みなさまこんにちは。
今年ももう11月最終週になってしまいましたが、いつもの浜ではマイワシはおろかサヨリの姿が全く見えません。
いまいち関連性はわかりませんが、やはりタチウオが不調の年はサヨリは湾奥にまでやってこないのでしょうか？
ここのところナイトはいつも、少数のイナッコが沖の方に散らばっているだけで、夕まずめの時間帯を過ぎた浜辺は例年になく静まり返っている状況です。
シーバスも産卵期を控えているので、たべなきゃいけない時期のはずなので、どこかでは餌を食べているはずなのですが。
というわけで、絶不調なのは承知の上で、またまたいつもの浜に行ってきました。
11月20日（金）
この日は梅田に用事があったため、午後はお仕事はおやすみで、用事を済ませたあと浜へ。
夕まずめ時に間に合いました。
夜はいつも静まり返っている浜ですが、この時間帯にはイナっ子の姿が見え、ぴちゃぴちゃしていますね。
フランキー90で一通り探った後、ルアーをシュナイダー13にチェンジ。
全くマッチザベイトではありませんが、新ブログの方で釣り方記事を書いた通り、この時期のシャローでは非常に有効なルアーです。
ブレイク手前に溜まっているイナッコたちを驚かせ無いよう、膝下まで軽くウェーディングして、ブレイク沖からややゆっくり目、時折トゥイッチを入れながらシュナイダーをリトリーブしてくる作業を続けます。
すると、ごく至近距離、目の前10mほどの水深60cmエリアで魚がヒット！
重量感あるイイ引きで、2831R-2が大きく弧を描きます。
2度ほど力強いツッコミで走られましたがこれに耐え、寄せてきていざランディングというところで、再び魚が猛ダッシュ。
そこで、すっぽーんとルアーがすっぽ抜けてしまいました。
ん〜やってｼﾏｯﾀ！
もう少し走らせておくか、例の「絶対バレないファイト法」をやっておけばよかったかなぁと思いましたが、後の祭り。
使っていたロッドが柔らかめのワールドシャウラ2831だったことを差し引いても、大き目の魚だったことは間違いありません。
この日はこの1ヒットだけで、やはり夕まずめをすぎるとイナッコの群れすらどこかに消えてしまったので、早々に撤収して翌日出直すことにしました。
11月21日（土）
前日も夜は全くダメな雰囲気だったので、この日はデイゲームに挑むことに。
カタクチなどのベイトは回ってきていないようなので、望みは薄いですが、それでもナイトよりはまだベイトっ気が見られるのでチャンスはあるかもしれません。
15時半ごろに現地入りし、オカッパリまわりは家族連れなどが多かったので、それを避けて早速ウェーディングポイントへ。
いつものようにフランキー90からスタート。
ひととおり周りを探りますが、イイ流れで出ているわけでも無く水はどクリアなので、今はちょっとミノーは厳しいかなと、ルアーをまたまたシュナイダー13にチェンジ。
小移動しながら探れる方角全てをこのルアーで順に探っていきます。
しばらく探って、南側の地形変化が絡むエリアを通していたところ、ググンと重めのアタリ。
すかさずアワセを入れると例の首振り感。これはシーバスです。
元気な魚なのか、かなり強い引きで、昨日の反省からロッドをよりパワフルな2832RS-2に持ち替えてきたのですが、コレが結構曲げられます。
途中でブツンという嫌な感覚とともに、どうもヒキがおかしな感じに。
どうやら掛かっていたフックが1本外れてしまったようです。
おそるおそるゆっくり、あまりロッドを立てずにファイトしていると、浮いてきた姿は背鰭をピンとたてた立派なシーバス！
途中でエラ洗いも首振りもしなくなったのでおかしいなと思っていたら、ファイト中にフックが外れて掛かりどころが移動してしまったようで、テールフック一本が体に引っかかっている状態。
もちろん今日もタモを持ってきてませんでしたので、ハンドランディングを試みましたが失敗。
仕方なしに浅瀬を歩いて、岸にずり上げました。
長さはそれほどですが重さがすごい。
まるまる太って鱗も綺麗なピカピカヒレピンのシーバスです。
途中で体にフックが掛かって怒ってしまったのか、撮影中もエラを広げっぱなしでなかなか口を閉じてくれませんでした（笑）
これだけベイトがいない状況なのに、きっと沖から入ってきた魚ですね。
この魚をリリースした後、日がくれるまで粘ってみましたが、やはり昨日と同様日暮れをすぎるとイナッコの群れは浅場から少し沖にでてしまい、しかもレンジも下がるようで、すっかり姿が見えなくなってしまいました。
というわけで、粘っても無駄そうなので納竿としました。
今回の釣りを振り返る
あいかわらず同じパターンの繰り返し、といっても、釣れないパターンですが。
本当に今年はどうしてしまったのか、近隣の港湾部ではサヨリの話も聞こえてはきますが、例年のような活況とは程遠い様相ですね。
昨年もイマイチでしたが、今年はそれに輪をかけてサヨリパターンは無の状態。
これでは今年のシーバス釣りの締めくくりが締まらないですが、まあ仕方ない、こんな年もありますかね。
それにしても、サヨリはともかく連日ナイトになるとカタクチもイナっ子も居ないってのはまるで水たまりにルアーを投げているようでなかなか辛い。
遅れて12月にでもベイトが入ってきてくれることを期待するしか無いですな。
今週もなんとか辛くも一匹キャッチできたのはまあよかったです。
また来週に期待して、釣査に来ようと思います。
大自然よ、今日もありがとう。
【タックルデータ】
ロッド1：シマノ '19ワールドシャウラ2832RS2
ロッド2：シマノ '18ワールドシャウラ2831R2
リール：シマノ '16エクスセンスLB C3000MXG
ライン：YGKよつあみ X-BRAID UPGRADE X8#1.0
リーダー：DUEL HARDCORE POWERLEADER CN 25lb
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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