2017年2月20日月曜日

使用インプレ!生まれて初めて8本撚りPEラインを買ってみました。よつあみG-soul UpgradePE X8

ここ15年近く、シーバス釣りで10種類を超えるPEラインを使用してきましたが、ラインは所詮は消耗品との考えに基づき、これまで一貫して150メートル実売2000円を切る安価なラインしか使用してきませんでした。

例えば、昨年までリピーター買いしていたお気に入りライン4種は以下の通り。

シマノ・パワープロ&パワープロZシリーズ

結束強度、初期の引張強度は申し分ありません。昔の0.8号は3本よりでしたが、Zになって4本よりになりました。しかし、リニューアルしたZになっても相変わらず、長期使用後の平麺化とヨレが目立つというのが残念な特徴です。



バークレー・ファイヤーラインシリーズ

昔からの定番ですね。実は「スーパー」になってからは一度も買ったことがないので、インプレは書けませんが、ファイヤーラインシリーズといえば長期使用時のササクレとそれに伴う使用感の悪化が大きな特徴。改善されたんでしょうか?


ラパラ・ラピノヴァXシリーズ

メーカー公表の最大引張強度はこの価格帯のラインでは1番で、使用感も悪くないラインなので、今まで何度も買いましたが、長期使用後にはなぜか結束強度が極端に低くなり、突然ぷちっと切れる印象があります。あと、表面が凸凹なのか、糸なりが非常に多いラインですね。


デュエル・ArmoredF+シリーズ

これは比較的新しい製品ですが、低伸度でコシもあり、比重も重めで風にも強く、非常に扱いやすいラインです。長期使用後は明らかに使用感は悪くなるものの、強度劣化は割と少ないような気がします。しかし、糸ヨレによるキンク発生は弱点。耐摩耗性もメーカーの売り文句ですが、FGノット仕上げのハーフヒッチで、ライン表面がささくれ立つことがよくあり、私的にはコレが非常に気に入らなかった点です。



いずれも、4本撚りか3本撚り、あるいは、それに類するものですが、最高引張強度も高めで、今まではだいたいこの4種類で釣りをしてきました。


しかし今年になって、生まれて初めて8本撚りPEライン、YGKよつあみのG-soul UpgradePE X8を買ってみました。


きっかけは、昨年ルアーを多数ロストしたこと。


ルアーロストは環境破壊に繋がるため、非常によくないことだと考えており、普段から太目のライン(PE1.0号)や小さめ細軸の針(根掛かり時に曲げてルアーを回収するため)を使うよう心掛けてきましたが、個人的に2015年以降、バイブレーションやシンキングミノーを多用することが増えて来たこともあってか、根掛かり→ラインブレイクのパターンが多くなったのだと思います。


そこで、さらに強いPE1.2号ラインを使おうと考えました。


ご存知の通り、太い糸になればなるほど、ガイド抵抗やスプールの巻き径変化に伴う抵抗、つまりキャスト時の後方への引張抵抗は大きくなります。


そのデメリットを軽減するため、これまで価格がネックとなってどうしても購入する気になれなかった8本撚りのPEを購入しようと考えた次第です。


そこで偶々釣具店で出会ったのが、G-soul UpgradePE X8


これまで、撚り数の大きなラインは、なんとなく150mで4000-5000円するイメージがありましたが、こいつは釣具屋でも実売2500円程度(Amazonだともっと安い)。


実際に釣行に使用したのはまだ10回程度ですが、これまで一度もリーダーを結び変えることなく連続使用した感想は以下のとおりです。


●とにかく引張強度は充分強い

1.2号でMAX25ポンドテスト。フックを曲げてのルアー回収にも何度か成功しています。また、なかなか切れないため、これまで、(おそらく海底に埋まっていたであろう)砂の詰まった軍手、ズタ袋、こぶしより大きな石ころなどいろいろ釣りあげました。


●結束強度もよさそう

PEで最も切れやすい個所は、リーダーとの結束部付近。高い結束強度が得られるFGノットであっても、仕上げのハーフヒッチ締め込み時にPE本線に摩擦が生じ、ここがウィークポイントになるのだと思います。ラインを水に浸したりして慎重にノットを作っても、完成した後ちょっと力を込めて引っ張りテストをしてみたら、案外簡単にここで切たりしますが、今のところそれがありません。


●耐久性もよさそう

買ったばかりのPEはコーティングされた新品状態ですが、使用に伴い徐々にコーティングが落ちて、本来の原糸の状態に近づき劣化していきます。このため、私は普段釣行の都度損傷の激しい先端数メートルを切って使用するようにしていますが、使用10回程度の今のところ、「色落ち」は普通にあるものの、毛羽立ちは全く見当たらないので、(リーダーも傷がないこともあり)切らずにそのまま使っています。
部屋での引っ張りテストでも強度を維持している様子です。キャスト回数や使用ルアーにもよるのでしょうが、10回の釣行を経てこの状態なら、耐久性として充分ではないでしょうか。


●糸径はジャパン規格、同号数なら細く感じる

実際に使用した感触では、他社同号数のラインより若干細目に感じます(最も細い部分を号数表記としているメーカーが多いため)。また、自然にできる糸ヨレは普通にありますが、今のところ使用に伴う潰れ(平らにきしめん状になる)がありません。これは8本撚りの恩恵でしょうか?この辺り、明らかにパワープロなど4本撚りよりも優れてそうです。


●キャスト、リトリーブ時の糸鳴りは軽減した

これは感覚的ですが、従来のラインよりも明らかに糸なり音が減りました。これはやはり8本撚りの効果でしょうか?また、同号数の4本撚りと同条件で比較してみないとわかりませんが、飛距離は1.2号ラインにしてはかなり上出来だと思います。4本撚りPEで1ランク下の号数を使った時の飛距離を出せるといった感覚です。


と、いいことずくめのように書いていますが、PEラインはもっと長期使用して、水分、塩分、日光や摩擦熱にさらされて、コーティングが落ちてコシがなくなってから、それでも強度を保ってくれるかが勝負(?)だと思いますので、また別途長期使用レポートしてみたいと思います。

右が10回釣行後、左がリピーター買いしてしまった新品です。
10回の釣行で、これだけ色落ちはしましたが、今のところ毛羽立ちや強度劣化はなさそうです。
お手入れは普通にリールにつけたままぬるま湯による塩抜きのみ。


とりあず使ってみて非常に好印象だったので、つい先日、2箱目を買ってしまいました。


この値段でこの品質、もう、4本撚りラインには戻れそうにありません。





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