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東方見聞録!シーバス求めて甲子園浜偵察記

2017年7月9日日曜日

オカッパリ キビレ ポイント偵察 甲子園浜 西宮 釣行記

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7/6、この日は一年に数度しかない「天赦日」。行ってみれば大安中の大安みたいな日で、新しい何かを始めるにはもってこいの日?


という訳で、たまにはいつもの浜とは違う釣り場を偵察してみようと、西宮市にある甲子園浜の北側にきてみました。


いつもの浜からみると東側に位置する広大な砂浜です。


とりあえず近隣の浜甲子園運動公園 西駐車場というところに車を止めます。




営業時間は8:00~21:00、30分100円、当日最大1000円という料金体系で、ちょっとおじさんにはイタイ金額。時間制限は早朝やナイトゲームにも厳しいですね。これは惜しい。


はじめての甲子園浜釣行、まずは周辺偵察



その昔、釣りビジョンの新ソルト研究所でウェーディングしているところを見て、興味を持ってちょっとこの浜に偵察に来たことはありますが、実は釣りをするのは初めてです。


なんでもエイが多いと聞くので、ウェーディングは恐ろしいため、水際で調査しようとヒップウェーダー+ポーチ式ライジャケの簡易装備で挑みます。


この浜には鳥獣保護区があるそうで、渡り鳥保護のため特定期間、釣り禁止になる場所があります(詳しくは西宮市HPで)。写真の風景はその鳥獣保護区よりも僅かに西側の風景。手前にも沖の方にも、過去の建造物の跡でしょうか、航空写真でもわかるくらいの結構大きなストラクチャーが点在しています。


沖のストラクチャー周りなど釣れそうな雰囲気がプンプン。潮位次第では充分渡れそうに見えましたが、今日は簡易装備、また、海底地形も知らないし濁り潮でエイも怖いため、途中で断念。やめときました。


浜辺には多くの魚の死体が。ボラやんやキビレさんの死骸は、いつもの浜もよく見かけますが、珍しいことにここでは大きなヘラブナの死骸がありました。川から流されてきたのでしょうか。また、20㎝クラスのコノシロの死骸も複数目撃しました(写真はコノシロ)。昔西宮ケーソンで見かけて以来、大阪湾でコノシロを見るのは久しぶりです。いつもの浜では死骸も含めて決して見かけないのに、こっちの浜にはいるんでしょうか?



とりあえずあたりを偵察しながらうろうろしますが、釣り場の印象としてはとにかく広い!


おそらく絶好の釣りポイントであろうと思われる岩礁帯だけでも、ルアーで狙うなら、優に4~5人は入れそうです。


さらにその西側には非常に広大なサーフが。


もちろん、海底地形など把握していないので、どこからどこまでがポイントになりうるかわかりませんが、これだけ広ければいくらでも釣り人が入れそうです。



駐車場から数百メートル歩いたところで、東を向いて撮影したところ。ストラクチャーの多い岩礁帯を抜けると、途端に広々としたサーフが広がります。

同じところから西を向いて撮影。かなり広大、フラットなサーフが優に500m以上続いています。



とりあえず実釣開始


当日は南からの風が比較的吹いていて、台風通過後だったためか、結構水は濁りが入っていました。


岩礁帯は非常に魅力あるポイントのように見えましたが、今日は軽装なので立ちこみはせず、岩が途切れたサーフのところで、実釣開始。


開始早々は、海底地形もわからないため、まずは小型バイブレーションで広く探ってみようと、小粒で飛距離の出るアーマードバイブ55を投げてみます。




ハイスピードの浅いレンジから、若干スローのボトム付近までいろいろ試してみますが、カウントダウンで測ってみた感じ、思ったよりも沖の方は水深がありそう。


結構手前寄り、岸の近くにカケアガリがあるのか、スローに引いたバイブがボトムコンタクトを始めるのは数メートル沖といった感じです。


風も濁りもあるので条件は意外といいかも、と思った矢先、開始数投目でさっそくヒット!目の前数メートルと、やはり近距離でのヒットです。


結構いい引きで上がってきたのは40㎝いかないくらいのキビレさんでした。これは幸先イイ!(ですが、スマホ熱暴走のため撮ったはずの写真がなくなってましたので、写真なし・・・)



魚影は濃いのか?



そこから順に、波打ち際に立って、西へ西へと移動しながら、海底を探るようにバイブレーションをリトリーブします。


沖は思ったよりも水深がありそうなので、今度はSTORMのテツジン14gのグリ金カラーにチェンジして探ります。


2回ほど、ぐぐぐっと強烈な引きの魚を掛けますが、途中でばらしてしまいました。



ばらした後でルアーをチェックすると、なんとST-46#10がぐにゃぐにゃに曲げられています。引きはチヌの様だったので、きっとかかりどころが悪かったのか?歯で曲げられたのでしょう。この浜のチヌのファイトはいつもの浜に比べてどうも暴力的です。


引きからして大型のチヌかキビレだと思いますが、チヌってこんなにヒキ強かったっけ?


事前にキビレの魚影は濃いと伺っていましたが、本当にその通りのようで、アタリは結構頻繁にあります。



まさかのスナップ事故2連発!



ふと沖の方に目をやると、何とも怪しい雰囲気の流れが。


足元付近に何やらベイトの姿もあるので、もしかしたらと思い、邪道冷音14gに付け替えて遠投し、沖の流れを攻めてみます。


すると何やらヒット!ばしゅっと音を立てて魚がジャンプ!と思った瞬間、急にふっと竿先が軽くなりました。


ありゃりゃ!巻いてきた糸の先には、真ん中で折れてしまったコアマンこだわりスナップがぶら下がっていました。


うーん、長い間1本を使いまわしていたので、金属疲労で折れたのでしょうか?それとも、あわせた瞬間に、ねじり方向に力が加わってスナップが開いてしまったのでしょうか?


一瞬のことなのでよくわかりませんでしたが、残念、きっと魚はシーバスだと思いますが、無事冷音が外れてくれることを祈るのみです。


残り1本しかない貴重な冷音をロストしたので、またまたテツジンに戻して釣り再開。


こだわりスナップは損失がイタイ(1本単価50円UP)ので、今度はダイワのD-Snap Lightを結んでみます。


若干ファスト気味にテツジンを引いてくると、今度も手前数メートルの近場でヒット!


ぐぐぐぐっ!えらく強い引きで沖に逃げようとします。


と、またまた急にテンションが抜けました。


ラインが切れたか?と思いましたが、巻いてくるとなんと、今度はD-Snapが開いているではありませんか。


開いてしまったスナップ。ルアー装着の都度きっちり確認していても、このような事件は年に1・2回の頻度であります。しかし今日は珍しく同日にスナップトラブル2連続。


またまた、テツジンをロスト・・・ムキィー



今度こそは釣ってやる!


魚とイイ感じにひっぱりっこになるのに、なんだかんだとバレ続けて、ちょっとムキになってきました。


意地でももう一匹釣ってやる。


今度はスナップトラブルが無いよう、EGワイドスナップの#2というごっついスナップに、リーダー25ポンド(6号)をセットします。


今日は残念ながらお手軽スタイルで来たため、適当なサイズの鉄板はあまり持ってきていません。


シュナイダー13がありましたが、ここの浜ではちょっと軽すぎるかなと、より深いレンジを探れる鉄板VIBの14gをチョイス。


今日は何本もフックをへし曲げられたので、今度はST-46の#8というデカめサイズのフックに換えて、西へ歩きながら探ります。



ググッと来るアタリを、2度ほどアワセ損ねた後、しつこく探っているとようやくガツンとフッキングが決まりました!


この浜の魚はサイズの割にヒキが強い?

愛竿FlexPerformanceを気持ちよく曲げて上がってきたのは、サイズは40㎝いきませんが、お腹ボテボテのおデブなキビレさんでした。


うーん、サイズはともかく、これだけデブならよく引くよな。



この魚をリリースした後、東側で何やら魚を取り込んでいる釣り人が見えたので、近づいてお声がけすると、なんとTwitterで交流あるフォロワーさん!


いつかは釣り場でお目に掛かれるかと思っていましたが、予想外に早くその日はやってキマシタ(笑)。


あれこれ長い間立ち話をしたあと、ワタクシは持ってきた飲み物が底をついて水分切れ、渇きの限界になってしまったので、今日はこれにて納竿として、浜辺を後にしました。



初の甲子園浜釣行はどうだったか?



とりあえず釣果も出せて、思わぬ方との出会いもあり、非常に満足した釣行になりましたが、この浜について感じたことは、いつもの浜に比べてスケールが大きく、釣り場としては非常によさげだということ。


結構な時間うろうろしましたが、それでも釣り可能エリアの半分もまわれませんでした。


とりあえず、釣り場は広く、多数の釣り人が余裕で入れそうな雰囲気です。


きっと慣れた方はポイントもよくわかってらっしゃるのでしょうが、ワタクシ的には西側のフラットなサーフでも充分、狙いどころはあるのでは?と感じました。


満潮が近づくと沖に見えていたゴロタ帯は殆ど水没。またいつか、本格ウェーディング装備で渡ってみたいところです。


また、海が全体的に広々としているのに加えて、いつもの浜に比べてだいぶ潮通しも良さげで、水の動きもありそうなので、魚の入れ替わりも多そう。


今日かかった魚がいずれも引きが強く感じたのも、もしかしたら溶存酸素量が多いためココの魚の運動能力が高いのかもしれません???


先に述べたがれき等の水没ストラクチャー群もそうですが、対岸に懸かる大きな橋などもあり、沖合は比較的水深もありそうな雰囲気なので、魚をストックする要素も山ほどありそうです。


とりあえず、ポイントとしての魅力にあふれ、魚影も濃そうな印象。


釣り場として実に素晴らしいフィールドだと感じました。


またぜひともチャレンジしてみたいと思います。

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

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