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祟られているのか?’18ワールドシャウラ2831R-2、早くも緊急入院!

2020年8月21日金曜日

シマノ ワールドシャウラ 修理

t f B! P L
みなさまこんにちは。

先日、以下の記事で愛機’16ExsenceLBC3000MXGが緊急入院したことを書いたばかりですが、お次はなんと’18ワールドシャウラ2831R-2が緊急入院。


さらに同日、寝室のエアコンが不調となり、キッチンのティファールもご臨終しました。

これはもはや、何かの祟りか?w


悲劇はこうして起きた


それはさておき、今回の入院の経緯ですが、夕まずめからのナイトゲームでTKRPをキャストしている最中に事件はおきました。





この日はTKLM、TKRPなど11〜12gのルアーを、夕暮れ時の1時間半ほど投げていたのですが、キャスト中に「ベキン」とものすごい音とともに#1のティップセクションがすっ飛んでいきました。

もちろんラインブレイクしていなかったので、無事ティップセクションは回収できたのですが、凄い音がしたのできっとボッキリ折れているだろうと思いきや、意外と見た目は大丈夫そう。

気を取り直し、繋ぎ直してキャストを続けようとしますが、どうもキャストフィールが違うような・・・

で、#1の継ぎ目をまじまじ見てみると、ん?割れているではないか?




写真ではわかりづらいですが、表面のスレッドに施されたエポキシ塗装にクラックが入り、内側のカーボン繊維は縦に7mmほど断裂が生じていました。


ロッド破損あるある「口割れ」


この症状、いわゆる口割れというやつですね。

たかだか7mm程度とはいえ、この状態で使い続けると、カーボン繊維に入った縦の断裂は次第に大きくなり、じき使えなくなることは明らかです。
 
このタイプの折れ方(割れ方?)、一般的には継ぎ目が緩んだ状態でキャストすることによるものと診断され、メーカーにクレームを出してもまず通りません

 ワタクシの場合は、普段から必ずロッドの継ぎ目にはフェルールワックスを塗り、固着しないギリギリまでピースを差し込んで使用するため、キャストにより継ぎ目が緩むことなど考えられないのですが、まあそんなことをいくら主張したところで時間の無駄なので、保証書修理に出すことにしました。

今回のような口割れのように、カーボン繊維に断裂が入ったものはまず修理する事は不可能なので、ピースごと交換になります。

(大昔、踏んで折ってしまったロッドを折れ竿修理で有名な会社に修理に出して、ひどい目に遭いました。ロッドの折れ修理は不可能であるという事実を確認するために、非常に高い授業料を払ってしまいました。二度とやりませんww)


ワールドシャウラ、保証書修理の内容


ワールドシャウラ2831ーR2の場合だと、ティップセクションだけでパーツ単体で税抜き32900円する(これだけでイイロッド買えますねw)のですが、保証書の免責金額が6000円となっているので、補償されるのは6000円を超える部分の金額。

つまり、税込6600円を払って、#1新品を買って交換するイメージです。

買ったばかりのロッドの1ピース目を6600円で新品にできたところで、個人的にはぜんぜん嬉しくないですが、税込36190円払わされるよりはよほどマシか。

ちなみに、保証書で修理する場合、今回のようにピース交換だと分かっていても、無傷のバットセクションも一緒にメーカー送りにするのがセオリーです。

ティップも工業製品で製品誤差があるので、コミのあったものをメーカー側で選ぶんですかね?

まあいずれにしても、きちんと押印された保証書を持っていたので、入院はスムースに行えました。

保証書は大事にとっておきましょう。


最近はネット通販などで購入して、保証書に日付記入や店舗印がないケースも多いですが、そのような場合は、購入したECサイトの注文履歴からオンラインで領収証(支払明細)を表示させ、それをプリントアウトして保証書と合わせて提出することで、たとえ無記入保証書であってもメーカー側はきちんと保証を受け付けてくれますのでご安心を。


ワールドシャウラのグリップ 交換はできないか?


#1が新しくなるのでついでに思ったのですが、現行ワールドシャウラでどうしても不満なのが、あの中途半端なコルクグリップ。


先代のようなコルクストレート+ウッドシートなら全然よかったのですが、現行ワールドシャウラのセパレートタイプのコルクグリップは、リールシートが真紅の樹脂製ということもあって、使用に伴って黒ずんだりパテ埋めが取れてくると、どうにもみすぼらしい佇まいになってきます。


ワタクシの場合、使用後に毎回結構ゴシゴシ水洗いすることもあって、早くも結構コルクの目抜けが目立ってきました。


シマノが使っているパテは比較的耐水性が強いみたいですが、一般的なコルクパテは水性なので、度重なる洗浄で目抜けが進行します。なので今回、下記のようなエポキシ系のものを購入してみました。インプレは別途書きます。



で、この鬱陶しいコルクを、EVAに変えられないかと考えたのですが、どうなんですかね?

やりたい改造後イメージはこんな感じ。赤のブランクスにEVAグリップ だとクールじゃないですか!


ロッドカスタマイズで有名なある会社にも問い合わせてみましたが、できるかどうかはみてみないとわからないとのこと。

やはりカーボンモノコックグリップ があるせいで、リアグリップは交換不可能な気がしますが、想像するに、あのカーボンモノコックグリップは下のような単なる「パーツ」で、ブランクスの上から被せてエポキシかなんかで接着しているだけのではないでしょうか。


だとしたら、煮沸やヒートガンの熱などで、一般的なエポキシが軟化すると言われる80℃以上になるよう熱を加えてやることで、すぽっとカーボンモノコック部分を取れたりするような気がするのですが、どうなんでしょ?

それさえできれば、カーボンモノコックグリップ タイプのワールドシャウラのグリップ 交換も可能になると思うのですが、誰かやったことある人、ぜひ教えてください!


修理から帰ってきたら煮沸試してみようかなぁ?






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