ナイトゲームには必需品のライトですが、ワタクシはコレまで長年、ライフジャケット左肩にヘッドライトを装着して使ってきました。
肩に装着するので、バッテリーと本体が一体型のヘッドライトが好み。
コレまで色々なライトを使ってきましたが、最近ライジャケに装着して使っていたのは主にこの2機種です。
GENTOSのCBシリーズ、センサーの付いていないシンプルモデルのCB-200Dは、明るさ230ルーメン、最大照射距離約118m、2m落下耐久、耐塵・防噴流(IP65準拠)と素晴らしいスペックながら、単4形アルカリ電池×3本、自重105gと比較的軽量で、非常に使い勝手の良いモデルでしたが、残念なことに昨年ナルトビエイと格闘した際にロッドエンドが当たって本体と土台が分離、どこかに転がっていって紛失してしまいました。 |
エナジャイザーのモデル名不詳のヘッドライトは最大250ルーメン、IPX4防水ながら、重量はさらに軽い53g。この軽さに惹かれて先代モデルから使い始めてコレで2台目ですが、8年間で合計2度壊れました。ワタクシが購入した時は1000円台と激安だったので、まあ値段にしてはそこそこもってくれた方だとは思いますが、力がかかるポイントが華奢なネジ止めで固定されていたり、防水性能が怪しかったりと、エナジャイザーは作りがどうも安っぽいのが残念ですね。そう考えると10年もってくれるGENTOSの方がコスパはいいかも。 |
まあ、ナイトゲームでも滅多にライトを点けないワタクシ、250ルーメンクラスで全然不足は感じていなかったのですが、ついに先日、下段のエナジャイザーのライトが破損(といっても、ビス留めの穴が潰れただけなので、接着修理できましたが)。
予備も含めてライトは常時2個装備しないと気が済まないため、次のライト購入が必要になりました。
ということで、最近周りの人が悉く使っていてかなり評判がいい、ハピソンのインティレイ(INTIRAY) Rechargeable YF-201-Kを買ってみました。
製品パッケージはこんな感じ。 |
裏面 |
どんなライト?
インティレイシリーズは、首からストラップでぶら下げる「チェストライト」と呼ばれるタイプのライトです。
USB充電式なので、ケーブルも付属します。 |
さらにこのYF-201というタイプは最新のUSB充電式。
どんな特徴があるのか、ハピソンHPより説明文を引用してみましょう。
「チェストライト インティレイ リチャージャブル」に新しいカラーが追加!
リチウム電池採用でさらに明るく、軽く、快適に!このチェストライトこそ、理想形
アジングのカリスマ・家邊克己が釣り用ライトに望んだのが、機動力、長時間使用、そして、明るさ
充電式リチウム電池を採用し約15%の軽量化
そして長時間の使用とパワーアップした光でYF-201チェストライトがデビュー!
特徴
・ズレない、ぶれない、安定のバッテリーレイアウト
・超集光ブースト約10000lx、約600lm、約500m先の対象物を照らしだせる
・視界が広がる超散光(約600lx、約200lm)
・充電式リチウム電池採用で約15%の軽量化、釣り人の機動力がさらにアップ。 ※YF-200との比較
・身体にフィット!軽く感じる電池レイアウト
・一回の充電4時間の連続使用(強点灯時)。
・冬季の低温でも安定して使えます
・充電はUSB電源から。いざという時にうれしい機能!
明るさ : 集光 強 約3600lx/200lm
弱 約1000lx/50lm
微弱 約120lx/7lm
散光 強 約600lx/200lm
弱 約100lx/30lm
ダブル 約 4200lx/400lm
ブースト機能 約 10000lx/600lm
【電池寿命】
集光強点灯:連続約4.5時間
集光弱点灯:連続約18時間
微弱点灯:連続約110時間
ダブル:連続約2時間
散光強点灯:連続約4.5時間
散光弱点灯:連続約22時間
エマージェンシー機能:約60時間
マーカー機能:連続約2400時間
赤点灯:連続約52時間
【光源】
白色ハイパワーLED×2
赤色高輝度LED×2(共にチップ)
【大きさ】約80×118×52mm
【質量】約170g(電池含)
【充電時間】8時間
【付属品】調整パッド付きストラップ1本、USB充電ケーブル
集散光形
IPX5
このライトを昨年末からしばらく実釣で使ってみたので、インプレを書いてみたいと思います。
装着感はナチュラル。初めてでも違和感なく使える。
まず、購入前に一番気にしていたのは装着感。
コレまでチェストライトなんてタイプは一度も使ったことがないので、首からかけるってのが、肩こりにならないか、また、ライトがブラブラして使いにくいんじゃないかというイメージをもって少々不安視していましたが、コレは全くの杞憂でした。
着けてみると意外とブラブラしない! |
質感がよくつけ心地の良いストラップには、首に当たる部分には幅広のパッドが添えられており、調整したストラップがずれて長さが変わってしまうような心配もありません。
ストラップは簡単に取り付け、取り外しが可能。一旦長さ調節しておけば、あとは取り付け部品をはめ込んで回転させるだけで装着可能なので、いちいち面倒臭くなくて楽チンです。 |
首にかかる負担もイメージしていたものより格段に少なく、特に冬用ウェアなど厚着をするシーンでは全くと言っていいほど重さを感じません。
装着イメージはこんな感じ。本体バッテリーパックが重そうに見えますが、冬装備の場合には実際にほとんど重みは感じません。夏場の薄いTシャツ一枚の上に装着したら、流石に重みは感じますかね〜。 でも、真夏って夜は潮が動かないから意外とナイトゲームしないでしょ? |
本体の重量バランスも良いみたいで、きちんとストラップ長を調整すれば不必要に揺れるようなこともなく、キャストやリトリーブ時にブラブラするようなこともありません。
コレは正直、意外でした。
また、装着した状態でのボタン操作も特に違和感を感じることなく、ナチュラルな操作感。
多少ボタンのクリック感は重めのような気がしますが、コレはコレで誤動作防止にもなるし、まあ不満はありません。
ラインを結ぶ時やルアーチェンジ時など、光を下向きにしての使用が多くなると思いますが、角度調節も無段階で思いのままです。
下向きにしたところ。首振り操作にも適度な重みがあり、一旦決めた角度が簡単にずれてしまうようなこともありません。ボタン類のクリック感もやや重めでしっかりした感触。 |
スペック、機能面も大満足
USBはType-B端子での充電式ですが、充電口はしっかりした防水キャップの内側にあり、安心できますね。
この防水キャップは紛失しないよう、ちゃんと本体にループで留められています。こういう細かな作り込みも嬉しい。
ちょっと見にくいですが、USB充電口は側面の防水キャップを開けたところに配置されています。 |
実釣における電池寿命に関しても必要にして十分。
購入してから2ヶ月以上経過していますが、まだ1回しか充電していません。
購入時にすでに(パーセンテージはわかりませんが)充電されていたようなので、そのまま使っていましたが、ほぼ毎週末+αで釣りに行っているので、おそらくこの2ヶ月で10釣行以上しているその間、一度最大光量の「ブースト機能」が使えなくなったため、充電量低下が判ったくらいで、急に暗くなったり使えなくなったりすることもありませんでした。
もちろん個人個人の使い方や使用時間によるのでしょうが、1回充電すれば最低でも釣行4、5回分程度は使えるようですね。
3つの操作ボタンを使って切り替えできるモードは集光強点灯、集光弱点灯、微弱点灯、ダブル、散光強点灯、散光弱点灯、エマージェンシー機能、赤点灯と8種類。
集光強点灯は海中のベイトの有無や種類を確認するのに最適。 かなり目に明るく、水底までくっきり照らしてくれます。 |
散光強点灯は周囲を明るく照らしてくれ、足場の確認や落し物、ロストしたルアーの捜索にぴったり(笑)。 |
赤色灯はこんな感じ。動物や魚を嚇かさない光だそうで、近距離戦でのルアーチェンジなど、必要以上に光を照らしてプレッシャーをかけたくない状況で便利です。 |
様々なシーンで必要な光のモードを選択できる、十分な機能性だと思います。
また、このライトの防水性能等級IPX5は、「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」を意味しており、完全水没などはダメですが、通常釣りのシーンで遭遇するような暴風雨程度では全く問題なさそうですね。
インティレイYF-201Kのインプレまとめ
購入から2ヶ月ほど使ってみましたが、このライト、今の所全く不満やストレスを感じることがない、素晴らしいライトだと思います。
一般的なヘッドライトなどに比べて少々値段は高めですが、この内容でこの値段なら、まあ納得ですね。
ただ個人的には、やっぱり使い慣れたライジャケ肩が一番しっくりくるので、ここに装着するためのアタッチメントとか販売してくれないかな〜と思っています。
あと、ライト本体のヘッド部分とバッテリーパック本体をつないでいるケーブルの絶縁体カバー、買った時から折り目みたいなのが入ってたんですが、 ヘッドの角度を何度も変えてたらここから破れて浸水しちゃうんじゃないかとチョイ不安。
コレだけが唯一の不満点ですが、何れにせよ、今まで使ってきたフィッシングライトの中で間違いなく最高峰の出来。
周りの人の評判がいいのも理解できます。
気になる方は、ぜひ手にとってみてください。多分後悔することはないと思います。
ワタクシはポイント消化せねばならなかったので他店で買いましたが、やはりAmazonが送料税込で一番安いと思います。
充電式に抵抗がある人はこちらの乾電池式YF-200もいいかも。重量差は30gでスペックはほぼ同じです。
安いのはAmazonですが、楽天やYahooではポイント還元もありますので、最安値を探して買ってみるのがイイですね。
→ Amazonでインティレイを探す
→ 楽天でインティレイを探す
→ Yahoo!ショッピングでインティレイを探す
→ ナチュラムでインティレイを探す
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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