですが、この時期のクルクルバチパターンの釣りではボラやんの大集団に出くわすことも多く、釣っても釣ってもボラだらけになってしまうことも多いので若干面白くなく、今年は早めにデイゲームの釣りを試しています。
実は前回釣行記の翌日にも釣りに行きましたが、夕方からナイトをやって小さいサイズが2匹だけ。
やはりこの時期、デイに賭けてみる方がいい魚に出会える可能性が高いかもしれません。
というわけで、6/1(土)、今回は早起きしていつもの浜にやってキマシタ。
今日は05:29満潮、潮位14cmから11:35干潮、潮位35cmの中潮で、下げで潮がよく動く時間帯を狙います。
とりあえずミノーからスタート!
現地には午前8時過ぎに到着。
デイゲームといえば皆さんよくご存じの通りバイブレーションが有効なのですが、遠投してひたすら巻いての繰り返しになるバイブレーションの釣りは正直言ってちょっと面白味に欠けるため、今日は是非ともミノーでのプラッギングで釣ってみたい!ということで、とりあえずiBorn78Fからスタート。
アンダーパワーなタックルでデイの元気なシーバス相手のファイトを存分に楽しみたい!ということで、今日もブルーカレント93/TZ NANOにBB-X RINKAI SP 1700DXGの組み合わせでやってキマシタ。125mmクラスのプラグは若干しんどいですが、いつもの浜で春夏シーズンに使うルアーはこの組み合わせで大抵カバーできます。 |
近距離、シャローから順にチェックしてみますが、下げ真っ只中かと思いきや、意外と流れも出ていなくて海はどよーんと静かな感じ。
うーん、ちょっとイマイチな感じですね〜。
その後フランキー90にルアーチェンジして、少しレンジを入れて探りますが、やはりあまり流れが出ていません。
このフランキー90、かなり水受けがよく、高速リトリーブでは暴れすぎてしまうのですが、低速から中速にかけてはロールからウォブンロールへと速度に応じてアクションが変化してくれ、小型ながらアピール力強めの泳ぎと抜群の流速感度があるため、個人的にはパイロットルアーとして非常にお気に入り。
特にリトリーブ時の引き抵抗でルアーの挙動が手に取るようにわかる特性は、広いオープンエリアで釣れる流れのピンを探るのに適しています。
できればこのフランキー90で釣りたいので、しばらくコレでサーチしていましたが、ちょっと今は水の動きも悪くて状況にマッチしていないかな?ということで、リアクション狙いの「速い釣り」に切り替えるべく、その後バイブレーションにチェンジ。
鉄板のシュナイダー13やABSのサルベージソリッド60ES、サルベージ60ESなどをローテーションして広範囲を探りつづけますが、この釣り方でも反応は得られません。
わずかながら海に変化が訪れる!
アタリも得られないまま1時間ほど経過しましたが、ここで、少し風が出て、表面の水に動きが出てキマシタ。
しばらくすると、少し流れも出てきたようです。
コレはチャンス!と、再びルアーをフランキー90に付け替え、沖の流れを探ります。
レンジの上下はティップの上げ下げでバリエーションを持たせ、少しずつキャストコースを変えてしつこく探りを続けていると、南側沖で突如グググっと竿先が持って行かれます!
先日来結構バラしているので、意識してしっかり目にアワセを入れてファイト開始。
結構イイ暴れっぷりだったので、大物キタかと思いきや、上がってみたらサイズはそれほどでもありませんなぁ。
長さは大したことありマセンが、何を食ってるのかお腹パツパツ。どうりでよく引くわけです。 |
まあそれでもそこそこイイサイズ。何より丸々太って健康そうなシーバスです。
こいつは嬉しい。なにより、望み通りフランキーで食ってきてくれたのが嬉しい。
さっきまでアカン雰囲気が漂っていましたが、この1匹で急にやる気がでてきました。
もう1匹、ミノーで釣りたい!
ただ、1匹だけならマグレっぽいので、できれば同じルアーでもう1匹釣りたい。
ということで、この魚をリリースした後もしつこく同じボラカラーのフランキーを投げ続けます。
すると、20分もしないうちに、沖に出はじめた流れの筋でぐぐぐっと2度目のアタリ!
コレはもらった!お次もいい感じでフッキング成功です。
激しいジャンプを繰り返されますが、さすがに#6のフックを2本装着したミノー、フッキングさえ決まれば、そうそう簡単にはバレません。
落ち着いてずり上げでランディング成功。
さっきよりちょっと痩せて小さいですが、それでもファイトは一人前の綺麗な魚でした。 |
コレでマグレではないと納得できマシタ(笑)
この魚をリリースした後、もうミノーの釣りは満足したので、自主規制の最後の1匹をどうやって狙おうかと考えていたところ、東の沖に海面にダイブするアジサシの姿が見えました。
もしかしたら東側にベイトが回遊してきてるのかもしれません。
今の立ち位置からすると、東側の流れはダウンの方向、きっとその辺にベイトが居て、それを狙ったシーバスもうろついているはず。
そこで、アピール力の高いミノーやバイブでなく、最近買ったばかりのコアマンRJー7を使ってみようと思い立ち、早速目に見える流れの筋にRJをキャスト。
少しずつコースを変えて、ダウンの流れに乗せてスローかつ浮き上がらせ気味に探っていると、なんとわずか数投目でググっとアタリ!
今度もなかなかのファイト!ブルーカレント 93/TZ NANOは大きく曲がります。
それにしても、このロッドとリールの組み合わせ、魚とのやりとりをじっくり楽しめて、存分にヒキを味わえますね〜。
シーバッシングには若干アンダーパワーな組み合わせなのですが、その分自然と落ち着いた丁寧なやりとりができるような気がします。
お次も浅瀬までずり上げてランディングしましたが、なかなかに綺麗な魚体。
あっという間に自主規制の3匹に到達。大物は出ませんでしたが、今日はもう十分満足です〜。 |
RJの泳ぎはやはりナチュラルだからか、丸呑み状態でダブルフックはのどにがっつりとフッキングしていました。
完全にエサだと思って食ってますね〜。
これにて今日は自主規制の3匹に到達したので、まだ午前中の早い時間でしたが納竿としました。
今日の釣りを振り返る
今回はめずらしく思った通りの釣りができ、大満足の釣行となりました。
やっぱりデイゲームでミノーで釣れると嬉しいもんですね〜。
特にワタクシはフランキー90が好きすぎるので、コレで釣れてくれたのが嬉しくてたまりマセン。
今回初めてじっくり使ってみたRJも、ミノーのフォローとかにちょうどいい感じ。
魚が居るところを通せたら、かなりの確率で食ってくれそうなイメージですなぁ。
VJー16の方はちょっとレンジ・スピードの関係で、個人的にいつもの浜ではあまり出番がありませんでしたが、このRJならシャローをゆっくりリトリーブすることが出来、使いこなせば強力な武器になってくれるのは間違いありません。一軍入り確定ですな。
ということで、今回は2時間ちょっとと短い間にパタパタと釣れてくれて、非常に楽しい釣行となりました。
せっかく来たのだからもうちょっと釣りをしていきたい気分でしたが、まあ自主規制だから仕方ない。
たまには早起きしてみるもんです。当分、デイゲームに夢中ですなぁ。
また日を改めて再び来ようと思います。
今回もいい釣りができました。
大自然よ、今日もありがとう。
【タックルデータ】
ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント 93/TZ NANO All-Rangeリール:シマノ BB-X RINKAI SP 1700DXG
ライン:クレハ シーガーR18完全シーバス ステルスグレー #0.8
リーダー:サンライン ベーシックFC#4
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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