ロケットベイトは95サイズを持っていますが、この75サイズは2017年5月に発売された新作で、オリジナルの95とはちょっと性格が異なる様子。
ロケットベイト75。小魚っぽいフォルムとサイズ感で、イイ感じ。 |
このルアーが発表されたとき、正直コレはいらないかな~と思っていましたが、下の動画を見て、ついつい欲しくなって買ってしまいました。見事に釣られてますね~。
どんなルアー?
オフセットされたリップが特徴的な、全長75mm、重量13gの小型ジグミノーです。
アイマHPより解説を引用してみましょう。
70㎜クラス最高峰の飛距離を見せるぶっ飛びジグミノー
■オリジナル95㎜の性能を受け継ぐ遠投性能
■小型ベイトの波動を模した微弱ロールアクション
■広大なオープンエリアに対応
シャローを引けるジグミノーとして、新ジャンルを開拓したRocket Baitシリーズ。オリジナルサイズであるRocket Bait 95は、類まれな遠投性能と実釣性能が評価されシーバスアングラーはもとより、フラットフィッシュアングラーからも好評を得たルアーである。
小型化されたRocket Bait 75は十二分の飛距離はそのままに、シルエットを縮小。飛ばしたいがルアーサイズやウエイトを上げられない時などが最大の活躍の場である。
アクションはオリジナルを継承するタイトローリングアクションだが、小型のベイトが発する弱々しい波動を追求し、微弱タイトローリングアクションに設定。イワシ系や、シラスやサヨリなど弱々しく泳ぐベイトに着く時に欠かせない。
さっそくいつもの浜で使ってみました。
キャストフィール
さすがに「ロケットベイト」と名乗るだけあって、飛距離とキャストフィールは素晴らしいです。
オリジナルは22gというウェイトでしたが、この75サイズはそれに対して13gと軽量。
よって、当然飛距離も大したことないかと思いきや、小粒ボディーで身が詰まっているためか、ウェイトから予想されるよりはるかに飛びます。
むしろワタクシの使っているような柔らかめのMLクラスでは、95よりもこちら75の方がウェイトも乗せやすく、フルキャストしやすい感じで、投げやすいかもしれません。
まあ、このサイズ感のルアーの中ではキャストフィールと飛距離に関しては間違いなくトップレベル。不満に思うことは無いと思います。
アクションとレンジ
アクションはメーカー説明文にある通り、微弱ロール系のアクション。
大ぶりなアクションを好む人にはちょっと物足りなく思えるかもしれませんが、まさに水面を弱々しく漂うベイト感満載の泳ぎだとおもいます。
アイマのプロダクトムービーだと、結構早めに動かしているシーンがありますが、実際にはスローからミディアムくらいが適合するリトリーブスピードで、あまり早いリトリーブだと浮き上がりがよいルアー故に、水面に飛び出してしまって本来のアクションができないように感じました。
ちょっとワタクシもウェーディング中にスイム動画を撮ってみました。後半、左に向かって泳ぐ姿が、このルアーの本来の動き(微弱ロールアクション)をしているところだと思います。
レンジはメーカー説明によると5㎝から40㎝とされていますが、ウェーディングして水平にロッドを構えて、普通にミディアムリトリーブする使い方では、5㎝~10㎝位の表層付近を泳いでいる様子。
よほどスローにリトリーブしない限りは、浮き上がりがいいルアーなので、40㎝も入らないかなと思います。
なお、スローであればあるほど、遊泳姿勢はヘッドアップ気味になるため、個人的には適度に早めのミディアムリトリーブの方が、より水平に近い姿勢になってよいのでは?と思いました。
どんなシーンで有効か?
このルアーの特徴は飛距離、微弱ロールアクション、浮き上がりの良さの3点かと思います。
これらの特徴が活きるのは、やはり遠浅サーフ、干潟といったシャローのオープンエリアではないでしょうか。
さらに、75mmという小さめサイズに、表層を漂うような弱々しい感じのロールアクションは、ちょうど春から夏に掛けて、まだサイズが小さい時期のイナッコやイワシが水面付近で頭を上げてうろうろしている姿にそっくりだと思いますので、このようなマイクロベイトシーズンにはずばりマッチすると思います。
アクションにあまり派手さは無いこのルアー、どちらかというと食わせ系のルアーだと思いますが、ロッドアクションへの追従性も悪くないので、時折トゥイッチやテンションフォール等のロッドアクションを入れてアピールしてあげてもよいでしょう。
(このルアー、フリーフォールだと、お尻から垂直に沈むので、フォール時にテンションは必須です。)
もちろん、コレ一本でなんでも・・・という訳ではないでしょうから、ハイアピールのミノー等と組み合わせて使い分けるのがよいかと思いますが、意外とこれまでなかったタイプのルアーだと思いますので、一本持っておいて損はないタイプかと思います。
このルアーのイメージにぴったり!と思って、ワタクシはこのカラーを買いました。
表層付近を攻めるルアーということで、クリア系のこのカラーも非常に気になる存在。
最近のimaの新カラー?背中とお腹に入った黒はシルエットを際立たせ、人は釣れないが魚は釣れる隠れた名カラーだと思います。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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