昨年末から始めたライトゲームでも、やはり慣れたレバーブレーキ付きのリールがいいということで、ここしばらくはずっとこのリールをメインで使ってきました。
軽量コンパクトボディで操作性はダントツに良く、リールフットとスプールエッジの距離も近いのでフェザリングも容易、スプールも小径ながら、それが却ってバットガイドとのラインの摩擦抵抗を軽減しているのでしょうか、予想に反して飛距離もバカにできません。
過去にインプレ記事で書いた通り、やはり巻き上げ力とボディ剛性については若干の非力さを感じてしまいますが、それを補ってあまりあるほど、このリールを使うメリットと魅力は大きいです。
それはさておき、ぼちぼち時は2月も中旬、いよいよバチ抜けシーズン突入ということで、今後は個人的にライトゲームはお休み期間、またシーバス中心の釣行ばかりになる時期になってきましたので、このBB-Xハイパーフォースコンパクトをちょこっとこの時期向けにカスタマイズしてみました。
カスタマイズといっても、分解して駆動系に手を入れるようなガチなヤツじゃなくて(LBリールは機構が複雑で分解に専用工具が要るため、ワタクシはようやりません・・・)、ちょこっとしたパーツ交換レベル。
ちなみにワタクシ、クルマは正規ディーラーで、リールは製造メーカーでメンテナンスを頼む派なので、 クルマでもリールでも基本的に純正パーツ以外はつけません。
今回はそのカスタマイズ内容についてご紹介〜。
メーカー出荷状態
BB-Xハイパーフォース コンパクトは、エクスセンスLBC2000MDHやBB-X鱗海スペシャルのベースモデルでもあるコンパクトボディに初のLB機構を搭載したコンパクトLBリール。
より大型の2500、C3000サイズのBB-Xシリーズと共用のレバーブレーキ、45mmと短めの専用ハンドル、'09テクニウムと同じT字ハンドルノブSサイズが付いています。
'18年に仕様変更されましたが、このT字タイプのノブですね。
ハイパーフォース のデフォルトの外観、個人的にはゴールドカラーはあまり趣味がいいとは思えないので、金色部分の面積の広さが若干気になるなぁ〜。
というわけで、プチカスタマイズ。
ライトゲーム用カスタマイズ
ライトゲーム用にプチカスタマイズ |
メーカー出荷状態に比べて、レバーをストレートレバー(社外品)に、ハンドルノブは夢屋'07ステラ用のEVAのI字型に換装しています。
ノーマルレバーでも特に使いにくいわけではありませんが、キャスト回数が多くなるルアーフィッシングではやはりストレートレバーの方が若干操作性が良いことはいうまでもありません。
上の写真は社外品ですが、夢屋からもっと落ち着いたレッドカラーのブレーキレバーがリリースされていますね。Ci4+素材故か、値段もお安いです。
また、ハンドル長が45mmと短めのこのリールでは、デフォルトのT字ハンドルもいいのですが、I字の方がライトゲームで必要とされるより繊細でスロー&スティディなリーリングには向いていますね。
このハンドルノブの製品ページはコチラ
お値段控えめですが、水に濡れても滑りにくく軽量で使いやすい長年の定番商品です。
I字ノブはパワーファイトにはあまり向きませんが、ライトゲーム用としては最高に使い勝手がいいと思います。
ワタクシ知りませんでしたが、夢屋から去年、こんなタイプのI字型ノブもリリースされていたようですね。コレも気になります。
バチ抜けシーズン用カスタマイズ
ちょっとお化粧直し。ゴールドの面積が減って満足(笑) |
レバーブレーキは夢屋の'09BB-Xテクニウム用のストレートレバーに換装していますが、単に見た目だけの違いで、性能差などはありません。単なる気分転換。
ただ、お値段にはびっくりです。
ハンドルはオリジナルの45mmから50mmのものに換装していますが、コレは、細糸で遠投することも多いバチシーズンの釣りで、遠距離で大型を掛けた時のやり取りを楽にするためです。
リーリング時の感度面では、ノーマルの45mmハンドルの方が良いのですが、もともとギアの巻き上げ力がC3000番クラスに比べて弱いハイパーフォースコンパクト、大型シーバスやボラスレ相手のファイトでショートハンドルでは巻き上げがしんどいですし、リーリング時の回転半径が小さいため、比較的引き抵抗が大きめのシーバスルアーで、長時間キャスト&リトリーブを繰り返す回遊待ちなどの長期戦では、手首にも負担がかかってしまいます。
ということで、感度面では劣るが巻き取り力をアップし、長期戦での手首への負担を軽減できる50mmハンドルにしています。
ハイパーフォース コンパクトは1000番台サイズのコンパクトリールゆえ、コレくらいのハンドル長がMAXですかね。
あまり長いハンドルにしてしまうと、テコの原理でギアなど駆動系への負担増になり、機関部に悪影響が出ると思います。
ちなみにこのハンドル、銀色で折りたたみ固定可能な50mmハンドル、さらに好みのシルバーカラーのものがイイということで、'11BB-Xデスピナのパーツリストを見て注文取り寄せしたものです。 (パーツNo.94のハンドル。2000円。ハンドル軸ボルトをマイナスドライバーで外せば、簡単に交換できます。)
ハンドルノブは先代エクスセンスシリーズに採用されていた丸型ノブ。
コレも、'13エクスセンスLBのパーツリストで取り寄せしたものです。(パーツNo.86,89,90。総額3050円。)
このノブは個人的に一番のお気に入り。
軸受カラーは樹脂製ですが、外側はアルミカラーが使われており感度もなかなか。
天候や季節に左右されず安定したリトリーブができ、アタリへの即応性、操作性も抜群に良いです。
あまりにもこのノブが好きすぎて、ワタクシは他にもBB-Xテクニウムや'16エクスセンスLB、ツインパワーなど、普段よく使うリールには全てこのノブを装着しています。
コリャ朗報!なんと今年から、このタイプのノブが夢屋パーツとして販売されるようになったようですね!(ただし、パーツリストで注文した方がチョコっとだけ安いですが。)
シマノリールも他社同様に、もちろん例外はあるものの各種パーツはほぼ規格化され互換性があるため、こういうパーツ単体を使ったカスタマイズが容易なのでありがたいですね。
ハンドル、ハンドルノブ、ブレーキレバーなどは個々パーツにそれほど大きな性能差があるものではないですが、それでも実釣ではかなり使用感が変わってくるものも多いので、自分の釣りにマッチするカスタマイズを行うことで、より集中して釣りをできるようになると思います。
外観を自分好みに着せ替えできるので、楽しいってのもありますしね。
やってみるとなかなか楽しいプチカスタマイズ、皆さんも未経験ならぜひトライされてみてはいかがでしょう。
夢屋パーツは割引もあって送料無料が多いAmazonで買うのがオススメ。
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なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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